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中国の世代カテゴライズは案外正しい

「Z世代の考えることはよくわからん!」とか、「私は就職氷河期世代だからバブル世代とは価値観が違う・・」みたいな感じで、ジェネレーションを表す言葉って色々ありますよね。

中国にも明確に世代を分ける言葉があります。それが、
・80後(バーリンホウ)
・90後(ジウリンホウ)
・00後(リンリンホウ)

80後は、1980年から89年生まれの世代を差し、現在アラフォー世代。中国の「一人っ子政策」の時代に生まれた人たちであり、改革開放の政策のもと「個人化」の進んだ世代ととらえられ、私と同世代で接してきた80後世代の中国人はバイタリティに溢れ金持ちになりたい!という野望に満ちた人が多かったように感じます。勉強も非常に真面目です。幼少時に日本アニメを見て育ち、日本に留学したり日本での就職に憧れた人も多いのではないでしょうか。欧米や日本に追いつき追い越せ!という精神で、日本でいう高度経済成長期の団塊の世代の価値観にちょっと似ている気もします。

90後は、私の妻がまさにその世代。インターネットの発展とともに成長した世代でいわゆるデジタルネイティブ世代であり、80後ほどのガツガツ感はないけど、グローバルな視点もあって比較的自由な考え方の世代。と言いつつも、中国の家庭を第一に考える価値観や、勉強を頑張って成功者になれ!という親族からのプレッシャーも強かった世代のようにも見えます。

00後は、妻の妹がちょうど2000年生まれなのでこの世代のパイオニア。圧倒的に自由な価値観で、家族の言うことも右から左に受け流し、そもそも成功者になって誰か自慢したい!みたいな価値観はほぼ皆無。我が道を行くという感じです。大卒後に一度就職したんですが、来月からカナダに留学することになりました。もう80後の人らからすると、理解できない新人類!って感じです。

あんまり、世代でカテゴライズするみたいのはどうかという話もありますが、中国人に関しては本当に世代の特徴がくっきりと分かれている感じで面白いです。もし、中国人の方と関わる機会があったら年代だけでも最初に聞いてみるかといいかもしれません。


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