見出し画像

自分を大切にできない夜明けに

つらいことやとても気になることがあると、私は眠るのを止める癖がある。

お医者さんから睡眠薬を処方されているから、飲めば眠れるのだけれど、それは逆に飲まなければ安眠できないということでもある。
意図的に夜の薬を飲まず、一晩中なにかをして起きている。

ちょうど、昨晩もそうだった。

見なければいいのに、嫌な情報の書かれたSNSを見る手が止まらないのはどうしてなのだろう。
気になって気になって仕方がない。

一旦気持ちを離れさせるために作業(編み物をしたり、楽譜を書いたりする)をしても、結局はSNSに帰ってきてしまうのだ。

そうして、一睡もせずに朝を迎えた。
どんよりとした気持ちは今も晴れないけれど、朝日を浴びると少しマシになったような気持ちになる。

もうすぐ朝食を作る時間だ。

いいなと思ったら応援しよう!