中国LCC二大巨塔「春秋航空」と「吉祥航空」
コロナ禍や物価高の影響で5年以上前には考えられないほど航空チケット料金が爆上がりしていますが、そんな時に助かるのが格安航空会社LCCの存在です。日本ではジェットスターやピーチ、スカイマークあたりが有名かと思いますが、たぶん中国で一番有名な格安航空は「春秋」と「吉祥」でしょう。ただ、もちろん格安なのでその分妥協する部分は出てくるわけですが・・
こんなに航空チケットが値上げする前には、私も中国の航空会社の3大キャリアと言われる中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空すべて乗りましたが、サービスも周到で機内食もうまい!という事で文句なしのクオリティでした。
一方、2023年8月末、普通の航空会社だと羽田上海の往復で20万も30万もしていた中で、「春秋航空」を使った私たちは往復7万で羽田浦東を行き来できたのでした。ただし春秋航空の国際便はほとんど深夜便であり、たしか深夜2時くらいの便で朝5時くらいに着くみたいな恐ろしいスケジュールでした。もちろん、機内食もドリンクサービスもなし。
帰りの便で妻のパパがひたすら市場で買った安いりんごをかじっていたのをふと思い出しました。
吉祥航空も似たような感じで、日本に中国の親戚が来た時にはここの会社を利用したそうです。
その辺が許容できるのであれば、中国LCCは全然アリだと思っています。
日本国内の旅行でいうと新幹線大をケチって深夜バスにのるみたいなノリですかね。
移動も含めて「旅」は楽しいので、その点はお金で買えない価値があるのかもしれませんね。