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宮城県でもウルシ植栽が進んでいます

国産漆が不足しているということで、各地でウルシ苗の植栽が進んでいます。これまでは産地の岩手や茨城などでの植栽が中心でしたが、今までウルシを植えたことがない、産地と直接関係がないエリアでも有志が植え始めているのです。これは大変良いことです。

土地の状況や日照、獣害などさまざまな要素で生育が左右されますので、一律に他の産地の育て方が適しているとは言えません。地元に残っているウルシを分根などで増殖させて増やすという方法がかなっている地域もありますし、岩手のように実生から増やしていく方法もあります。

過日、宮城県南でのウルシ植栽活動に参加しました。みなさん意欲的に作業されていました。この地もイノシシが多く出る地域ということでしたので、様子を見ながら対策を講じ、ちゃんと定着するといいですね。

国産漆を育て後世に継承するための活動を行っています。ご支援をよろしくお願い致します。