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中学高校留学 寮vsホームステイ 留学を諦めたくなるネガティブな情報だけを集めてみました

どの国でも、単身で学校に留学できるのは中学生から。海外で親元を離れて生活をするわけです。

滞在方法は学校の学生寮かホームステイ。

本当に一部の学校では留学生にホームステイまたは寮生活を選択できる学校もありますが、一般的には入学する学校を決めた時点で寮生活になるか、ホームステイになるのか?が決まると考えてください。

つまり、留学する学校を選ぶ際に、その学校がホームステイか寮かを理解して、その点も含めて総合的に学校を決めることが大切になります。

ただ、寮の学校は寮生活の素晴らしさを担当者が力説して、ホームステイの学校はホームステイの素晴らしさを希望者に伝え続けるわけで、当然デメリットな情報を自ら伝えることはなく、そのようなデメリットに感じる質問されてもポジティブ変換されてしまうわけです。

今まで1年以上海外の中学校や高校に留学したり、親の仕事の都合で海外の学校で学んでいる生徒を300人以上留学先の紹介や数学や帰国生入試対応の家庭教師をして、50校以上の寮を公式に訪問したり、500件以上の生徒のホームステイ先を訪問した経験から、客観的に感じたことや、生徒から聞いた話を今日は書きたいと思います。

また、今回はネガティブな話を中心に書きます。

これは、海外留学のネガティブな投稿は、当然実際に留学している生徒が感じている不満ですが、生徒の主観でのみ情報を伝えているので、生徒に問題がある場合もあり、勉強も全くしないで、夜遅くまで外出して、英語力も全く伸びてない生徒の一方的な不満もあるわけです。

ネガティブな情報も理解することによって、本当に大切な中学生や高校生の留学を充実したものにするために参考にしてほしいと思っています。

寮、ホームステイは関係ありませんが、現在海外の学校に留学している生徒から聞いた、彼女の学校に通っている日本人留学生の話です。

留学して初めての友達との外出でカフェへ。混んでいたために席を確保するために携帯電話をテーブルの上に置いて注文して戻ったら、当然のように携帯電話が消えていたようです。

自業自得。信じられない。日本人ならあり得る。

いろんな意見があると思いますが、海外の常識と日本の常識は違う場合もある。ということを学ぶのも大切なことです。

ホームステイのデメリットは、ステイ先がすべて同じ条件ではない。

自分が留学した時は、自分だけが留学生で、当然ホームステイをしているのも私一人でした。ですので、そのステイ先がいいステイ先か悪いステイ先が比べることはできなかったわけです。

ただ全く不満はなかったですし、本当に良くしてもらいました。

ただ今はどの学校も留学生がたくさんいて、同じ留学生のホームステイ先の話を聞くことは頻繁にあるわけです。

ホームステイ先の家族と日本食レストランに行った。(私はステイ先の家族と外食などしたことはない)

友達は、友達専用のシャワー室があり、いつでもシャワーを使うことができる。(私は、家族と共用で、時間も制限されている。)

友達は、ステイ先から1分以内にバス停がある。(私は、最寄りのバス停でも徒歩10分以上かかる。)

知らなければ気にもならなかったことが、わかってしまうことによって自分は恵まれていないと思い込んでしまうわけです。

寮のデメリットは、共同生活でかつ規則正しい生活をしなければならないことです。

食事の時間も決まっている。その後に決まった時間に集まって勉強しなければならない。10時には消灯。

日本とは時差がある。消灯時間があるので、連絡が取りづらい。

中学生などは4人部屋などになれば、うるさい。プライベート空間がない。

シャワーも同じ時間に集中する。

携帯電話を深夜取り上げられる学校もあります。

以前、ある学校で深夜携帯を15歳以下の生徒は預けなければならないのですが、深夜使いたいために、使わなくなった携帯を学校に預けて深夜自分の携帯を使っていたらwifiの履歴でばれてディテンションという生徒もいたようです。

実際にあったホームステイの悲惨な出来事を一挙に紹介。

ホームステイの家族と留学生(2人)の食事が違う。

ホームステイ2日目に、ホストの家族は生徒を残して外食。帰宅は午後11時。生徒は食事も取れずに不安な時間を過ごす。

友達の家に誕生会に呼ばれたので、ホストに送り迎えしてほしいと言ったら、100ドルでいいか?と言われた。

ステイ先が中国人の家庭で、一日中、中国語で家族は話している。

友達がステイ先に泊まりに来たら、一泊50ドル請求された。(友人が帰ってから請求される。)

寮の場合は、休みの期間中は寮に滞在することができないのが最大のネックです。

つまり、1月10日から学校が始まるとしたら、前日の9日の午後以降でないと寮は入ることはできないわけです。また、帰国する時も同様で、12月15日に学校が終わるのなら、翌日の16日には寮を出なければならないわけです。

つまりその期間は、帰国、イギリスの場合はガーディアンの家庭の滞在、オーストラリアでは、ホームステイを手配しなければなりません。ほとんどの生徒が母国に帰るので、ホームステイの手配は自分でする場合が多いです。当然、ビザの規定で、オーストラリアに残る場合は、学校にステイ先の詳細と相手の承諾書を提出。当然先輩のアパートなどは不可。

食事問題は、寮、ホームステイ共通。

寮の食事は本当においしくない。献立を見て、食べたくないメニューだったらケイタリングを頼む。

ホームステイが母子家庭のために、食事が野菜中心で肉が出ることはほとんどない。

寮のシェフがメキシコ人なので、とにかくタコスが出る頻度が高い。

女子校特有の取り放題
ドリンクも自由です

寮もホームステイも一日当たりの費用は高い。

寮でもホームステイでも一日当たりに換算すれば、6000円以上します。

今回はデメリットのみを集めて書いたのですが、これだけ書くと、メリットも十分にあるのでメリットも書きたくなりました。

ただ、最悪の状況をしっかりと理解して留学に臨むことは本当に大切だと思います。

英語力も、2年滞在すればネイティブ同様になるだろう。と、楽観視しても、3年留学しても英検1級レベル(TOEFL95点以上、IELTS7.0以上)を取れるのはごくわずかです。

危機感を持つ。そうしないと、最悪カフェの場所取りで携帯電話を置いて注文の列に並んで席に戻ったら携帯電話がなくなっている。

という状況と同じように、留学も

こんなはずではなかった。

と、いうことになります。

勉強に集中すれば、ホームステイや寮のデメリットはある程度は吹っ飛ばせているように、今家庭教師をしている生徒を見ると感じます。

ただ、ホームステイに関しては、当たり、外れは本当に大きいので、無理だと思ったら変えないと何のために留学したのかわからなくなってしまうので本当に何かあった時に備えて留学を考えることは大切だと思います。

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