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一の字繋ぎ



どうもこんにちは。

えらい雪が降りましたね〜〜〜!驚きました本当に。長らく、と胸はって言えるような年数でもございませんが、数年来、沖縄という島に住んでおりますので雪というのは大変珍しく感じてしまいます。
と言いますのはおそらく、「生まれてこのかた」という状態では無いのですが。まだ千葉に住んでいた時に数年に一度、雪合戦くらいなら楽しめるくらいの雪が降り、弟や従兄弟と積雪の反射光が眩しい公園で朝からぎゃぁぎゃぁ遊んだような記憶の音がノイズになって明瞭に思い出せなくなってしまっていることも要因の一つになっているのでしょう。

前回のタカチホヘビ撮影を終えた翌日は、友人からありがたいお助けをいただき少しばかり遠出。
いや、前日のタカチホヘビも友人にご協力いただいた背景があってこその撮影です。どんな撮影でもその事だけは第一に考えております。

シマヘビ Elaphe quadrivirgata

ありがたい事に、たくさんの蛇との出会いを楽しめました。


これはこの日見た中では割と大きめの個体でした。
The シマヘビという感じの立派な個体!(笑)
珍しく非常におおらかな性格で撮影が非常にうまくいきました。


ヒバカリ Habius vibakari


京都ではそこまで頻繁には見られない、というのを友人から聞いたのですが、千葉とのその差はなぜですかね〜。
私は寧ろ、この写真を撮影している場所の方が自然が豊かだと信じて疑わなかったので、友人からそう言われた時半分冗談だと思っておりました。
ですが探しても探しても出てくるのはシマヘビヤマカガシの二種・・・!
いやまぁ、嬉しく無い訳では無いのですが多少、種数を見つけたい、という邪に対して躍起になってしまっている自分が冷静さを欠く事に助力してしまいます。

カジカガエル Buergeria buergeri


と、あまり蛇に集中し過ぎると足元の蛙に気付けなくなってしまいますので要注意。フィールドに出てる間は「見つける」という行為に限り、休憩などしている暇はありません。
視覚だけは常にONにしておかないと、急の事態に対処する判断も行動も遅れます。そうなったら野生動物は待ってはくれませんし、そしてもう一度同じ所でそれが起こる事はほぼ無いでしょう…


・・・・・と、大きく出たは良いものの、私も蛇蛙がメインの撮影では単焦点レンズで2本、ボディ1台で活動しておりますので間に合わない場面も多々ありました。その逃した一場面一場面で、自分の無力さを噛み締めるだけでなく、あまつさえ写真に向いては無いのかもしれないといった類の考え方まで頭をよぎっていきました。
ですがこれはもう、今だから言えますが、「仕方ないのだ」と諦めるのもまた、ある種次へ進むためのステップなのではとも思います。確かに二度とそのシーンは来ません。本当に二度と撮れないでしょう。
一枚にこだわるのは貴重な事だと思いますが、その「こだわり」は執着では無く、その一枚への情熱が大事なことだと思います。今こそクレバーに行った方が良いと、身体も精神もそう、言うはずです。



広角での写真も撮影してました。

もう意識せずに見たら本当に石の一個ですよね〜。あっぱれな擬態でございます。
水掻きがある後ろ足がなんとも可愛らしい。(笑)




ん〜、キリがいいのでこの辺で。

それでは皆様、ごきげんうるわしう〜〜

お楽しみいただけましたら幸いです^^