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暑すぎるNY!

昨日はジョンルイス氏の追悼式がワシントンDCで行われ、その厳かな様子をライブで見ながら記事にしようと書き始めたのだけれども、連日35度近くの気温と夜でも湿度80パーセントを越えるこのところ普通ではない天気のNYでは、アメリカ式の窓にはめ込む型のクーラーは縦長の窓が大きい部屋ではあまり効果がなく、午後になると部屋はサウナ状態で、自分の頭と身体が本当に使い物にならなくなってしまったので断念した。。(流石に日本では感じなかった室内での熱中症の危機を感じたりもした)

現在レストランやカフェは、屋外のみの営業となっているので、ここでは冷房の効いた室内で涼むということがそもそもできない。そして、この暑すぎる天気の中、経済の悪化を少しでも持ち上げるためにレストランは必死なのだ。だから、今まではインドア専門でしかやっていなかったお店も、道に柵を作って一人でも多くの顧客が屋外で快適に飲食ができるように、かなり努している様子が伺える。

そして、そんな状況でありながらも、もうすでに100軒以上のレストランがSocial Distanceやマスクの問題でリッカーライセンスの剥奪を申し付けられている状態だ。やはり、この暑さでお酒が入れば、もう誰も正常ではいられない。

気温35度で湿度85%と言えば、日本の真夏みたいなものだと思う。でも、日本は電化製品のクオリテイーが高く、冷房もちゃんとしているので、猛暑の真夏でも、家の中では恐らくこんなことにはならないだろう。

そして、昨日見たワシントンDCの合衆国議会の議事堂での式の様子は、ある意味なかなか素晴らしいフォーマルなアメリカを象徴していた気がしたので、上から見た映像の追悼式の風景だけはアップしようと思う。

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民主党下院議員ジョン・ルイス氏は、かつては公民権運動のさなかに63年に行われたキング牧師が”私には夢がある”の名演説の際の人種差別撤退の為のワシントン大行進のデモの実現化に尽力を尽くした一人であり、65年にはアラバマ州セルマ橋での公民権運動家達のデモに参加し、エスカレートした警察官が発砲事件を引き起こしてしまった血の日曜日と称される暴動の際に、白人グループから暴行を受け瀕死の重傷を追ったのだけれども、結局は犯人を告発せず、非暴力で対応しようとした話は有名だ。そんな彼の人柄は、今でも多くの人たちに慕われていて、今回の人種差別反対のプロテストでは、亡くなる直前まで若者たちのプロテストを訪れて励ましていた姿は記憶に新しい。

そんな訳で、今回のジョージフロイド氏の事件に引き続き、アメリカを代表する重要な公民権運動家であったジョンルイス氏がこの時期に亡くなったということは、更にアメリカが歴史の過ちに目を向けるには十分過ぎるキッカケになったように思う。だから、ずっと戦い続けて来た彼の死をも誰も無駄にしないで欲しいと心から願ってやまない。

アメリカ国民に愛と勇気をくれたジョンルイス氏に心から冥福を祈ります。

暑すぎるNYより。



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