やっぱり、パールが好き。
パールのネックレスといえば、お母さんのお化粧台の中から見つかる、古き良き時代のジュエリーでしょうか?
いいえ、むしろとっても新しい!今、再びパールがおしゃれなジュエリーとして、世界中で人気なのです。
変わったデザインのパールジュエリーを使ったり、スウェットと合わせてカジュアルに着こなすのが今の気分。
真っ白なパールがアクセントになって、よりおしゃれが楽しくなりそうです。
ところで、何故今、これほどパールが注目されているのでしょうか?
意外に思われるかもしれませんが、コロナ禍の影響があるようなのです。
自粛が続く中、世界中のみんなのお供になったのが、Netflixや漫画。
矢沢あいさんの『NANA』やドラマの主人公の姿を見て、「パールって素敵ね」と思う人が増えた模様。
さらにTikTokではヴィヴィアンウエストウッドの'90sのパールチョーカーが大人気になっています。
コロナとパールに、こんな関係性があったなんて...
女性だけでなく、男の人も素敵にパールを着けこなす人が増えています。
あの美少年だったハリースタイルズは、今やパールもかっこよく着けこなす
ファッションリーダーです。
女性のもの、というイメージが強いパールですが、ハリーはそんな固定観念を打ち破ってくれました。
そんなパールには、とても長い歴史があります。
一番古いものでは、なんとメソポタミアの時代から人々に愛されていたのです。
一万年も昔のことです。
その先は古代中国や、またヨーロッパの宮廷でも、親しまれていた宝石です。
実は当時は、男性もアクセサリーとして真珠を取り入れていました。
色のない宝石であるパール。性差なく着けれらるはずです。
では一体誰が、パールを女性的なものとしてしまったのでしょうか?
詳しいことは分かっていませんが、狩りや戦争に行ってしまう男性には、アクセサリーそのものが動きを邪魔するものとして敬遠されたのかもしれません。
ただ「女性はパールを着けるべき」とはっきりと宣言した人物はいます。
それがココ・シャネル。
女性の服装に革命を起こした実業家です。 彼女はイミテーション・ジュエリー、つまり偽物のパールを装身具として使いだした人物としても有名です。
黒の洋服を好んだ彼女は、アクセサリーには真っ白のパール(ビーズ)を数多くあしらいました。
コントラストがなんとも美しく、エレガントです。
歴史に愛されてきたパールのジュエリーを、Belleville でも数多くおつくりしております。
ちなみにイミテーションパールではありますが、スワロフスキー社製の上質な素材を使用しております。
美しい乳白色に、ほのかなラメがかかった極上のパールビーズです。
オススメはパールチョーカー。
いつものコーディネートに取り入れるだけで、とてもストーリー性のあるスタイルになります。
重ねて着けることもオススメ。程よく絡まった感じが出て、モダンです。
パールの長~い歴史に、少しばかりプレッシャーを感じながら(!?)
私もパールの新しい解釈を提示する者として、作品を作り続けていきたいと思います。