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口腔外科医の生活@ミャンマー

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ジャパンハートスタッフ岸直子がミャンマーでの日々をゆるくお届けします。生活はまさに”生”きる”活”動。必死に生きる様をどうぞご覧ください。
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#ジャパンハート

【10】いとおしいミャンマー

 こんにちは。ついに記念すべき第10回となりました。いやぁここまで来られましたのも皆様のおかげです。思いがけない人から「ブログ、見ていますよ!」なんて言われた日にゃ「え?私、流行りのブロガーとかになっちゃう感じ?ライターとか向いている?」という勘違いすっとこどっこいになってしまうからタチが悪い。今日はミャマーで出会ったおもしろ愉快なものをピックアップ。一緒に突っ込もうぜ!写真はミャンマー北部でイチャグエ(揚げパン)片手に無駄にテンションを上げている岸です。  こちらよくホテ

【7】ミャンマーの寺を知る(初級編)

 日本の皆様こんにちは。口唇口蓋裂プロジェクトの岸直子です。師走で忙しくされている方も多いと思いますがいかがお過ごしでしょうか。年末年始は田舎に帰省して家族揃ってこたつを囲み、ソバをすすり、みかんを食べ、紅白を見ながら「最近の若いコの歌はわからん」と言いながら床につく祖母におやすみなさいと言いつつ、カウントダウンし「あけましておめでとう!」と年始の挨拶を交わすことも今年はありません(岸家に限る)。なにせ常夏のミャンマーに住んでいますから。こちらは大晦日・お正月という概念はあま

【6】市場で買い物ざんまい女@ヤンゴン

 こんにちは。口唇口蓋裂プロジェクトの岸直子です。日本はめっきり寒くなったみたいですが、皆様体調を崩されていないでしょうか。ヤンゴンは日中はまだまだ暑く、34℃くらいになることも。停電も毎日律儀にやってきて、暑いねぇ暑いねぇと稲川淳二ばりに日々つぶやいております。”女シリーズ”をタイトルに使い続けたい想いが強く出過ぎて空回り感が滲み出ています。写真はメキシコ駐在時、市場の肉屋で斧を拝借した時のもの。若干33才。若気の至り。  今日はミャンマーでの食材の買い出しについて。何を

【3】ミャンマーで暑さとたたかう女

 みなさまこんにちは。ジャパンハート・ミャンマー口唇口蓋裂総合治療プロジェクトの岸直子です。残暑厳しい日本でいかがお過ごしでしょうか。今回もたたかう女シリーズをお届けいたします。  ヤンゴン、現在は雨季ですのでアツアツではないのですが、暑季(3月〜5月)はそれはそれはもう暑いのです。しかも日本のように冷房がどこもかしこも効いているという訳にはいきませんので、暑さ対策をしないといけないのです。停電もありますしね。  まず初めに私が購入したのはうちわです。どうせ買うなら現地っ

【2】ミャンマーで蚊とたたかう女

 皆さんこんにちは。ジャパンハートの口腔外科医、岸直子です。日本は毎日猛暑ですね。暑中お見舞い申し上げますという言葉がなんとピッタリなことか。こちらミャンマーは雨季でして(6月〜10月)、雨がドシャぁと降った後は涼しくさえあります。東南アジアという名前を聞くだけで暑いお国でしょうねぇ、と思われているそこのあなた。日本よりも快適なこともあるんですよ。  さて、ミャンマーで生活を始めてコンチキショーと思ってしまうことがあります。ええ、キャパ小さいので私。日々コンチキショーですよ

【1】 日本人口腔外科医がミャンマーに暮らし始めました

 みなさまこんにちは。国際医療NGOジャパンハートに所属し、ミャンマー口唇口蓋裂総合治療プロジェクト専門家の口腔外科医、岸直子と申します。日本ではなかなか体験できないであろうミャンマーでの日々のささやかな出来事をゆるくお届けするのもいいかもなと思い立ち、カタカタと仕事をしている風でキーボードを叩いております。”昼休みなのに真剣な顔をして一生懸命仕事をして、やっぱり日本人は勤勉だなぁ”と現地スタッフは思っているかもしれません。ごめん、日記書いている。    実は文章を書くこと