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忘年会。おじさんと飲むのも楽しいよ。
こんばんは、煩悩寺(ぼんのうじ)のKYOKOです。
コロナが明けて、しばらく経った。
街は表向き一緒だが、ちょっと変わってしまったのは、「会社の忘年会」だろう。
昔より開催される数はかなり減ったと思う。周りでも忘年会に出席するって言ってるのもあまり聞かなくなった。
コロナも原因の1つだったが、世の中がおじさんに厳しくなってしまったのもある。
最近のテレビで、若者の新社会人が、「会社の忘年会に行ってみたい」と多くの人が答えたのに対し、アラフィフ以上のおじさんは、「最近の若者は対応が難しくて、あんまり行きたくない」と答えていたのが多かったのに驚いてしまった。
そんなに今の風潮はあの豪快なおじさまたちを「萎縮」させてしまったのか、とビックリした。
みんな、おじさんになるのに笑。
でも若い時はそうだもんね。自分がおじさんやおばさんになるなんて、つゆほども想像しない。
自分が世界の中心的な感じ笑。
ただ、人生を長く生きていくと、やっぱり渡り方や処し方も慣れてきて、その「慣れ」が人を図太くさせてしまう。
それが「おじさん」であり、「おばさん」ではある笑。
本人も分かっている、ダジャレが多くなったなあとか、声が大きくなったなあとか、くしゃみがアホみたいに大きくなったな、とか笑。
そこをちょっと大目に見てあげて。あなたたちもいずれは進む道だから笑。
説教オヤジやセクハラオヤジはほっといてもいいけど、しょうもないことを言うおじさんくらいは話してみようよ。
最新の曲も知らないし、合う話もないと思って敬遠したくなるかもしれないけれど、思い切って話してみると、野球だったりサッカーだったり何かしら話せる部分は出てくる。
話は合わなくてもお互いの世界を教え合ってもいいと思う。
おじさんを付き合う前から「毛嫌い」しないで、ちょっとつまらないことを言われても大きな心で付き合ってみると、かわいい部分も見えてくるよ。
同世代、ラクな人とだけで固まっていても得られないような、世の処世術や、寛容さに触れてみるのも、たまにはいいですよ。
お互いが委縮しすぎず、構え過ぎず、横柄になりすぎない、外国のパブで見かけるような、老若男女が楽しく語り合う場面がよく見られる日本になったらいいな。