JAPHICマーク認証事業者様インタビュー♯5 【株式会社木元省美堂様】
今回は、出版物や印刷物、ウェブサイトの企画、デザイン、制作、製造等を幅広く手掛けていらっしゃる「株式会社木元省美堂様」にお話を伺いました✨
業務の効率化や、お客様へのアプローチの一つとしてJAPHICマークを活用していらっしゃるとの事です。
株式会社木元省美堂 社長室課長 根本様に詳しいお話しを伺いました😊
JAPHIC事務局(以下J):ホームページを拝見させて頂いたのですが、出版物を始め、webサイトやノベルティ制作など、幅広い事業を手掛けていらっしゃいますが、具体的にどのような事業内容になりますでしょうか。
根本様:当社は大きく三つの事業に分かれております。
一つ目は学習教材・教育書、医療専門書等のデザインから印刷までの制作、二つ目は販促ツール等カラー印刷物の企画・デザインから印刷までの制作、三つ目はウェブサイトの企画、制作等です。
J:情報発信についての様々な事業を行っていらっしゃるのですね。
根本様:そうですね、元々当社は書籍や雑誌、論文等の制作をしていた印刷会社でした。
出版社様よりご依頼いただき、学校で使用されるドリルやテスト問題、地図等を制作するというのが主な事業内容でした。
現在はその知識やノウハウを活かして、印刷だけに留まらず、企画、デザインまで手掛けることで、発信戦略立案、情報設計、媒体制作の三段階で構成する情報発信支援サービスを提供しております。
J:そういった業務の中で個人情報を取り扱われる事があり、JAPHICマークを取得されたのでしょうか。
根本様:個人情報という範囲にしてしまうと、当社として扱うのはお客様から発注を受けた名刺情報や、社員の情報、お問い合わせでお預かりする個人情報になります。
基本はBtoBのお取引先が多く、お客様から預かる個人情報はそれほど多くはありません。
ですが業種柄、世間に出る前の情報を扱う場面が多くありその情報の取扱いについては特に気を付けなければなりませんので、機密情報という大きな意味で捉えJAPHICマークを取得しています。
J:JAPHICマークを取得されたことによって何か変化はございましたか?
根本様:元々当社は2006年よりJAPHICマークを取得するまでの14年間、他の第三者認証を取得していました。
しかし、管理する資料が多く、また年々工数も増えていき社長室の2名で更新審査を行うには負担が大きくなっていました。
そんな時に、時間的にも工数的にも負担が少ないJAPHICマークというものがあるという事を知り、また個人情報保護法に則った適切な基準であるという事も確認できたため、4年前、JAPHICマークへの切り替えを行いました。
JAPHICマークの審査は1年毎という点が、以前の隔年の審査方式と比べ負担になるかと懸念していましたが、1年毎の更新により逆にしっかりとPDCAが回せるようになり、業務に組み込まれた仕組みになったと感じています。
J:ありがとうございます。
最後に、御社で個人情報の取扱いについて意識している事はございますか?
根本様:当社では「社員教育」に力を入れています。
システムの構築は勿論ですが、そのシステムを扱うのも人です。
そういったことから、社員への教育についてはセキュリティー全般の教育を含め個人情報保護についての教育を継続して行っています。
勿論、システム的な問題はITサポート企業等も利用しセキュリティーを強化していますが、先程申し上げた「世間に出る前の情報を扱う場面が多くある」という観点からも、特に社員教育には力を入れています。
出版業界という、機密性の高い業界においてJAPHICマークを有効に活用していらっしゃる株式会社木元省美堂様。
個人情報保護体制を含めた機密情報に対して、確実に取り組まれている事が伺えました。
株式会社木元省美堂 根本様、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました。
JAPHICマーク認証機構では、個人情報の取り扱いに関するトピックス(ex.取引条件にJAPHICマークが入っていました!うちではこんな独自の取り組みをしています!等)を募集しております。
是非お気軽にJAPHICマーク認証機構事務局まで(info@japhic.or.jp)ご連絡下さい😊
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