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ライフステージが違っても、友達と仲良くいたいなら、お互いの羨ましさを感情のままに吐き出さないことが大事。

こんばんは、煩悩寺(ぼんのうじ)のKYOKOです。

男子も結婚したら、独身の友達と話題がかみ合わなくなることも多いでしょう。

でも女子の場合はもっとかみ合わなくなる。友達が妊娠や出産をした場合は特に。

親しかった友達が結婚した時は、素直に祝って嬉しい気持ちにもなったのに、それから会うと急にお母さん口調になって、鍋のよそい方にも口を出すようになったり(例え方が微妙ですが、体験談です笑)。

「そんなんじゃ、ダメよ」

前はそんな言い方しなかったのに。 

ご飯を食べるのがちょっと楽しくなくなったな。話題はいつも子供の話だし・・・。

幸せそうで、キラキラして羨ましいのもあるけど、なんだか偉そうに聞こえたり、子供関係の話しかしないのもうんざりする。

もっと他に話すことないの?結婚するのがそんなにすごいことなのか、って思う自分もいる。

彼女が結婚するまでは、こんなどす黒い気分になることもなかったのに。

そういうことが続くと、ちょっと既婚者の友達と会うのがおっくうになるよね。


結婚して幸せだけど、なんだか昔の友達とはあんまり会えなくなっちゃったなあ、避けられてる?

会うたびに、「ライブ行った」とか「フレンチ食べた」とかあちこち行って羨ましい。

私にはそんな時間がない。夫は全然家事をしてくれないし。

子供の話も全然聞いてくれないから、つい、〇〇に会った時に嬉しくていっぱい話しちゃったなあ。

お互いライフステージが変わると、話す内容があまりにも変わり過ぎて、話がかみ合わなくなり、結婚した人は結婚した者同士、独身者は独身者同士がラクだから、いつの間にか仲良かった友達同士でも離れてしまうことがよくある。

でも結婚してから新しい友達作るのってよほど何かのコミュニティに所属してない限り難しい。

ママ友の付き合いで、自分の本当の友達ができるのはまれなんだよね。

「〇〇ちゃんのお母さん」「〇〇さんの奥さん」じゃない自分と仲良くしてくれるのは独身時代仲良かった友達。

だから大切にした方がいいんだよね。

早くに結婚した人は難しいかもしれないけれど、自分が独身だったころに会社の既婚者の先輩から言われてイヤなことは何だった?

それを思い出して会話すれば、友達は去っていかないよ。

友達に会う時は、「母」や「妻」を忘れて会うと自分に決めること。

そして自分も絶対旅行に行ってやると心に誓うと、不思議と友達の海外旅行の話などの人生楽しんでるお話にも、羨ましさからムッと来たりしないと思う。

昔、その時独身だった友達が、既婚者の友達の家に行って、旅行の話をしたら、「いいねえ、お金も時間もあって。そんなことにお金が使えていいわねえ」と言われ、ムカついて私に電話してきたことがあった笑。

それが例え本心だったとしても、彼女が気心知れた仲だったとしても、口に出したらイヤミそのものだから、友達を失いたくなかったら言う前に考えよう。

今育児に疲れてるから、友達をいいなあと思ってるんだな。でも私が独身だったらきっとそんな風に楽しんだろうし。
私だっていつか旅行行った時に彼女に聞いてもらおうっと。

「自分が独身だったら」と言葉に出す前に考えることで、友達の話も楽しく聞けるし、その時くらいは子供を預けて、楽しく過ごそうと決めるというのもいいと思う。

「母親が子供を預けて遊びに行くなんて」そんな意識はすっ飛ばしてくだされ。

ご褒美が必要です。間違えてもお金がかかるからって、独身の集まりに毎回子供を連れていってはダメですよ。(最初のお披露目くらいはいいけど)

そこは「母」じゃない「自分の貴重な居場所」なんですから。

預けることにお金がかかってもブランド品を買うのと一緒でご褒美にかけるお金と思ってね。

ちゃんと夫だけでも子供を見ることができるように、子供が生まれた瞬間から小さなことから訓練していくことも大事です。

自分の一生なのだから周りの声に負けず、楽しく生きましょう。

そしたら自然に「話題が子供だけ」にならないはずです。

母じゃない自分の好奇心や興味も大事にすれば、独身の友達と同じような話が出来て、いつのまにか誰とも会わなくなってしまった、と悲しむこともなくなります。

ライフステージが変わっても仲良く居続けるコツは、お互いの羨ましさを感情のままに言葉を相手に吐き出さないことと、結婚しても好奇心を捨てずに、客観的に「自分が独身の時に言われたらイヤだったこと」をちゃんと思い出せるかが大事です。


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