Zeus ゼウス
全知全能、全宇宙を支配する絶対的な力と権力を持つ最高神ゼウス。
ローマ神話では「jupiter」ジュピターと対応する神様。
木星は太陽系の中でもかなり大きな(直径が)惑星ですね。
Aresの記事でも書きましたが、組曲惑星の「木星」…多分あの組曲の中では最も有名な曲ではないでしょうか。
平原綾香さんもカバーされてるそうです。
全知全能の神様であるゼウス様、それはそれは荘厳で人格者・・・と書きたいところですがこのお方、とんでもない好色家。
凄まじい数の女性と交わり多くの子を生み出しました。(笑)
まぁ、それも全宇宙の均衡を保つという大義名分があったそうですがそれにしてもあまりにもヤr・・・・
再三書いてますが、正妻であるヘラ様のお怒りはごもっともですわね。笑
まぁ、そんな話はさておき。笑
今回の記事で長かったタイ王国遠征の記事もいよいよ最終回。
今回の記事に野生動物は出てこないのですが、思い出とともに(バンコク近郊、確か王立博物館の周りだったかな?)、その辺の風景を連ねて書いていこうと思います。
撮影は三月半ばで、日本では桜満開な季節だったんですが、タイ王国はちょうど暑期。
昼間の日差しは、影すらも焼き尽くしそうな。
「タイには三つの季節があるんだぜ!」と言ってきたタイ王国の友人。
その三つは「暑い時、もっと暑い時・・・
そしてクソみたいに暑い時!!!!」
だそうです(笑)
いやしかし、この灼熱の王国は、住民の皆様が王国の国民であることを心から誇りに思っているように見受けられます。
宿の近くでたまたま会った日本人在住者の方も、マングローブを案内してくれたおじちゃんも、グリーンカレーが破壊的に美味かった屋台のおばちゃんも、田舎道で仲良くなったバイク五人乗りの少年たちも、プリウスよりも速く走るトゥクトゥクの運ちゃんも、前年風俗街で私に無理やりキスしてきたレディボーイも。
皆様の目には人間が持つ「命」を見て取れました。
確かに、命の輝きのようなものを感じ取れました。
あくまでも私感ですが、日本はタイ人の人達のようなバイタリティというものを、人から感じるのが少ないんですよね。
いやまぁ、裕福な国だからなんでしょうけど、それにしても大事なことを忘れ、見失ってるような雰囲気は否めませんね〜。
悲観してるわけじゃ無いんですよ。これからの時代、アートはそういう雰囲気を打破できますから。
私はそれの後押しをできたらな、と思うだけです。
数字で見れば非常に貧しく、貧富の差も激しい国とも見受けられますが、日本で時折感じるような重たくて嫌な雰囲気はタイ王国では全く感じませんでした。
おそらく、住んで生活してる方々には観光客の私らが知らない各々の苦悩があるとは思うのですが、それでも皆様揃って私ら日本人を快く歓迎してくださいました。
なんとかして日本人の私から金銭をぼったくろうという姿勢にすら、敬意を抱いてしまいます。(笑)
ぼったくろうとして来た商人に「私はこれ以上は払わない!」と意思表示すると驚くくらい爽やかに「バレてたか!(笑)オッケー!!じゃぁ正規の料金でな!でもチップは期待してるぜ??」という笑顔を見せてくれます。
いや、営業スマイルかもしれませんが、それにしても全く不快にならない、あの屈託の無い美しい笑顔・・・。
私の中のタイ王国は二年前で止まっていますが、今記事を書いてる最中でも、出会った皆様があの笑顔でいてくれたらな、と願わずにはいられません。
たまたま、海外の研究者からInstagramでDMをいただいたというご縁があって訪れたタイ王国という国ですが、初めて行った時から、私の人生観にとても大きな影響を与えてくれた国でした。
美しい人々と輝かしい生命が住むタイ王国に想いを馳せながら、「Kingdom of Thailand」の記事を締めようと思います。
お付き合いいただいた皆様、本当に本当に、ありがとうございました。
次回からは石垣島での撮影をつらつらと書いていく予定です🐍
それでは皆様、ごきげんよう。
良い夢を。