源泉の話。 #バータイムの読みもの
触れ合うというエネルギー
毎朝奥様とキスをして仕事に出かける男性がいる。
ある統計では、毎日キスをする人としない人では、収入に差が出るらしい。
昔同棲をしていた彼氏は、毎日私にキスをしてくれた。私がぐずって起きたくない朝にはおでこに、結局行かせたくなくてハグをせがんだ。
そんな甘ったるい行ってらっしゃいを繰り返す関係だった彼は、確かに、女を掛け持ちできるほど収入があった。
あながちその統計は外れてないよなぁ。
グラスビールを一気飲みした。
「大事」と「大切」の違い
高校生向けの紙面に載るインタビュー取材を受けた。
後日書き起こしされた原稿をみて、指摘をしようかしまいか悩んで何度も読み返した2文がある。
「そのためには、〜〜〜 それをシステムに反映するのが大事です。同時に、経営者目線で目の前の課題を俯瞰して捉えることも大切。」
「大事」と「大切」、字面も似ていて冗長に感じるし、もっと他の言い回しはないのか。
よくよく調べてみると、
「大事」は損得として考えて価値あるものとしての必要性、
「大切」は心から重んじる必要性、
使い分けされるというのだ。
危ない、無粋な質問をするところだった。
罪滅ぼし
女の勘は鋭いらしい。
風俗や異性との接点の多い店で楽しい時間を過ごした後、自宅でも同じようにパートナーとコミュニケーションをとる人というのは一定数いる。
風俗が浮気にあたるかどうかという議論はここでは割愛するとして、罪悪感なのか何なのか、浮気をした後はまるで罪滅ぼしのようにスキンシップをとろうとする。
いつもは全然してくれないのに、こんなに積極的でどうしたんだろう。不思議にあるいは違和感を感じたところから実は…と明らかになるのだそうだ。
女は特に。
人は色んな要因がバランスして平穏や成長を保っている。心も身体も、きっとビジネスや人間関係も。
情けという感情は、愛おしくもいびつなのかもしれない。