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人生は不公平。でもね、起きた事柄にいい意味付けをすると景色が変わる。

こんばんは、煩悩寺(ぼんのうじ)のKYOKOです。

乗り越えられることしか起きない。

そう聞くけれど。

あんまりじゃないか。実はそんなことは度々起こる。

世の中は平等を唄っているけど、昭和でも令和でも「不公平」は依然として多く存在している。

でもそれを嘆いてもしかたがない。

人間も動物だもんね。

動物の世界は優劣はあるし、「弱肉強食」なんだからね。

でも、そんな酷いことが起きた瞬間くらいは、思いっきり落ち込んでいい。

沼の底にたどりつくくらい落ち込んだら、ちょっとだけ上を見上げてみて。

落ち込むのにちょっと飽きたら、周りを見てみて。

気づくことがあるかもしれない。

黙って見守ってくれてた家族や友人のありがたさに気づいたり。

実は新しいことに目を向けるチャンスなのかもしれないし、あなたが会社を辞めた瞬間、ヤバい会社だってわかるのかもしれない。

絶望したり失望したり、仕事や人間関係などで衝撃的な出来事が起きた時、それにいい方に意味づけをすると、長く引きずらなくてすみます。

実は何かからあなたを救うために、起こった出来事かもしれないからね。

私は海外旅行に妹と行く約束をしていて、もうチケットも抑えていたのですが、急遽その妹の結婚式が勃発。

私との予定はもう随分前から決まっていて、チケットももうキャンセル料がかかる日付だったのに。

結婚式をそんなに急ぐ必要ある?

旅行から帰ってきてからでもいいじゃない。

そう思いました。ちょっと彼氏に聞いてみてと言ったのに、妹は聞いてもくれず。

私はガッカリと、私の頼みに対して妹の逆ギレした態度にもムカついた。

家族として結婚式に出席しないわけにも行かず、仕方なく自分のチケットは一日だけ帰国日を早めて結婚式の前日に帰ってくることにした。

でもそれは、実は妹の結婚式をねじこませたのは、神様が私を救ってくれるためにしたことだったのです。

一日帰国日を早めたことで、あのアメリカの歴史上最悪のハリケーンカトリーナに遭わずに済んだのだ(南部が壊滅的被害を受けた)。

夜にカトリーナが直撃する日の朝にマイアミを脱出し、無事に帰国することが出来た。

帰国日を一日早めてなかったら、空港も1か月以上閉鎖され、帰れなかったし、命も危なかったかもしれない。

なのでそれからというもの、想定外のことが起きた時は、「自分を守ってくれているのかも」と思うようになりました。

不公平だと嘆くのは容易い。

でもそれがなかったら、自分は行動を起こせなかった、あんなことが起きて悲しかったけどおかげで会社を辞める決心がついたなど、ひどいことが起きた直後は落ち込んでも、傷が少し癒えた時にいい意味付けをしてみませんか。

無理にする必要もないけど、その方が気持ちが早く回復すると思う。

「不公平だ」と思い続けるより、私のために「この不公平は起きたのだ」とプラスの意味づけをしてみる。

そうすることで、違う世界が見えることもある。

あなたの悪いようにはならない。伏せた目を開けてみよう。








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