妄想の中の回想をしながら妄想をする。

自分の中では記憶の中のかなりの割合を占めているのに、
相手の中で僕の存在はその他大勢で並列した顔の中にあるか、
存在そのものを忘れているでしょう。

そのまま忘れていて欲しい恥ずかしい記憶だったり、忘れられて少し寂しくも感じる記憶だったり、それぐらいのバリエーションならあります。
基本及び腰、逃げがちなので、薄っぺらいものが増えていったのかもしれません。

生きることをポジティブにって考えること自体が逃げだったかもな。ほんの少し、いやものすごく大きな勇気が持てなかっただけなのだろう。だからそれからも逃げた。

次は何から逃げるのだろう。誰も知らない喜劇、いや笑えさえもできない悲劇。感動は生みません、野垂れ死にすら出来ません。

まずどっちの方向に向き合うか、僕自身にとってのポジティブとは何でしょう。

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