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頑張っているということ
一人目産後から時々、カウンセリングのようなものに通っている。
病院などではなく、子育て支援関係のサービスである。
最近2人目産後ようやく行くことが出来た。
相談内容は、以前から一貫してほぼ親との関係である。
元々それに死ぬほど悩み、話を聞いてもらう先として見つけたのがここだった。
初めて行ったのは去年の春。
そこから間は空いたりしながらも何度か話を聞いてもらっていて、スタッフの方もわたしの状況はある程度わかってくださっている。
この前、あなたは頑張ってる。頑張ってるのよ。それを認めてあげないといけないよ。
ということを、繰り返し繰り返し言われた。
そこで、親とのことをわたしから話して聞いてもらっているが、それはあくまでもわたしサイドからの視点。
無意識に、自分は悪くないと言われたくて、自分の都合のいいように親を悪く話しすぎているんじゃないかと思うこともある。
それをこの前その方に話してみた。
すると、「そんなふうに、都合よく話さなくてはいけないくらい、あなたは大変だったし頑張っているのよ」と返ってきた。
なんなら、ここまで生きてきたこともえらい。と。
その発想はなかったよ……
そんな風に捉えてよかったんだ。
ここまで生きてきたことも偉いだなんて、わたし虐待サバイバーとまでは言わないけどなあ。
正直今でも、いやそんなに頑張ってなくないか……?と思ってしまう自分がいる。
確かに、母親から、父親、祖父母などの愚痴を聞かされてきたことは決していいことではない。
親の不仲を見て過ごすのもしんどかった。
でもとりあえず衣食住は不自由しなかったししたい事もそれなりに応援してもらって、お金も出してもらって。
って、結局そういう思考回路になる。
(親にもそこを言われるし。)
大して親から手をかけてもらってないうちの親の方がもっと大変だった、ともやっぱり思ったりする。(これも、親から散々聞かされてきたからそう思うのかもしれないけど)
そして子育てについても、わたしそんなに頑張ってるかなあ。
わたしが頑張ってると言うならみーんな頑張ってるよね?
なんていう思考回路がやっぱり消えない。
周りが頑張っていようと、自分も自分なりに頑張っていればいい。ということも、カウンセリングの時に言われた。
朝も弱いしそんなに几帳面でもない、なんかすぐクヨクヨしてしまう、親や家族のことは大して気にかけない、そんなわたしが頑張ってると思っていていいのかなー。
少しづつできるところは改善していけばいいのかなー。
あなたは頑張ってる、と言ってもらえて嬉しい反面、いや自分なんて、と思うこともまだ多い。
でも、「あなたが信頼している人からの言葉は信じなさい。」と、大学時代お世話になった方から言われたことがある。
わたしはこの、カウンセリングしてくださる方のことはすごく信頼している。
だから、自分もそれなりに頑張ってると思うことにしたい。