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スポーツ放映権と視聴ユーザーの変化について思うこと(サッカー続編)

2024/2/9追記:オランダ・エールディヴィジの放送がスカパー・フジテレビNEXTに決定しました。
参照URL:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001494.000000084.html

皆さん、こんにちは。ケンタです。
いつもご覧頂きありがとうございます。

今回は前回投稿した記事の続編となります。


各国リーグ・カップ戦の放映権

前回投稿後、いくつか放映権の決まったリーグがありましたので、おさらいを兼ねまして現在のサッカーの放映権について下記に掲載します。(2023年7月30日現在)

各国リーグ放映権

  • Jリーグ:DAZN(2023年~2033年まで)、NHK

  • プレミアリーグ:SPOTV NOW(ネット配信)

  • ラリーガ:DAZN、U-NEXT(ネット、2023-24シーズンから2027-28シーズンまでの5年間。U-NEXTがWOWOWに代わり放映権を獲得。)

  • ブンデスリーガ:スカパー(テレビ放送とネット、2024-25シーズンまで保有)

  • セリエA:SPOTV NOW、DAZN(ネット)

  • リーグ・アン:DAZN(ネット)

  • ベルギーリーグ:DAZN(ネット)

  • エールディビジ:スカパー・フジテレビOTN(テレビとネット配信・2024/2/9に決定)

  • ポルトガルリーグ:DAZN(ネット)

  • スコットランドリーグ:SPOTV NOW(ネット)

各国カップ戦放映権

  • ルヴァンカップ(日本):スカパー

  • 天皇杯(同上):NHK、スカパー

  • UEFAチャンピオンズリーグ/UEFAヨーロッパリーグ:WOWOW(テレビ放送・ネット配信、2023-24シーズンも放送決定)

  • FAカップ(イングランド):SPOTV NOW、DAZN

  • カラバオカップ(同上):DAZN

  • コッパ・イタリア:DAZN

  • コパ・デル・レイ(スペイン):U-NEXT

  • スーペルコパ(同上):U-NEXT

  • DFBポカール(ドイツ):DAZN

U-NEXTのスポーツジャンル参入

主だった変更点はラリーガの放映権がWOWOWからU-NEXTに移ったこと、そしてDAZNとの共同独占放映という点です。

U-NEXTは見放題作品No.1のラインナップを持っており、また追加料金不要で雑誌も読み放題という点が特徴です。また最近、スポーツコンテンツに力を入れており、格闘技を始め様々なスポーツ中継を配信しています。

SPOTV NOWともタッグを組み、プレミアリーグやMLBの視聴も出来るようになりました(別途パック購入が必要)。

そんな中でのラ・リーガの放映権取得、しかも5シーズンという長期契約。久保建英選手が所属している旬なコンテンツを手に入れたことはとても大きなことです。しかも追加料金不要という点も既存ユーザーからしてみれば、とても大きなメリットです。

加入者が大幅に増えることは確実で、あとは新規加入の人たちをどれだけ長く契約してもらえる魅力的なプロモーション能力が必要不可欠です。
ここを疎かにしてしまうと、ユーザーは必ず別の媒体に移ってしまいます。

ユーザー自らが選べる時代に

今あげたように、リーグ・カップ戦によって配信媒体が異なっている時代において、自分が見たいリーグに合わせて、契約するひとがほとんどではないでしょうか?

私もその一人で、もともとフロンターレサポーターであることから、Jリーグが見られる環境を整えるために、DAZNに加入し今ではJリーグやF1、プロ野球も見られるようになりました。

しかし、人それぞれ興味のあることは違っていて、例えば久保選手が活躍しているラ・リーガだけをみたい人、日本人が出場しているヨーロッパサッカーをすべて見たいという人もいます。

今ではユーザー自身が目的に応じて、自由に選べる時代がやってきています。

放映権が複雑になればなるほど、ファンのニーズを如何に答えられるかが重要となってきます。

配信会社の方には、常にファン・ユーザーの気持ちを考えてほしい。そんなサッカーファンの思いです。

今回は以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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