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入社して3ヶ月経ちました
前回のポストから、少し空きましたが、仕事でどうにか生きています。
いつの間にか3ヶ月ほど経っています。
ただ、あらかじめお伝えいたしますと、私は12月末に入職してからすぐにお正月休暇&ヨーロッパ旅行に行っていたので、漸く働いている期間が1ヶ月経ったわけです。
それを踏まえた上でのエントリーとなることをご了承ください。
転職のエントリーは以下よりどうぞ。
何をやっているのか?
転職のエントリー通り、プロダクトマネージャーとして、日本企業の商品(現在は2ブランド、のべ12商品)を台湾市場に流通する業務を行っています。それ以外にも現在2ブランド、のべ9商品を入れるべく現在準備をしています。
内容としては、以下のとおりです。
製品の価値を最大化するためのマーケティング・販売戦略を立案・実行。
サプライチェーン担当者や営業責任者と協力し、ブランド戦略やキャンペーンを企画・実施。
広告(伝統的・オンライン)やeコマースの運営。
マーケティング計画、売上目標、予算、市場分析、プロジェクト管理の文書作成。
トレンドや課題を分析し、戦略作成。
顧客・消費者向け施策を構築し、ブランドメッセージを効果的に伝える。
マーケティングの成果を評価し、ブランドの認知拡大や露出向上のための改善策を考案。
適宜日本語中国語の通訳翻訳
新商品誘致のための商品の適格性確認、市場分析、販売計画、売上予測のプレゼン資料作成、プレゼン
など
仕事は楽しいが大変
そんなわけで、これまた全然違う業界と違う職種に降臨したわけですが、今のところは四苦八苦しながらやっています。
わからないことが多すぎて、色々助けてもらっていますが、全員良い人なのでどうにか挫けずやっています。
ただ、中国語使用が大半を占めていることもあり、時々正しく理解をしていなかったり、聞いた(とは自分では思っていない)ことを再度聞いたり、と少し迷惑をかけていることも多々あるので、中国語力も課題を多々感じています。
7年も台湾にいるけど、4年は日本の業務で80%日本語使って、MBAで英語を使っていて、中国語を使う量が圧倒的に少なかったから、他人より中国語が年相応ではないことは十分自覚しています。
でも、それを嘆いても仕方ないので、今から頑張りましょうか・・・😅
あと、台湾市場にマーケティングをしていくにあたり、台湾で流行っていること、時事、ソーシャルメディアの話題がわからない。(致命的)
上手いキャッチコピーもなかなか思いつかない。OMG
これは、外国人の私がやるの間違ってないか・・・?と思うこともしばしば😂
外国語で仕事をすると、BtoBよりBtoCの難しさを感じる。消費者向けの細かいニュアンスやセンスこそが醍醐味だもんね🫠大雑把な私ピンチ。
— ジャスミン🇹🇼ヘルスケア (@JasmineTaiwan) February 14, 2025
最近はビジネス力やPM力、マーケティング&ブランディング力の本を日本語で読む以外はできるだけ中国語のソーシャルメディアで広告の書き方やインフルエンサーについて研究を始めています。
課題はまだまだ多い。
ただ、日系企業との会議での通訳など日本人として貢献ができているのと、新しいプロダクトを入れていくための提案をするなどBD経験が結構活きているので、それはそれで私でも貢献できているのか?
CDMOの経験がなければ、バッチサイズがいくらでテックトランスファーが何で、とかわからなかった(イメージができなかった)と思う。
何事も無駄な経験はないと思います。
台湾企業文化に戻ってきた感満載
私は、前職はフルリモートだったので、4年ほど台湾ビジネス文化から遠ざかっていたのですが、今回は台湾企業。
戻ってきたー!という感覚が満載で楽しいです。
なぜかというと、
9時30分以降遅刻なのだが、9時30分に間に合っていない人がちらほら
出勤後にみんな朝ごはんを食べている
お弁当のための電子レンジはお昼休憩前から争奪戦
食事後30分はお昼寝時間(弊社は実働7.5時間でよい)
しょっちゅう皆んなでドリンクのデリバリーを頼む。
マネージャーとの距離が近い。(なんなら社長との距離も近い)
朝はひっそりと現れ、定時になったらひっそりと退社(挨拶は最小限)
マネージャーが残業しようが自分の仕事が終わっていたら帰る。
と、日本であまりない光景が広がっています☺️
仕事ってプロフェッショナルであれば、ゆるくて良いよね、と私は結構台湾人の働き方が好きです。
The 台湾企業の特徴を知る
2社前は米国企業の台湾オフィスであったため、やはり台湾ローカル企業とは少し異なることを知りました。
労働契約の内容が簡単。(基本は台湾の労基法に沿うため、詳細の記載は不要だそう)
社内チャットやクライアントの連絡はLINEが多い。(前はTeamsが多かった)
紙の決裁制度がある。
OJTがない。特に規定もないのでプリセプター次第。
共有フォルダがカオス。規定がないので、どこに何があるかわからない。
(3、4より)よって、不可抗力でいつまでも存在していることに気づかないタスクがある。笑
この辺り、台湾企業に行く方は覚悟していた方が良いかも。
電子サインを導入している企業は少なく、結構紙でのサインが必要だったりしますし、決裁を回しに総経理の部屋まで行く機会は結構多いです。
あと、OJTがないこととフォルダがカオスなのは、、、台湾大企業は異なるのかもですが。
OJTがあると謳っているところは、具体的にどんなOJTがあるのかは確認していた方が良いと思います。トレーニングをプリセプターに丸投げ、人によってトレーニング内容が異なるなんて普通なので、マニュアルやSOPがあることは期待しない方が良いかも。
最後に
一応、弊社は残業する人もあまりいないですし、定期的に長期休暇を皆さん取りがちなので、ホワイト企業に近いと思います。
ただ、プロダクトマネージャーという仕事がそもそもタスク量が多いので、ずっと何かの締め切りに追われています。
私は、全部が外国語だから余計に・・・
もう少し慣れてから、長期を見据えたマーケ施策を打ち出していきたいな、と思います。