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車を出してくれる人には感謝しよう。便利屋扱いすることなく、ガソリン代を渡すのが思いやり。
こんばんは、煩悩寺(ぼんのうじ)のKYOKOです。
親しい友達や仲間とドライブに行ったりしますか?
私は運転が好きなので、自分の車でよく出かけていました。
好きで運転してるとはいえ、ガソリン代ほど、請求しにくいものはないんです。
レンタカーをみんなで借りる場合は、レンタカー代もワリカンで、返しに行く前にガソリンスタンドに寄って返すから、お金が発生したことがわかりやすい。
でも、自分の車だと、短距離ならもともと入ってる自前のガソリンを使うから、目には見えにくいので気づいてもらえず請求しにくいのです。
自分で車を持たない人などは、特にピンとこないのかもしれません。
よく車を出す人の方がよく気が付いてガソリン代や高速代、+αで運転のお礼まで加えて支払ってくれたりするので、本当にありがたい。
私も友達のお世話になる時は、ガソリン代をある程度の距離で計算して(ネットで計算できます)、ポチ袋に入れて渡したり、ドライブ先のカフェでコーヒー豆を買って帰りにガソリン代の代わりにお土産として渡していた。
もちろん、高速を使う場合は、あらかじめ高速代を調べておいて、ガソリン代にプラスします。
「いくら払えばいい?」と聞いても、本人もよくわからないので、「いいよ」と言われるかもしれません。
でもそれが続くと、車を出すのが憂鬱になってきて、ついにはあなたとの友情にもひびが入る可能性もあります。
「いくら?」と聞くより、最初から調べておいた方が用意しやすいし、運転した方も受け取りやすいです。
よほどの遠距離じゃなければ、カフェやランチ代をごちそうするっていうのもいいかも。
相手は好きで運転してるからといっても、それにプラス毎回自分がガソリン代まで負担しなければならなくなってきたら、モヤモヤが残ります。
地元の友だちと食事に行く時は、毎回実家に迎えに来てもらっています。
そこは40年来の幼馴染なので、甘えさせてもらって毎回その都度は支払わない。
レストランまでだから、かなり近距離だからね。
でも、3回か4回に1回は手土産を買って帰り、負担にならない軽めのお土産を渡しています。
ガソリン代と口で言うことはないけれど、毎回迎えに来てもらっているお礼のつもり。
ある人を迎えに行くのは全然苦じゃなかったのに、調子に乗り始めたのか、私が車で迎えに行く日に合わせて、クリーニングを取りに行ったり、コインランドリーに行ったりなどの用事を入れはじめた。
最初の数回は、「ついでだしいいよ」と言ったけど、ずっと続くと「私はお抱え運転手か!」という気持ちが生まれてしまい、もう迎えに行かなくなった。
気持ちよく運転を買って出たり、迎えに来てくれる人と、ずっと良好な関係を築きたいなら、「感謝」の気持ちを忘れないことが大切です。
あと、車を出す、ということはハプニングや事故なんかもあります。
一度、友だちを乗せて渋滞の中、えんえんと少しずつ進んでいたら。
後ろの車がよそ見をしたのか、油断してブレーキを踏み損ねていたのか、私の車の後ろに「コツン」とぶつかりました。
このくらいなら、たぶん傷もついてないだろうとは思ったけど、一度そのまま相手と別れて後からトランクが閉まらなくなったこともあり、念のために相手の免許証を見せてもらい、電話番号を聞こうと車を路肩に寄せました。
本当にめんどくさいし、今から行こうとしてる場所に行くのも遅くなるし、友だちも待たせて悪いと思い、私はほんとかなりガッカリしていました。
そこに同乗していた女友達が、「めんどくさ」とブツッと言いました。
ぶつけられた(ぶつけた)本人が一番つらいんです。一番がっかりしてるんです。
それなのにこんな思いやりのない言葉を浴びせるなんて、その友達の配慮の無さに唖然としました。
自分はただ乗ってるだけで、事故の交渉もしないのに、そんな言葉を口にするとは、車を出してくれた人に「感謝」もない上に心配もしていない。
待たされる自分のことしか考えていない。
こんな人には、いつか誰も車を出したり、乗せてくれたりする人はいなくなるでしょう。
事故を起こした友達の身になって(二人が心身に何もなく無事だった場合ですよ)、思いやる言葉をかけたり、何か協力できることはないか、聞くくらいの思いやりが欲しいですね。
なんでも「甘えすぎ」は禁物です。
友人関係を長く続かせるには、適度な甘えはあってもいいけれど、「甘えすぎ」から来る失礼な態度は命取りと覚えておきましょう。