Eros エロス
どうもこんにちわ。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
始原の神々で最も美しいとされるエロス。
ローマ神話ではクピドー(後のキューピッドですね)やアモールと対応するそうです。
逞しい翼、弓矢と松明を持った美青年として描かれることが多いですね〜。
他の動物がどうかは知りませんが人類は「愛」とやらに受苦を見出し、まるで生命の根幹のように扱う場面が多々あります。
愛とは何か、これはもはや哲学や倫理の話になってきますが、考えるだけはタダですから考え続けるのも悪く無いかもしれません(笑)
さて、本題です。本日もタイ王国の美しい生命たちを。
先日筆者のInstagram(@akitoshiii)でも紹介いたしました「ホソユビヤモリ」の仲間。
こうした小枝や土壁、岩肌なんかによくひっついてました。
チャマダラヘビ Psammodynastes pulverulentus
英語圏では"Mock viper"と呼ばれてたはず。
Mockは「模する」という意味合いがあるそうです。
この蛇がそう言われる由来は威嚇時にぷくっと頭を毒蛇のような三角形に広げるからだそう。
申し訳ないけど少しつついてみたら、ちゃんとそれをやってくれました。
その写真もあったはずなんですが・・・ごめんなさい・・・。
"Brown Kukuri Snake" Oligodon purpurascens
ククリというのは南アジアが起源のナイフのことだそう。歯の内側に向けてくの字曲がったもので、向こうでは祭事に使われることもあるそうです。
この無毒蛇、可愛い顔してますが実は牙がとんでもなく危ない代物。
他の蛇の牙ってハブやマムシは注射針のようだったり、アオダイショウやアカマタなんかは小さな剃刀が並んでる感じなんですが、この蛇は本当にナイフのような歯がしっかり生えています。
これは敵に対する防御手段も兼ねてるんでしょうが、食性に由来するようです。
爬虫類の卵を主食とするこの蛇は、丸呑みではなくこのナイフのような牙で殻を裂いて中身を啜るそうです。
写真の個体は20~30cmほどですがこのサイズでもしっかり噛まれると深傷を負い結構な量の血が出ます。
成体は50~60cmほどになるそうなので、もし大人に噛まれたら凄惨な事態になるのは想像に固くありませんね・・・。
これはウスバカゲロウの仲間ですかね。
日本でみられるシオカラトンボよりも大きかった・・・。
うっすら見えますが羽には黒いまだら模様。成虫でこんなサイズですから幼虫は日本の蟻地獄よりは大きくなりそうですね。
最後2枚はおまけみたいなもので!
月明かりに照らされた広葉樹の花でしょうか。
アリが蕾に集ってるので蜜が美味しいのでしょうかね(笑)
こちらは道中に落ちてた何かの羽根。
これわかる方いませんか・・・鳥は大して知ってるわけでは無いのでもうお手上げです🤷♀️
羽の手入れをここでした・・・それにしては随分な量が落ちていました。
それとも猛禽に襲われたのか…近くに巣でもあったのか…
この羽根、一番長いので20cmは超えてました。襲われたとしたら、襲った側は結構大型なのかしら…
なーんて刹那で考えながらすぐ蛇探しに戻り再び深い森の奥へ・・・。
まぁでも、東南アジアの良いところは生き物だけじゃなく住んでる人たちも面白いところですかね。
そういう系はまた別の記事で風景をメインに投げようと思ってますのでそこで書こうと思います。
それでは本日はこの辺で。
お越しいただきました皆様、応援してくださってる皆様に心からの感謝を込めて💕
ではでは、ごきげんよう。