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【6/8】 さくら小道と鎹(かすがい)【日記】

※同時上映
『マダムは色々と考えるところがあるらしい』

2:29就寝、5:21起床。

短時間ではあるが、深い睡眠が多く、しかも5:30にかけたアラームより前に起きた。

結構、熟睡したって事みたい。
ロングドライブで疲れてただろうし、寝るの遅かったし。
それと、ポンさんちで久しぶりに寝たから安心感があったのかな。

6時過ぎにポンさんちを出発。
『第2のふるさと』へ向かう。
(ちなみにポンさんち周辺は『第3のふるさと』)


さくら小道を遠目に、9時過ぎに待ち合わせ場所に到着。
いよいよ【作戦B:さくら小道大作戦】について進めていく。
相手はネーさん。
(ムーさんが紹介してくれたネーさん。)

ネーさんと初顔合わせ。
今回の拠点変更に際して、助力してくれる素敵なマダム。

拠点候補の内見が2つ、そして契約審査に必要な書類の作成が、そもそもの今日の予定だったが、なんだか予定通りにはいかないみたい。

とにかく俺の人となりを知りたいんだろうな。
まぁ、そりゃそうだ。
ムーさんからある程度聞いてるとはいえ、会うのは初めてた。

ポンさんの事を軸とした身の上話をネーさんと繰り広げる。
結構なデットヒートを繰り広げる。
おそらく1時間以上は話してたと思う。


ネーさんからすれば、男の俺の気持ちにも不満があるんだろうし、女のポンさんへも同じ女として言いたい事があるんだろう。

とにかくお互いがそれぞれ別の道を歩んでもいいのだから、どちらも幸せになる選択をした方がいいのでは?
という事なんだろう。

そこについては、ある程度決心がついていたので今更どうこうという事はないけれどもね。

『もうちょっと自分勝手に考えてもいいんじゃない?』
というネーさんの助言はありがたかった。

中途半端に情を挟んでしまい、結果的に身の破滅を呼ぶ性分の俺にはとても響いた。

『今更そんな事言われても』と口をすべらせるところだったが、なんとか抑える。

ネーさんは初対面でも本当に俺の事を心配してくれている。
表情を見ればそれは分かった。


肝心の内見だが、あまり思うようにいかなかった。
あらかじめ、ネーさんの経験則でダメな物件はハナから省かれてるってのもあったし、そもそも色々と制約がついて回るみたい。

そして、俺の社会的信用が原因。

ただ、中は見れないけど、今月末に合わせて入居できる物件が1つあるとの事で、建物の外観と周辺環境だけ見せてもらった。

その物件だと、他よりも審査を通しやすいのだそうだ。
多くは説明してくれなかったが、色々とそういうのがあるんだろう。

とりあえずは今の拠点を引き払っても、住むところには困らないように用立ててくれた。
その点は良かったと思ってる。

初期費用は若干高めなのはしょうがない。
敷金と礼金がついてまわる。
(一般的なワンルーム、23万ほど。)

ありがとうネーさん、そしてムーさん。
そして呼んでくれてありがとう、【さくら小道】。

周辺の駐車場も自分で契約を取り付けてきた。
(端数の数日分はサービスしてくれるみたい、本当にありがたい。)

色々やってたら、もう夕方。
ポンさんちへ帰る。

子供達へ誕生日プレゼントを用意できないでいたので、代わりというか改めて用意する間の「つなぎ」として唐揚げを20個近く買って帰った。
(1個130円くらいする大きい唐揚げ)

みんなでから揚げパーティー。

唐揚げにタコハイ、最高。
今日の手続きについてポンさんに説明しながら、子供達と戯れながら、晩酌。

【だんらん】だな。
 
明日の早朝に一旦、今の拠点に帰ると知り、寂しいと言ってくれる子供達とポンさん。

いつになっても可愛い所は可愛いまま。
変わらないねぇ。
俺も名残惜しいよ。

でも近いうち同じ県内には戻ってくるだろうけどね。

そしてポンさんから50万を貸してもらった。
これからかかる引越し費用と生活費として。

本当にありがとう。
当然だが、必ず返すから。
迷惑かけるね。
ただ、返す金額以上に今後フォローしていくつもりです。

その為の拠点変更でもある。
迷惑はかけるが、今後は支え合っていこう。


その後話は尽きないが、今日があまり睡眠をとれてない事もあって、早めに就寝。

名残惜しいが、明日の帰りに響いたら元の子もない。

それでもポンさんと、たくさん話が出来たと思う。
お腹の子の胎動も感じれたし、とても良かった。

やっぱりこの子が、俺とポンさんを紐付けるる大事な要素なんだろうな。
【子はかずかい(鎹)】とはよく言ったもんだ。

無事に生まれてきてくれよ。

おやすみ。
(乱文で申し訳ない)

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