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井ノ原さんと東山さんの犯した罪は 人権侵害と性犯罪加担 どちらなのか

はじめまして。
これまでずっとはてなでブログを書いてきて、noteには初めて投稿します。
当面、はてなと両方利用していこうと思っています。そのため、この記事ははてなに投稿したのと同じものになってしまってます。
noteの記事は以前からいろいろ拝見してました。拡散OKのものは、はてなの記事内でリンクを貼らせていただいた事もあります。
たびたびnoteの記事を拝見していて、こちらの方が自分に合ってるかな?と感じて、この度会員登録しました。
よろしくお願いします。


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もう旧Jの事はいいや、書かない、書いても意味ないと思ってたのですが、どうしても気になって看過出来ない事があったので、やっぱりしつこく触れます。

なんだか世間的には飽きられつつある話題のようなんで、まだ言ってんの?とツッコまれそうですが。

どうしても、何度考えてもわからないのが、「なぜ旧Jは事実認定したのか?」という所。


最初の動画で、ジュリー元社長は「当事者が故人なので確認できない、わからない」と言ってたんですよね。動画見てなくて、記事を見ただけですが、ここはどの記事も一致してたので間違ってないはずです。

そして、9月の会見でもジュリ-さんは記者からの質問に対して「本当にわからない」と答えていたようです。これも、会見そのものは見てなくて記事がソ-スです。


再発防止チ-ムの報告書の中では、ジュリーさんが実態を知らなかったとしてもおかしくない旨の記述があります。

ジュリーさんは長年ジャニーさん、メリーさんと折り合いが悪かったため長らく子会社に出勤しており、旧J事務所本社にはほとんど出入りしてなかった、ジュニアの育成にはほぼ関わっていなかった。被害を訴えてる元ジュニアのヒアリングでも「ジュリーさんは知らなかったと思う」という声が複数あった。


つまり、ジュリーさんの主張は「噂や裁判があった事は認識していたが、実態は知らなかった」で一貫しています。また、当人(ジャニーさん)がやってないと言っていたのでそれを信じたとも言っている。ジャニーさん有りし頃の状況からも元ジュニアの証言からも、ジュリーさんの「知らなかった」という主張には信憑性があると考えられます。


一方、東山さんや井ノ原さんの「知らなかった」には疑問があります。


東山さん、井ノ原さんも「噂は知っていたが、実態は知らなかった」と主張している。

が、ジュリーさんと違うのは、「知らなかった」という割にお二方ともかなり踏み込んだ発言をしている所です。


東山さんは「鬼畜の所業」という、芝居がかった発言をしている。いや、今時安い芝居でも使わないレベルの嘘くさいセリフです。

本当に知らなかったのなら、長年ジャニーさんへの尊敬や感謝を口にしていた人がそこまで言うのか?

ずっと信じていたのに裏切られて怒りのあまり、という筋立て?それとも、BBCが都合よく捻り出してくれたグルーミング又は洗脳から解けたというテイなのか?

いずれにしても違和感満載です。

だって「噂は知ってたけど、実態は知らなかった」んでしょ?知らなかったから、長年ジャニーさんを慕ってきたんでしょ?尊敬や感謝を口にしてたんでしょ?

その頃と今と、180度認識が変わったのは何故ですか?根拠は何ですか?昔から噂や暴露本があり、被害者が複数名乗り出てきたからですか?

いや、噂や暴露本や複数の被害者の存在は何十年も前からあったはずですけど。

そういう点では状況同じですけど。

今までは噂や暴露本や複数の被害者の話を信じてなかったけど、今は信じてるって事ですか?

今まで信じなかったものを信じるようになった根拠は何ですか?


結局、最初の疑問に戻っちゃうんです。

なぜ、旧Jは性加害を事実と認定したのですか?

ずっと疑惑が囁かれていたのは同じなのに、なぜ今このタイミングで認識が変わったんですか?


井ノ原さんは、1度目の会見に続いて2度目の会見でも、ほとんど「実は知ってました」と白状したとも取られかねない発言をしている。

「絶対的な支配の中にいたんだと思います。それは巧妙な手口だったと思う。僕らが、子どもたちが気づかぬうちにそういう支配の中にあり、その当時いた大人たちも、そういう人もいたのかもしれない。その得体の知れない恐ろしい空気感を僕は知っています。きっと東山さんも知っていると思います。だからこうなったら、どんどんおかしくなっていくことを肌で感じていると思います」とジャニー氏や姉の藤島メリー泰子氏が支配した状況を批判した。

これ、私には「薄々知ってました」という自白にしか読めません。

薄々知っていたけど、絶対的な支配と恐ろしい空気の中で声を上げられなかったんだと。

一方で、自分は被害に遭ってないとも言っている。

???

つまり、自分は被害に遭ってないけど、他の子たちが被害に遭ってるだろうな、という事は薄々わかっていて、それなのにこれまでずっと黙ってましたって事?

デビューして何年も経ってそれなりの地位も財産も築いて、もはやそこまでジャニーズの看板に縋らなくてもよかった立場の方ですよね?

いい歳した大人で、結婚して子供もいて、別に隔離されてるわけでも監視されてるわけでもなく、芸能界という特殊な世界で働いてるとは言え、私生活は普通に送っていた方ですよね?そんな人がずっと洗脳状態に置かれていたというのはちょっと説得力ないな。

なぜ、絶対的支配と恐ろしい空気が蔓延する事務所にずっといたんですか?ジャニー、メリーという恐ろしい人たちがのさばる事務所から出ようと思わなかったんですか?怖くて出られなかった?じゃあ、その2人が亡くなった後もなぜ恐ろしい記憶のある事務所に残ったんですか?

私のような凡人にはよくわからない心理だな。

いずれにしても、デビューして数年はともかく、後年は物申せない立場の方ではなかったですよね。他の子たちや後輩たちが被害に遭ってるのでは?と思いながら、ずっと黙ってて放置しつつ事務所から仕事を貰ってたって・・・これはもはや共犯ではないですか。

ジャニーさんの性加害が事実であるとすれば。


上手く言葉に出来なくてもどかしいのですが、私が1番引っかかってるのはまさにここで、

私から見て、井ノ原さんの発言は、ほとんど「知っていた」という自白に等しい。

でも、知っていたとは言い切らない。

知っていたと言い切ってしまうと、自分自身の罪を問われるから?

だから、薄々そうじゃないかと感じていたけど、絶対的支配と恐ろしい空気の中で何も出来なかったんだと言い訳しているように思える。


でも、「知っていた」と「薄々そうじゃないかと感じていた」は、証言としての重みが全く違う。

「知っていた」なら、ジャニー喜多川という人の性加害を立証する決定的証言になり得る。もし、ジャニーさんが生きていて時効も過ぎてなくて刑事裁判が行われていたら、物的証拠がなくても有罪判決が出る確率が高くなるレベルのものだと思う。なぜなら被害者ではなく第三者の証言だから。事実でなければ偽証罪に問われる立場の人の証言だから。

と同時に、井ノ原さん自身の罪も問われることになる。知っていたのに長年黙っていて、言えなかった理由がそれなりにあったとしても、結果的に被害拡大と犯罪隠蔽に加担した事になるから。


一方、「薄々そうじゃないかと感じていた」はどうなのか。これでは決定的証言にはならない。多分、法廷で被告人の弁護士にボコボコにされると思う。もしかしたら検察側の証人にすら呼ばれないかもしれない。

これなら井ノ原さんは罪に問われる恐れはない。ジャニーさんの罪を立証する材料にならない以上、井ノ原さんの罪も成り立たないのだから。

つまり、井ノ原さんは「薄々そうじゃないかと感じていた」という主旨の、有罪の決め手とは到底なり得ないレベルの曖昧な発言(要するに個人の感想)で、ジャニーさんの事を犯罪者認定しておきながら、「知らなかった」と言い張って自分の罪は逃れようとしている。

これって卑怯じゃないですか?


もし事実認定の根拠が、井ノ原さんの「薄々そうじゃないかと感じてました」にあるなら、ジャニーさんと井ノ原さん(東山さんも)の罪は切り離せないと思う。

ジャニーさんの性加害を事実認定するなら、井ノ原さんと東山さんは自分たちの罪も認めないと辻褄が合わない。


もし事実認定の根拠が井ノ原さん(や東山さん)の私感にあるなら、ですが。


だから、結局ここに戻ってしまう。


旧Jが事実認定した根拠は何ですか?


BBC様や国連様(実際は国連人権理事会)ガ-!というのは聞き飽きたんでもういいです。どちらも被害を訴えてる側の話を聞き取っただけで、客観的な調査はしていない。

第三者委員会ガー!というのももういいです。調査チームではなく再発防止チームという名称で立ち上げた時点で、事実認定するのは既定路線だったので。立ち上げた時から「証拠は求めない。性加害があった事を前提に調査する」と明言してましたし、報告書でも「我々の見解はちゃんとした捜査機関が調べた結果と違うかもよ」という主旨の留意事項をこっそり入れていざという時の逃げ道を用意している。

昔の裁判デー!という定番のセリフも、申し訳ないですが私のような頭の固い人間には通用しません。刑事裁判で有罪判決が出る事と、民事の名誉毀損の裁判で被害証言の真実相当性が認められる事は全く別物です。

要するに、ずっと「天下のBBC様が報じたんだから本当だろう」「天下の国連様(実際は国連人権理事会)が事実認定した」「第三者委員会の調査の結果事実と認められた」「裁判で有罪になった事がある」というのは、実態のない幻想、思い込みに過ぎない。
都合のいい所だけ切り取って歪曲し、世論を自分たちの望む方向に誘導しようとしたメディアに、まんまと煽動されたという事です。
松本さん、伊東選手の件で、ようやくその事に気づき始めた人もいるようですが、時すでに遅し。


私にはジャニー喜多川という人が犯罪者だったのかどうかはわかりません。

あったかもしれないし、なかったかもしれない。

問題なのはそこではない。

証拠もなく、警察の捜査も裁判もなく、それ以前に被害届も提訴もない、この状況で有罪無罪を断定してはいけないというのが法治国家の建前です。

これは絶対に守られなければいけない。

なぜなら、人権と社会の秩序に関わる大事な事だから。



納得できるまで何度でも聞きます。

旧Jが事実認定した根拠は何ですか?

もし、井ノ原さんの発言

「絶対的な支配の中にいたんだと思います。それは巧妙な手口だったと思う。僕らが、子どもたちが気づかぬうちにそういう支配の中にあり、その当時いた大人たちも、そういう人もいたのかもしれない。その得体の知れない恐ろしい空気感を僕は知っています。きっと東山さんも知っていると思います」

これが根拠なら「知っていた」と言い切ってください。そして自分たちの罪を認めた上で、ジャニー喜多川という人を犯罪者と断定して下さい。

「知っていた」と言い切れないなら、証拠もなく、警察の捜査も裁判もなく、客観的な調査も立証も行わず、もはや反論できなくなった故人を犯罪者呼ばわりしてはいけません。

それは人権侵害です。



井ノ原さんと東山さんの犯した罪が、人権侵害なのか、犯罪の加担隠蔽なのか、どちらなのかを是非知りたい。

日本が法治国家であるために必要な事です。

とりあえず謝ってみせれば、お金をばら撒けば有耶無耶に出来る問題だと、勘違いしないで欲しい。

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