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誰の言葉に左右されない

誰かに言われた言葉を引きずってしまうことってないですか??
「潜在意識」という言葉が最近では、よく聞きますが、潜在意識に刷り込むことは良く悪くも人の考え方や行動を支配してしまうんです。

最近、よく聞く「潜在意識を書き換えて、夢を叶えよう!」というのは潜在意識をうまく使った方法です。

それとは逆に、周りの人や親にかけられた言葉や態度によって、自分の中にマイナスなイメージを潜在意識に刷り込んでしまうこともあります。

私の母親は、私のことを溺愛して、いつも褒めてくれて「かわいい」「すごいね」「ほんとに賢いね」と言い続けてくれたから、私の潜在意識に刷り込まれ自己肯定感が生まれました。

2年ほど前、夫との関係が悪化していた時期がありました。義父の言いなりになっている夫の態度に不満を感じて文句を言ったり、私が資格の勉強に専念している最中、夫から「お前は自己中心的だ」「わがままだ」と何度も非難され、ずっと無視され続けたことがありました。

最初は「なんなの!本当に腹が立つ!」と思っていたのですが、否定され続け、無視される状況が続くうちに、次第に「私が悪いのかな」「全部私のせいなんだ」と自己否定ばかりするようになりました。今振り返ると、夫の発言や無視される状況が、私の潜在意識に「ダメな自分」を刷り込んでいたのだと気付きます。

このように、私の脳内では「自分が悪い」と無意識に変換されていたのです

怖いですよね

今では別居して、ずいぶん心が楽になりました!なので、そんな自己否定にさいなまれることもないですが、夫の言動に対して腹が立つこともあります。

ですが、とある人のエッセイ記事の言葉に救われました。引用します。

「いろんな人がいて、それぞれの考え方や正義のもとに頑張ってるんだということをひしひしと感じることが多くなりました。私は今まで「自分はこうだ」って信じたことをやるっていうのを主義にしていたんですね。いろんな人の意見を聞くとぶれちゃうし。でもこの世の中で周りを無視して生きていくというのは無理。いろんな正義があることを認めて、正しいこと間違ってることもあるけど、みんながそれぞれの想いがあるのが世の中なんだと。なので自分にもそれをくるっと受け止める大きい器が必要だなって」



私も自分が正しい!と思うから、夫やその家族に対して腹が立ちます。でも、彼らも彼らなりの想いや、育ってきた環境の中で培われた正義の下、一生懸命なんだなと思うようになったら、とても気が楽になりました。


他人に言われたことに腹が立つこともあるでしょう。何日も引きずってしまうこともあります。けど、そこで、自分を否定したり、腹をたてるんじゃなくて「あぁあの人はあの人で一生懸命なんだ」と一歩引いて見れたら、ちょっと楽になりませんか?

自分が合ってるわけでも間違ってるわけでもないし、正解探しをする必要もないです。

ただ

あぁそうなんだなぁと思うだけでOkです。

今、苦しんでいる人がいたら少しでも、気持ちが楽になってもらえたらいいなと思います。


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