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3日で終わったサイレント期間②

3日で終わったサイレント期間①の続きです。

彼の私への酷い扱いに限界を迎え、LINEも電話もブロックしてもう2度と会うこともないと思っていました。

ツインレイだとも気づいてないですし、彼のことをエナジーバンパイアだと思っていたくらいなので...

今までの恋愛だったらそれで何の問題もありませんでした。

私と彼の間には、他にも年齢の壁、社会的な壁があり、それについて悩むことももうなくなる...

それなのに、彼のことがどうしても頭から離れませんでした。

何をしていても彼のことを考えてしまい、自分から別れたはずなのに、悲しくて涙が止まりませんでした。

こんなにも誰かのことが頭から離れなくなり、いなくなるのが、離れるのが嫌だと思ったことはありませんでした。

悲しい気持ちで過ごしていましたが、

3日後、驚いたことに、彼からLINEが来ていました!

一方的に別れを告げてLINEもブロックしたはずなのに何で...!と思いました。

私は知りませんでしたが、彼はiPadの方にもう一つLINEのアカウントを持っているらしく、どうにかしてそちらから私に連絡してきたとのことでした。

LINEの内容は、

「日傘を車の中に忘れてるから、日傘だけでも渡してもいい?可愛い日傘が私にとても似合っているから...どこかに届けに行って傘を置いておくだけでもいい。」

とのことでした。

彼は色々な行動に悪気があるわけではなく、私のことを大好きだと思ってくれていることはわかっていました。

彼は、元に戻りたいと言うわけでもなく、私が別れたいと思った気持ちを尊重してくれてるように思えました。

それで、じゃあ傘を取りに行くねと伝えて、また会うことになり、会って仲直りをしました。

仲直りといっても、お互いが思っていることや直してほしいところを伝えて話し合ったわけではなく、
お互い「ごめんね、やっぱり一緒にいたい」と言い合っただけでした。

私たち2人とも、他人に自分の考えを伝えることにトラウマを持っていて苦手だったのです。
そして2人の価値観も考え方も、正反対だったのです。

でも愛し合う2人は、いずれお互いに正直に向き合うしかなくなります。

2人はその後2年間以上かけて、お互い傷つけ合い、けんかし、すれ違いながら、不器用なコミュニケーションを取りつつ、お互いを少しずつ理解し合っていくことになるのでした...。

今でもその道の途中です。

ただ、今では愛は全てを超えられると信じられるようになりました。

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