”3”のマジック
THREEというコスメブランドが好きです
よくあるオーガニックコスメのようにほっこりしたものでなく、
モードなコスメを届けてくれます
想像を超える第3の価値が一人一人の中に存在しはじめること。
やがてまだ知らない自分らしさへ繋がるもの。
それがTHREEという創造性。
THREE公式サイトより引用です
世界は相対する概念であふれています
未来と過去。女性と男性。自然と人工。
THREEのコスメテックは、
相反する二つの価値を掛け合わせ
新たな価値を創造しようとする人を後押ししてくれます
この発想がとても素敵だなと、私は思うのです
マジョリティーでも、マイノリティーにも属さない。属すことができない。
自分はそんな人間なんだ、と最近気がつきました
みんなが普通にできていること、
例えば「普通」の時間に働いて「普通」な方法で幸せを感じることが
私にはできないのです
でも私は、マイノリティーにも属することができません
流行の食べ物が好きだし、流行の音楽を聴きます
ニッチな趣味もなければ、高尚な信念を掲げているわけでもない
自分の生き方に正解を見つけられず
ずっと悩んでいた時期がありました。今もまだ正解は分かりません!
普通じゃないけれど、飛びぬけて秀でたものがない自分は、何をしたら良いのだろう、と
正解は分からないけれど、それはそれで良いんじゃない?
迷いながらも、今、ここにいる自分が、良い!
と思ったことに突き進んでいけばいっか、
が今のスタンス
とても楽な気持ちになりました
マジョリティー、マイノリティー
世界を二分したその間に存在する人々だっているのです
第三の世界とでも呼ぶのでしょうか
造形的にも、3は美しい数字
水分子、二酸化炭素分子
三つ連ねることで安定する物質があります
絵画の世界でも3の数字を随所に見出すことができます
レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な作品『最後の晩餐』です
中心のキリストは腕を広げて座っています
明日、死ぬことを知っているとは思えないほど、冷静で堂々とした風貌です
キリストの頭を頂点に、両手に向かって線を引くと
ちょうど正三角形を描くことができます
均整のとれた、見る者にもバランスの良さを感じさせる図形です
隠れた正三角形にこそ、キリストの堂々たる雰囲気の秘密があります
今回ご紹介するイヤリング・ピアスも
”3”のマジックを存分にいかしました
小ぶりな耳飾りではありますが、重厚感やエレガントさを感じていただけるデザインになっています
男と女、そしてジェンダーレス
マジョリティとマイノリティ、そして三つめの世界観
対になると捉えられてきたものには、実はもう一つの考え方があって
そのもう一つ、すなわち”3”つ目の考え方が、世界を安定に導くのではないかな、なんて最近そんな風に感じています