ついに届いた!コロナ予防接種の案内
現在、イギリス在住者の2200万人以上が1回目の予防接種を受けた。
地域にもよるが、全国の65歳以上の接種率は90%を超えている。
イギリスのコロナ感染者、そして死者数を考えれば迅速な対応は当然と言えるのかもしれないが・・・。
先週、私より10歳は下の同僚が予防接種を受けたと聞いて驚いた。まだ40歳ちょっとの彼女が住んでいるのはロンドン。
やはりロンドンは感染者数も多いので、1日で接種を受けられる人数も多いのかもしれない。
私は昨日(3月8日)NHS(国民保険サービス)からの予約案内書を郵送で受け取った。
説明書には私の年齢グループの予防接種が可能となった事、予約方法、2回の接種が必要な事、接種をするのはNHSのみで無料である事が書かれていた。
予約方法はオンライン予約、それが不可能ならばコロナ特別電話ラインの2択。
接種場所は予防接種センターか薬局。その場所へ行くのが困難な人は地元の一般医の診療所という事だ。
それにしてもこの説明書、普通のフォントの3倍はある大きな文字!・・確かに見やすいが、おもむろにシニア仕様でなんだか複雑な気持ちだ。
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早速オンラインのサイトへアクセスしてみた。
自分の住んでいるPostcode(郵便番号)を入力すると、自宅に近い順番でセンターもしくは薬局名のリストがでてきた。
接種場所をクリック ⇒ 日付をクリック ⇒ 時間をクリック
確定すると、今度は2回目の接種予約を設定するよう指示が出る。 これは1回目の接種から11週から12週間までの間に受けなければいけないらしく、私が選択した日から11週間後から1週間の予約日がちゃんと出てきた。
1回目と同じように3回クリックで予約確定。
最後に予約確定の証拠が欲しい人は携帯電話番号かメールアドレスを入力すると、テキストかメールに確定メールを送信してくれる。
私は携帯番号を記入したが、最終確定した直後に携帯にテキストメッセージが入った。
コロナ陽性検査の予約の時にも感じたが、なんともカンタン、スムーズだ。
予防接種の予約ができて一安心。・・・と思ったが、イギリスで受ける予防ワクチンはファイザー、オックスフォード&アストラゼネカとモデルナの3つがある。
一体どのワクチンが日本人に一番有効なのだろうか? 私はどのワクチンの接種を受けるのだろうか?
・・・と考えたら、すこし不安になった。
とは言え、人種のるつぼのイギリスに住んでいて、そんな事で悩んではいられない。コロナの予防接種をこうやって受けられるだけでも有り難い!しかも無料で!
1回目の接種は3月28日だ。
今年初めにコロナに感染はしたが、またなってしまうリスクはいつでもあるのだ。
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本当に接種をもうすぐ受けられることはラッキーなのだと思う。
私の母は80を過ぎたが、まだ接種の案内はないと言う。
日本はイギリスほど感染のリスクは無いとは言え、接種は早い方が良いに決まっている。
予防接種は、重症化しない為の一番良い方法だと信じている。
そしてたくさんの人が接種を受けて、また自由に外出できる日が来ることを願わずにはいられない。
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予防接種の案内から、そんな事が頭に浮かんだ。