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20代の自分へ切に伝えたいこと

noteを開設して、毎日発信しようと発言してから早3ヶ月。。時間はあっという間に経つ。

こうして、改めて文章にしようと思ったのは、最近33歳になり、いろいろと思うことがあり書き出したいと思ったからだ。

今の生活は、特に不自由している訳ではない、客観的に見たらこのコロナ渦でしっかりリモートワークができていて、食べるものに困らず、住む場所も自分でも選べて、何より健康で、日本という安全安心な国民の一人として生きていられる。

ただそれでもいつも何か不安で新たな日々がまたやってくることが怖くもあり、漠然とした何かモヤのようなものに包まれている感覚。
体感として、年々、1日1年が過ぎていくペースが早くなっている。このままの形で人生がなんとなく流れて終わっていくのか、と思うと胸が苦しくなる。

世の中の情報量も加速して溢れ出していて、何か必要な情報があればSNSを駆使して、いくらでもリアルタイムで情報をしかも無料で得ることができる。なんて便利な世の中。世界も近く感じる。今は気軽に行けないのは別として。

タイトルの20代の自分へ切に伝えたいこと。
わたしはなんとなく社会に求められる形に適応する形で生きてきた、これまで。それが正しいと思ってきた、心のどこかで小さく、それが本当にやりたいこと?それが人生でやりたいこと?と言っているときがあったかもしれない、そんな声は聞こえないものとしてやってきた。20代はそれで良かったんだ、何よりまだまだ若いという自負と、可能性と、体力と、周りを見ても特にプレッシャーのようなものは感じない。少なくとも私はそうだった、あわよくばふらっと行った飲み会で、イケメンハイスペックに出会って、付き合って結婚して?なんてフラフラした考えもあった。(それはそれでうまく行っている人もいる)

何度か転職して、退職して、ワーホリにいった。いわゆるギリホリ。初めは所謂文化の違い、食生活、言語、新たな生活にいっぱいいっぱいで、ストレスも多くあった。でもしだいに頭のネジが緩んできて、ぽーんと取れたような、何か開放感があった。自分で動かなければ、家もなければ、仕事もない、お金は減っていくばかり。やばい。
毎日が必死だった、生きている、という感覚。最高だった。しんどいけど、ああ日々生きている、って感覚。 

それからは自分でレジュメを配り歩いて、仕事探し、Facebookやサイトを使っての家探し、仕事があればやってみる、引っ越した家の部屋の鍵が開かなくなり締め出される、など、日本ではあり得ないことが当たり前に起こって日々逞しく強くなっていくことを感じた。

2年滞在して、色々な仕事、引っ越し、出合いと別れを繰り返し、次の国のVISAを取得してから2019年末に日本に1時帰国(のつもり)した。それから、あれよあれよと、このパンデミックが始まり、あっという間に2年が経った。

海外滞在中も、行動力がどんどんついていく中でもわたしの中の不安は常にあった。だから、やりたいことも最後まで突き詰めることなく、そこそこに働ける場所、他にも行きたいところはあるけど、慣れてきたからもう少し留まろう、とか甘えがあった。人間だから、そんなにずっとがんばれない、しょうがないって言う気持ちもある。
そして、帰国して2年経つ今、マインドはすっかり日本の温い環境に戻っている。

そんな20代の自分へ向けて、伝えたいこと。
・自信がないから自分にはできないと決めつけて諦めない
・やりたいとおもったらまずやってみる
・タイミングが大事
・やらなかったことの後悔の方が大きい
・やってみたら徹底的に取り組む、自分なりの成果を残す
・合わないと思ったら辞める勇気をもつ
・直感を信じる
・30代からの1年はあっという間に過ぎる
・本を読む
・広い視野と選択肢を持つ
・ゴールを意識して、行動する
・人はみんな最後には死ぬということ(やってみて失敗しても大したことはない)

なんだか抽象的になったかもしれない。だけど、これが今の本心で、着実に一つ一つ積み重ねていける人は強い土台が出来上がる。やりたいことをやったらいい。ただ、その場の時間とパワーの消費だけにならないように。
もちろん、30代もまだまだ若いし、やりたいことはいくらでもできる。
ただ、可能性が広くて勢いがある20代は、特に周りが何と言おうと自分の信念を持って、切り拓いていってほしい。何をしようと周りの人は何かしら言ってくるものだ。

まぁこんなことも30代になってから色々と気付いたり分かってきたりしているから、歳を取っていくのも面白いなと、思ったりしている。

今気付けた自分に感謝して、40代50代と深みのある人間になっていきたい。

今日もまた1つ自分が好きになる1日になりますように✦