ピンク色〜月桃染め
前回のnoteに小学生の頃から社会人まで沖縄の女の子と長い間文通をしていたことを書きましたが、沖縄繋がりで沖縄の植物といえば月桃ですが。
今日はそんな月桃のこと。
先日の3月21日の春分の日に月桃染めの体験をしました。
昨年から古典フラを習い始めたのですが、その一環でレッスンの時に着用している白のパウスカートを月桃の根っこで染めたのです。
ちなみにパウスカートも白い布を渡されて、ミシンで縫いました。
「家にミシンないから縫えないです」
と言ったら
「私のを貸してあげるからレッスンのあとここで縫ってください」
と。
腰紐も自然素材の紐でかぎ針使って鎖編みしました。
ミシンは高校の時の家庭科で足踏みミシン使ったことあったけどそれ以来縁がなく電動ミシンは初めてでした。できないって思っていたけど教えてもらいながらだったのもあるけどやろうと思えばできるんですね。
そんなやればできる❢
という体験も古典フラを通して味あわせていただいてます。
本当にありがたいことです。
月桃染めの話に戻りますが、この染める日を春分の日にしたのもだけど、その月桃は先生が沖縄まで行って乙女座の満月の日に掘ってきたのだそうです。
そんな細かなことにも拘って自然と向き合っていることを想像しただけでもエネルギーの高さを感じます。
そして、こんなふうになりました。
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想像していた色と全然違いました。
とてもきれいなピンク色
ふだん私は選ばない色だし、選んじゃいけないような気持ちにもなるような。
たぶんそれは子どもの頃兄のお下がりの青い服を着せられていた時に、ピンクの服を着たいって言ったけど聞いてもらえなかったのがずっと心に残っていて、ピンクのことは忘れようと避けるようになったのかもしれないからなのかなと気づきました。
だから、どちらかといえばピンクは私にとってはもはや苦手な色になっていたのです。
しかし、どうやら今の私にはピンクは必要な色なのかもしれないなと。
ちょっと前に受けたカラーセラピーでも自分でなのか潜在意識がピンク色を選んでいました。
古典フラを学び始めてからたぶん女性性が開花されたのか、昨年末大きな性的なトラウマも開放され、noteに自分が体験した嫌なことも嘘偽りなく正直に表現することも開放したからなのか、子どもの頃から女性であることで損してるとか、嫌悪感すら持っていたことが今では誇りに思うとかそんなふうには思わないにしても、自分が女性であることを認めることができるようになったし、性愛を美しいこととして受入れることもできるようになりました。
恐るべし、ピンク色ですね。
月桃は私が大好きなハーブの1つなのですが、精油の香りはもちろんスキンケアとしてもとても素晴らしい要素をもっているのです。
保湿作用と収れん作用を併せ持つ月桃精油はスキンケア用品によく使われている大好きな精油の1つです。
相反する作用を併せ持つということは補いあっているってことで己の中でバランスをとっているってことなのでとても魅力的です。
そんな月桃染めの時は香りと色に癒やされながら作業をしました。
ということで、
古典フラは自然とともにあるので、アロマやハーブなどの自然療法とも通じるところがあって私が大好きな世界観なのです。
そんな私がライフワークとしているボディケアのセラピストの仕事をできる限り長く続けたいので足腰鍛えたいと思っていた時に奇跡的に出逢いました。
古典フラは口伝で伝承される伝統的なのものなので、内容を詳しく書くことはできないのだけれど、自然を崇拝し、大地や植物と一体になって踊るという考えがとても好きなんです。
そんな月桃のエネルギーを纏って美しく踊れるようになりたいです。