ハポン・ハセクラ後援会

400年以上前、宮城県からヨーロッパへ渡った支倉常長の遣欧使節。スペインに残るその子孫のハポンさんとのご縁を大切にする後援会です。

ハポン・ハセクラ後援会

400年以上前、宮城県からヨーロッパへ渡った支倉常長の遣欧使節。スペインに残るその子孫のハポンさんとのご縁を大切にする後援会です。

最近の記事

令和慶長遣欧使節2024結団式を行いました

2024年9月21日。令和慶長遣欧使節合唱団2024の出発まで1ヶ月を切り、結団式を行いました。 まずは会長の白田からご挨拶。後援会が東日本大震災を機に立ち上がったこと、ハポンさんたちの思い、この令和使節団の意義などをお話しさせていただきました。 使節団団長の支倉常長家ご当主の支倉正隆氏。先日、石巻市長を表敬訪問され、市長からチビタベッキア市およびコリア・デル・リオ市宛てに親書を託されたことなどをご報告くださいました。 今回の令和慶長遣欧使節団には宮城県議会の村岡貴子議

    • 石巻市長を表敬訪問

      2024年9月12日。 支倉常長家ご当主で令和慶長遣欧使節団の団長でもある支倉正隆氏が石巻市長を表敬訪問されました。 今回の令和慶長遣欧使節団訪問先の1つであるイタリアのチビタベッキア市と石巻市は姉妹都市であり、斎藤正美市長からはチビタベッキア市およびコリア・デル・リオ市の両市長に宛てた親書が支倉正隆氏に渡されました。支倉常長が幼少期を過ごした川崎町の小山町長からも親書を預かっており、支倉氏は現地で両市の市長に親書を渡されることになっております。

      • ハポンさんとコリア・デル・リオ

        スペイン南部アンダルシア地方。セビリア郊外のコリア・デル・リオという小さな田舎町。400年前に伊達政宗が遣わした支倉常長の遣欧使節団の子孫といわれる人たちが暮らしています。町には日本語の看板が溢れ、センダイという名前のカフェもあります。 支倉常長の一行がグアルキビル川をさかのぼって、この町からスペインに上陸しました。案内人の宣教師ソテロはセビリア貴族の人で、往路はセビリアで大歓待を受けました。 しかし日本を出国後すぐにキリスト教の禁教令が発布され、当初の目的を果たすことは

        • 【企画書】第二回ハセクラ・カップを日本で!

          1.背景 1613年仙台藩主伊達政宗公の命により支倉常長率いる慶長遣欧使節団は“伊達の黒船「サンファン・バウティスタ号」”に乗り込み、石巻の月の浦からスペインとローマに向けて出帆しました。一年後セビリア県コリア・デル・リオ(以下「コリア市」)に上陸、マドリードにてフィリッペ王に謁見しさらにその翌年イタリアのチヴィタヴェッキアからローマに向かいローマ法王に拝謁しました。コリア市には、使節団の末裔とされ、スペイン語で「日本」を意味する「ハポン」姓を持つ人々が700名以上いると言わ

          Samurai descendientes españoles casados en la casa Date Masamune

          El 7 de agosto de 2019, el Sr.Juan Carlos Palma Japón se casó con la señorita Yolanda Mellado en Sendai, Japón. Esta pareja española fue celebrada por el Sr. y la Sra. Hasekura, la descendiente directa de Hasekura Tsunenaga, como sus guardi

          Samurai descendientes españoles casados en la casa Date Masamune

          ハポンさん、大郷町へ

          2019年8月9日。最後の訪問地です。 朝は、気持ちのよい女川の空気を吸って朝ご飯。 ご飯にお味噌汁にサンマ一匹。朝ご飯はフルーツだけというハポンさんにはハードルが高かった模様ですが、大変美味なサンマでした。 最終目的地は大郷町。朝9時という早い時間なのに、到着するとバスから見えるように大段幕が。大郷町の皆さんが総出で大歓迎してくださいました。 大郷町の歴史に詳しい渡邊さんが、支倉常長公が84歳まで大郷町に隠れ住んだと言われる説明をしてくださいました。大郷町長さんによ

          ハポンさん、大郷町へ

          ハポンさん、女川でフラメンコ

          2019年8月8日。日本最後の夜は女川です。ホテルエルファロにチェックインしたあと、19時のパーティに合わせて部屋から出てきたら、なんと女性陣はみなさんフラメンコ姿! コバルトーレの選手達とも再会です。キャプテンのユウキ選手が、先日のクラブユース選手権でクラブ史上初の東北大会決勝トーナメントに進み、ベスト4まで上り詰め、北海道のインターシティカップに招待されたこと、そこでもきちんと勝利を挙げてきたことを報告しました。 するとハポンさん達から、コリア・デル・リオでハセクラカ

          ハポンさん、女川でフラメンコ

          ハポンさん、女川町長を表敬訪問

          2019年8月8日。午後四時から女川町長を表敬訪問させていただきました。 10月の女川町議選へ立候補を表明しているコバルトーレ女川の隅田アカデミー監督の司会で開始です。 ファンフラン会長は、支倉常長公ゆかりの都市を結ぶ支倉リーグ構想について説明してコリア・デル・リオ市長からの親書を進呈。これまでの経緯をまとめた本やコリア・デル・リオの特産品である米リキュール「慶長Keicho」をお渡し、盾も贈らせていただきました。 女川庁舎前で希望の鐘と共に記念撮影。そのあとは、女川の

          ハポンさん、女川町長を表敬訪問

          ハポンさん、サン・ファン館へ

          石巻市長を表敬訪問した後は、石巻日日新聞社の石巻ニューゼへ。 震災当日、電力が失われる中、近江社長が手書きで新聞を書いたこと、当時の写真などを見て勉強しました。コバルトーレ女川の選手たちが、どのような困難に遭遇していたのかをリアルに想像していたようです。 お昼ご飯は、げんき市場で軽く済ませ、次はサンファン館へ。 サンファン館では、素敵な交流が待っていました。 2018年の11月に、ファンフラン会長からCFコリアグッズを送っていただきました。それを、サンファンバウティス

          ハポンさん、サン・ファン館へ

          ハポンさん、石巻市長を表敬訪問

          2019年8月8日。この日も忙しいです。11時から石巻市長を表敬訪問させていただきました。 コリア・デル・リオ市長からの親書をファンフラン会長が市長に手渡し、支倉常長公ゆかりの都市を結ぶ支倉リーグ構想について説明しました。石巻市は、すでにイタリアのチベタベッキアと姉妹都市ですが、コリア・デル・リオではすでに石巻圏の人々と市民レベルの交流が進んでいること、具体的には石巻出身の青年が以前コリア・デル・リオに滞在していて今回もずっと一緒に帯同してくれていること、コバルトーレ女川の

          ハポンさん、石巻市長を表敬訪問

          ハポンさん、松島 円通院へ

          2019年8月8日。前の晩に日付が変わるまでカラオケしてても朝は8時出発です。強行スケジュールは変わりません(笑) 円通院は、伊達政宗公嫡男の忠宗公と家康の孫で二代将軍秀忠の養女(振姫)との間に生まれた光宗公の菩提寺です。 光宗公の霊廟三慧殿の厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれています。隠れキリシタンの暗号とも解釈される文様があり、3世紀半もの間、秘蔵とされていました。 ゆっくり松島を観光したかったのですが、残念ながら数時間の滞在となりました。

          ハポンさん、松島 円通院へ

          ハポンさん、伊達家ご当主に拝謁

          盛会だった挙式および披露宴の後、夕方は伊達政宗公の墓所、瑞鳳殿へ。 この日は七夕ナイト。 入り口に、伊達政宗公から数えて18代目の伊達家当主、伊達氏宗家34代ご当主の伊達泰宗様が。400年前の赦しをいただくかのようです。 さらに長崎からは慶長遣欧使節団の一員であった松尾大源子孫の高見正明さんが。支倉常長一行は長崎の出島にたどり着いた後、一部の人はカトリックの迫害を恐れて長崎に隠れ住んだと言われています。現在のカトリック長崎大司教区の高見大司教もその1人です。 400年

          ハポンさん、伊達家ご当主に拝謁

          ハポンさん、仙台で和装結婚式

          2019年8月7日。いよいよ今回の使節団のクライマックスです。 伊達氏宗家第34代ご当主も結婚式をあげられた伊達家ゆかりの仙台勝山館にて午後12時半から神前式を、1時半から歓迎披露パーティを執り行いました。 新郎新婦、媒酌人の支倉ご夫妻は朝9時に会場入り。10時半から会場リハーサル。新郎新婦のスナップ撮影があり、11時半にハポンさんご一行やホストファミリーの皆さんが到着。 その合間に取材。 2日前までは密着取材してくださっているKHBさんの「突撃!ナマイキTV」のクル

          ハポンさん、仙台で和装結婚式

          ハポンさん、ホームステイへ

          2019年8月6日。夜は、それぞれホームステイに行きました。 我が家には支倉常長家のご子息2人とエンリケくん、ファンフラン会長が。次男くんはお料理が上手でキャベツを一生懸命切ってくれました。 ちなみに、お夕飯のメニューは焼きそばとお好み焼きと鶏の唐揚げ。以上!もともと簡単なものしか作るつもりはなかったんですが、前の晩にエンリケくんと夕飯食べたときに「メニューにヤキソバないの?食べたいのに」と言っていたのでガッツポーズです(笑) ファンフラン会長とエンリケくんは翌日の本番

          ハポンさん、ホームステイへ

          ハポンさん、青葉城址、東北大学、博物館へ

          2019年8月5日。午後は仙台市内に移動です。 まずは青葉城址へ。伊達政宗公の騎馬像の台には、支倉常長公、ソテロ、サンファンバウティスタ号のレリーフが飾られています。 青葉城址入り口の大手門には支倉常長公の像が。コリア・デル・リオにある常長像とまったく同じものです。 東北大学文学部の森本教授にもお会い頂きました。東北大学ではアカデミアの世界で常長公の足跡の残る都市をつなぐ支倉リーグを構築されているところです。ファンフラン会長はコリア・デル・リオ市発案の支倉リーグ構想を説

          ハポンさん、青葉城址、東北大学、博物館へ

          ハポンさん、支倉地区へ

          2019年8月6日朝10時。川崎町支倉地区を訪問させていただきました。 宮城県南部の川崎町に支倉地区があります。山形の米沢で生まれた常長公は、幼少期に男子のいなかった支倉家の養子となりました。 この地区にある円福寺には隠れキリシタンの証拠と思われるマリア像や錨のマーク、仏像などを今も見ることができます。 数日前に再選されたばかりの小山町長をはじめ、町のみなさんに大歓待していただきました。おばあちゃん、娘さん、お孫ちゃんの3世代で踊りを披露していただき 翌日に結婚式をあ

          ハポンさん、支倉地区へ