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⚖ 6年+本人訴訟【34】都職員S本 申立て事案を放置(不作為)後,握りつぶし?【2】

本連載【33】↓ のつづき,です。

※ 以下,「センター」とは,東京都の,東京都立・中央職業能力開発センターです。詳細は,本ブログ【0】をご参照ください。
※  アカハラ加害疑惑の3教員を,裁判で提出した陳述書上のイニシャルを改め,A,B,Cとしています。

私は、言葉による嫌がらせに加え「股間を叩かれ」たことで、アカハラ問題を学校に訴えたものの対応してもらえず、前期実技試験で外部講師のBに「59点で不合格」というさらなるアカハラを受けたことから、継続したい一心でセンター側に事案申告したのですが、なぜかセンターからも何ら対応されないまま、さらなるアカハラの結果として、「除籍で退校」とされました。

学校が作成し,センター(東京都)所長が承認し,ハローワークに提出した受講証明書。

事件がなかったなら、今頃、介護福祉士として5年程の実務経験を経て、ケアマネージャーを目指すか、認知症予防を趣旨とする起業を試みていたと思います。学校に入校した目的がそれであり、十年来温め続けていたそのセカンドキャリアへの第一歩でした。
 
私は、学習権を不当に侵害され、尊厳を踏みにじられ、かつ当時の私の唯一の生計源であった失業給付金を受給する権利を「今日の明日」という強引さで奪われ、生存権を脅かされました。
さらにセカンドキャリアを実現しようとする幸福追求権も侵害されました。
 
そして、精神的に病み、未来への希望も生きる気力も失せ、自殺念慮を抱くまでの窮地に陥りました。あまりに訳がわからなすぎる現実を前に、「わからないような自分がおかしいのだ」としか思えなくなったのです。
 
内心、「税金を無駄にしてしまった…」と罪悪感もありました。そのため、当初、私は誰にも顔向けができませんでした。
 
しかし、従前より相談していた家族や後に陳述書を書いてくれたKSさんや、クラスメートだったMTさんの他、数名の友人は、揃って、「おかしい」と言い、サポートの手を差し伸べてくれました。私は、そんなみんなの存在に感謝し、生き続けるため、裁判をすることにしたのです。
 
(⇒【35】につづく)


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