【日本学術会議 任命拒否問題】 Q. 日本学術会議はこれまでどのような意見を表明しているのですか?

Q. 日本学術会議はこれまでどのような意見を表明しているのですか?
A. 同会議が2017年に出した軍事的な安全保障の技術研究に慎重な対応を求める「声明」が有名になりましたが、そのほかにも日本学術会議はさまざまな意見を表明しています。

 学術会議が意見を表明する方法には「答申」「回答」「勧告」「要望」「声明」「提言」「報告」「会長談話」「共同声明」「幹事会声明」という10種類があります。
 このうち、もっとも頻繁に発表されているのが「提言」で、ホームページで確認できる2008年以来の集計で、年平均で約25件が出されています。同会議によれば、提言は「科学的な事柄について、同会議内の部、委員会、または分科会が実現を望む意見などを発表するもの」とされています。


2008年5月22日から2020年9月30日までの提言の数

2008年(34件)、2009年(2件)、2010年(8件)、2011年(51件)、2012年(10件)、2013年(13件)、2014年(47件)、2015年(6件)、2016年(12件)、2017年(53件)、2018年(7件)、2019年(10件)、2020年(68件, ただし9月30日までの数)

出典:日本学術会議 提言・報告等 http://www.scj.go.jp/ja/info/index.html


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