オリーブオイルはなんでもいいわけではない
「低温圧搾のエキストラバージン・オリーブオイル」と表示されていれば、最高級のオイルだと思う人が多いでしょうが、それは危険な発想である。
じゃあ、イタリア産・スペイン産なら安心?
いや、それも違う。
市民ジャーナリストのポール・ファッサ氏が面白い指摘をしているが、過去20年間、オリーブオイル業界ではいくつかの詐欺事件が起きているそうだ。
「エキストラバージン・オリーブオイル」と表示されているものの大半は、実はそうではないことを彼が告発している。
実際のところ、多くのオリーブオイルには食品添加物か混ぜられており、それによってオリーブオイルの持つ健康効果は打ち消されるばかりか、水素添加加工されたオイルの毒性が問題になっているのです。
純粋な高級オリーブオイルの場合、
オリーブの実を傷付けず、葉や小枝が混ざらないように、
オリーブは機械ではなく手摘みされる。
摘み取ると時間を置かず、低温で圧搾して
オイルを抽出する必要がある。
そこには熱も化学薬品も加えられいない。
そして、抽出されたオイルは、プラスチック容器では
オイルが容器の化学物質を吸い込んでしまうため
色の着いた瓶かステンレスの缶で保存される。
実際、本当に質のいいオリーブオイルは
日本でも色付きのガラス瓶で保存されているはず。
ここまで徹底しているオリーブオイルが、
果たしてどれだけ市場に出回っているだろうか?
オリーブオイルは「エキストラバージン」と付けば
何でもかんでも体がいいと思ったら大間違いということ。
安いまがいもののオリーブオイルを
大量に使って後に病院でお金を使うよりも
1本の価格は高くなるが、
瓶に入った本物の「エキストラバージン・オリーブオイル」を
少量だけ使うほうが、遥かに健康にはいいし
最終的には出費を抑えられることになる。
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