結婚式の準備期間のモヤモヤをあなどるな、後の離婚原因になることがある。
こんばんは、煩悩寺(ぼんのうじ)のKYOKOです。
入籍をしてからが、結婚準備するのにめんどくさくない、と考えて結婚式より先に入籍する人も多いよね。
でも、結婚が決まってから、式の当日までの「結婚式の準備期間」こそが、彼氏の本性、家族との関係性、親の本性が分かる期間なのだ。
なので、この期間に「ん?」と感じたことや、モヤモヤしたことは、その後の離婚の原因になることがある。
こんなことを言うのもなんだが、途中で結婚をやめることが出来る「式の後に入籍」をオススメする。
神様、けっこうささやいてくれてるんですよ。
この男、こんな感じでっせ、あんたそれでも結婚進めるんか?
でも、たいていの場合は、ここまで手続きしてしまったんだからと、疑問を感じていても「式」に踏み切る女子が多い(それは私笑)。
でも見事に10年後、その時感じたモヤモヤが原因で離婚(それは私笑)。
結婚式の準備って色々あります。
ドレスを決めたり、式場を決めたりはもちろん、フォトグラファーを頼んだり、会場に流す音楽や料理を決めたり。
まずは、そこになかなか協力しない彼氏にイラっと来る人もいるでしょう。
でも私は、一から決めるのが好きなのと、元夫がなんでも私の自由にさせてくれるのが嬉しかったのです。
現在は、少ない人数で仲の良い人だけ呼んで・・というスタイルが主流になりつつあるので羨ましい限りですが、私の最初の結婚は大人数でした。
2人の結婚式なのに、元夫の父親の知り合いから友達、近所の人が大量に呼ばれて、私がまったく知らない人がけっこうな数を占めました。
地域の権力者や老舗の酒造なんかならともかく、普通の家レベルでなんで?笑。
なんでこんな人たち呼ぶんだろうと不満に思ったところに、さらに追い打ちをかけて、その人たちが出し物まですることになった。
元夫は父親に意見することもなく、止めてもくれませんでした。
「二人の結婚式なんだから、自分たちが招待する人を決めたい」
そんな希望もままならなかったのです。
ただ、私の同い年の友達の多くは、そんな風に義両親にあれこれ口出されてもみんなそんなものだと、文句を言ってる人はいませんでした。
今、思えば、私は今の若い人たちの感覚に近すぎて、田舎とその時代に受け入れられなかったのかもしれません笑。
でも、それでも好きな人と結婚するのだからと思い、辛抱しました笑。
そんな考えの私とそんな昭和丸出しの考え方の家と合うはずもなかったのです。
何より色々親に口出されても何も言えない夫に、少しずつ驚き始めていました。
この人、正義感が強くて、部下を守るタイプで後輩からも慕われている感じだったのに、この親に押し切られている感じは一体何・・・??私の目は間違っていた??
新居のアパートを探す時にも、私は自分の好きな間取りや雰囲気を探したい方なので、あちこち自分たちで周って決めたかった。
そこに元夫が「父親が不動産をちょっとやってるから、いいのがあったら教えてもらおうか?」と言ったから、まあ、教えてもらうだけならと思い「うん、そうね」と言っただけなのに。
いざ元夫の父親が提案してきたアパートは、あまり好きじゃなく、私は自分が見つけてきたアパートが気に入ったので、
「この間取りのここがあまり好きじゃないから、これはちょっといいかな。お父さんに教えてくれてありがとうとお礼を言っといてね。
私、ここ見つけたのよ、ここいいと思わない?今度観に行ってみたいんだけど」と言うと。
「オヤジがせっかく見つけてきたのに!断れというのか!」と声を荒げた。
私は、お父さんが見つけてきたものを絶対それに決めないといけないのなら、最初からお願いしなかった。
「いいのがあったら教えてもらおうか」と言ったのでOKしたのに。
しかも声を荒げることでもない。
やはりここで、結婚を白紙に戻すべきでした笑。
でも、結婚の準備も大詰め。今さら辞めるわけにもという気持ちまでは当時は浮かばなかったのですが、かなりの驚きがあり疑問を感じていたのは事実です。
ただ「好きな気持ち」と「結婚式のテンション」で、その疑問にフタをして進んでしまった笑。
でも、10年後、見事に「両親に何も言えない夫」に嫌気がさし、だましだまし生きてきた自分、黄色信号を常に夫に発信していたけど何も改善されなかったことが、ある日とうとうプツッと心の糸が切れ、「離婚」を決意することになった。
離婚を決意する時って、最後は「怒り」じゃなく「あきれ」です。
もういいや。 これです笑。
「SOS」の旗を振り続けて、救助隊が全然こなくて、旗を振り続けるのにも疲れ、助けを諦めた感じ笑。
夫の両親も、女の両親の方を見下す昔ながらの家。
夫と子供と私の3人の時は、とってもいい夫だったけれど、義両親が出てくると、とたんにそちら主導になってしまう。
式の準備が楽しかったあの半年に、10回は警鐘鳴らしたぞと神様が言ったような気がしました笑。
準備期間は幸せいっぱい。でもその幸せな期間こそが、夫(妻)の「結婚に対する心構え」や、両親との関係性、両親の性格や家の雰囲気などがよく分かる期間でもある。
親が介入しすぎたり、子供が親に何も言えない家庭は、あなたのこれから作る新しい家庭の妨げにきっとこの先なるでしょう。
雲の上を歩くような時でも、地に足をつけて、観察してみよう。
そしてウキウキした期間のあなたには勇気がいることだけど、その改善点を夫になる人に提案してみよう。
何も動く気配がなければ・・・・結婚したらどうなるか。もう分かりますよね。