見出し画像

中国人は地元自慢と儲け話が好き?

今宵は老姨夫(妻の母の妹の夫)に誘われて自宅でまたまたガチ中華をご馳走になりました。

ガチ中華の話題は最近多すぎるので今日は置いといて…

自宅には老姨夫とその妻の老姨娘、そして先客として広東省出身の女性の方がいました。老姨夫も歴史の話や地元の名産品などを自慢するのが大好きで話が鬼神の如く長いのですが、この広東人の方はさらに輪をかけておしゃべり好きで、広東省には单丛茶という銘茶があって福建省で人気の烏龍茶の何倍も美味いし高級!とか、日本人は広東料理といえばあんかけしときゃいいと思ってるだろうけど地元の広東料理であんかけを使うメニューはひとつしかない!とか、うんちくのオンパレードで小一時間、そのあとは不動産売買とか株投資の金儲けの話題に移りました。

広東人の方曰く、うちの夫はおバカさんで私がいう通りに徐家汇(上海の一等地)に投資してたら今頃2億円儲かってたとか、自慢話のオンパレード笑

そんなに自信あるなら自分で投資したらええやんとは思いましたが、反論されたら面倒くさいので日本人の必殺技、ニコニコ聞きながら相槌を打つに徹しました。

この方は特にその傾向が強かったですが、中国人、特に上海人や南方の方はとかくこうした儲け話が大好き。

妻のパパもポケモンカードに投資してたりして、5000円利益が出た!みんな褒めて!と一喜一憂しています。

一昔前は上海人をいじる言い方で向钱看(お金に目がないという意味で本来向前看=前向きにという言葉をもじった俗語)とか言ってましたが、中国人は平均的にちょっとでもチャンスがあれば金儲けしてやろうというアグレッシブさを常に感じます。

中国の経済がここ20年でぐんと伸びたとはいえ、まだまだ日本円にして平均月収が2万に満たない方が半分くらいいるというようなデータもありましたし、生きていくために必死に稼ぐことと、方法論はどうあれ稼ぐアイディアを口に出すのはたぶん日本ほど嫌らしく映らないのかもしれません。

私も次回は何か儲け話を携えて参加しようとかと心に誓ったのでした。

老姨娘と老姨夫の愛猫マルちゃんも完全に聞き飽きた様子
猫に小判とはよく言ったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?