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学校に行きたくない!日

楽しい楽しい冬休みが明けて、3学期の初日の朝は
「学校に行きたくない!」と号泣したり、何かと行かない理由をつけたり
何やら暗い表情でふさぎ込んでしまう子どもも多いはず。
大人でさえ「会社に行きたくない!」と思うもの。

そんな時に、思い出してほしいのは、
HSC」 ハイリー・センシティブ・チャイルド

これは何かというと、感受性が豊かで、他人の気持ちによく気がつく一方、周囲の刺激に敏感で傷つきやすい、「人一倍敏感」な子供を指す言葉。

HSCは、米国の心理学者、エレイン・N・アーロンさんが提唱した概念で、アーロンさんの著書「ひといちばい敏感な子」(1万年堂出版)によると、

HSC=
(1)深く考える
(2)過剰に刺激を受けやすい
(3)感情の反応が強く、共感力が高い
(4)ささいな刺激を察知する

といいます。

 アーロンさんの本を翻訳した、心療内科医によると、
HSCは「5人に1人存在すると言われ、海外では研究が進んでいる」
そうです。

傷つく基準は子どもによって違うし、一番最悪な状態になってしまうのは、
「ママには何を言ってもわかってくれない。ママにはもう何も話さない」
と、心を閉ざしてしまうこと。

子どもの特徴によっても、大人のフォローの仕方が変わるし、
子どもの傷つきやすさも、子どもによって違います。

これをまず親として子どもの状態を正しく理解することはとても大切なのだと思います。

〈あれ?もしかしてHSCかな?と思ったら、親の立場でできること。〉
①まずはHSCを知る。
②子供も親も!「自己肯定感」「自慈心」を育む。
③敏感なぶん心身の疲れを溜めやすい。
HSCの子供は休息が大切。

私は「自慈心(じじしん)」という言葉がとても大好きです。
自尊心ではなく、「自分を慈しむ心」を大切にしています。
自分を慈しむことが出来れば、自然と相手のことも慈しむことができます。

疲れているお父さん、お母さん、まずは自分を慈しんでくださいね。

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