宇宙からの智恵をダルマさんの形に込めて Vol.27 「幸」の巻
幸せについて考えた時、自分はなんて幸せなんだろうと考えたことありますか?
もしあなたが、そうだねと思われるのでしたら、素晴らしいですね。
実は、宇宙真理が示す、人間領域の次元には総ての事に条件(基準)が存在しているということに気づかせていただいたのです。
この段階でなるほどとわかっていただければ、あなたは本当に幸せにお過ごしか、或いは幸せが訪れる目前のかたなのでしょう。
では、もう少し条件の存在についてお話ししましょう。
例えば、同じ事柄でも条件によって結果が違うということなのです。この事が、よく理解できる、理解できない、では結果が違います。
理解出来れば幸せに過ごせる、理解出来なければ、ほかの方法で幸せを勝ち取るということでしょ。
ここでお分かりのようにこの場合は理解という条件のもとに結果が変わってくるのです。
まだ合点がいかないということでしたら、例えば学校を受験した時、合格しなかったがむしろ良かった、違う道を通ったおかげで成功したという話をよく聞きます。ここでの条件は合格不合格ですが、将来成功したか、しなかったかとは必ずしも関係ないですよね。要するにその時の条件をどう考えるかという、考え方ひとつだということです。
そうなんです、ですから、すべての事について、この場合の条件は何かを見出し、その条件から導かれた結果を良い方から考えていれば、いつも幸せだと言えますね。あなたが、人間領域には条件があってその条件をどのように考えたら良いのかを知ってすでに幸せならこんな喜ばしいことはありません。
ここで大事なことは、状況や時代によって、条件は変化するし、私たちもいつも変化しているということです。私たちが変化する、要因は肉体的、精神的、環境、社会情勢、人間関係、などの影響で体験したこと、或いは、観、読みした経験から、昨日の私と今日では考え方が変わっているということです。あるときは良く、ある時は悪いということで変化してしまうためにいつも幸せでないのです。
では、あなたに変化を及ぼす上記の要因に、あなた自身が影響されない基準について考えてみたらどうでしょう。
日常に生じるすべての現象に対して、あなたの考えを“常に喜び、絶えず祈り、すべての事に感謝する”ということを基準にし、この基準で日々を満足して過ごすことができたら、あなたはいつも幸せでいられるのです。(Vol 26.「宇宙真理の巻」参照されたし)
もし、幸せになりたかったんだが方法がわからないと思っておいでの方、
宇宙からの贈り物である真理と、私たちが作っている条件と基準の存在についてを理解され、お幸せになったということでしたら、私も嬉しく、幸せです。
“If you want to be happy, be.
by Leo Tolstoy
(幸せになりたいのなら、なりなさい。)
レフ・トルストイの名言
今日のダルマさんの顔は「幸」という漢字でできています。
つづく。