個展 「やんばるの生 知られざる美」
2019年の夏に、東村立山と水の生活博物館で行われました個展で展示した作品を何点か。
出展作品をタイトル付きでご覧になりたい方はこちらへ〜
鷹野晶敏HP→「jararaca.pictures(個展 やんばるの生 知られざる美)」
ポスターはこーんな感じでデザインしていただきました。
表紙のハブは親友と真冬に撮影した2mほどの巨大個体、リュウジンオオムカデは別の友人との記念すべき初撮影でした。
この2枚は当時とても気に入ってた作品でしたので表紙に🎶
やんばるを中心に、琉球列島、本州、東南アジアまで、爬虫類両生類、昆虫、蜘蛛ムカデをメインに畏怖の念を美しさで思い出しましょうや!と言ったコンセプトで開催いたしました。
ざっくりですが(笑)
琉球新報社さんや沖縄タイムスさんにも取り上げて頂いたり
ローカルラジオなんかでも取り上げていただけてたみたいです。
ありがたい事ですね・・・。
「誇り」
リュウジンオオムカデ Scolopendra alcyona です。
ポスターにも使った作品ですね。彼らが長いことやんばるに住んできた途方も無く長い時間と繋いできた生命で獲得した地位…厳しい自然淘汰がある野生ではそう簡単な事ではございません。
水辺の生態系の上位であることの誇り、そんな事を教えてくれた気がしました。
極東の道化師
こちらは展示の中でもアンケート評価でかなり人気があった作品。
雨がざーーっと降った後の夜でした。樹冠からの雨粒が時折落ちてくるんですが撮影してたトカゲモドキの瞼にぽたり。
しばらく目を瞑った後に口元に流れてきた雨粒を桜色の可愛らしい舌でぺろっと(笑)
沖縄島南部で撮影した クロイワトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae です。
沖縄県指定天然記念物、国内希少野生動植物種に指定されています。
鬼神
沖縄島北部で撮影。林道脇の土壁の窪みでじっと何かを待つハブ。
脱皮したてだったのか、どこも汚れておらず月明かりで一個一個の鱗が静かに光る様に痛く感動したのを今でも鮮明に思い出せます。
しっかりとこちらの存在にも気づきながらも、全く意に介さないその威厳溢れる姿を鬼神に擬えました。
・・・・とまぁ、一点一点本当は紹介していきたいんですが、その辺は他の島ごとのマガジンの記事の中に、この個展に出展してた作品も数多いですのでよろしければそちらからご覧くださいませ。
博物館の皆様、東村の関係者の皆様、チラシ、ポスターを置いてくださった県内各地の施設やお店の皆様、友人や家族に沢山沢山お助け頂きまして、アクシデントはあったものの約一ヶ月の展示はのべ1000名以上の方にご足労を頂くことができ、無事成功いたしました。
県内、県外、なんと国外からもいらしてくださったお客様がいらしたり感謝感謝です。
こんなご時世で中々展示もしづらくなってしまってますが今後も活動に精を出して参りますので、ご覧いただけましたら幸いでございます。
それでは皆様、ごきげんよう〜〜。