横浜最強のガチ中華エリア紹介します
2022年に新語流行語大賞にノミネートされた「ガチ中華」というパワーワード。書籍の人気も後押ししてすっかり誰もが目にする言葉になりました。私も10年くらい前から昔ながらの町中華とは違った本場の味の中華料理店に注目して一部メディアで紹介したりしていたのですが、このガチ中華というキーワードを初めて見た時は「やられた!」と思いました。
ブームで一躍脚光を浴びたのが東京の池袋や上野などのガチ中華料理店集結スポット。確かにここらを歩けば本場のガチ中華料理店はすぐ見つかります。
一方で、東京以外ではガチ中華は食べられないのか?というとそうでもなく、埼玉県の西川口も中国の街が丸ごと引っ越してきたようなガチ中国スポットですし、大阪の難波も最近すごいと聞きます。私が住んでいる横浜市にも凄まじいガチ中華エリアが存在します。
横浜最強のガチ中華スポット「伊勢佐木町」
中国人妻やその家族がしょっちゅう利用しているガチ中華スポットが横浜の関内にある…それを聞いて真っ先に思ったのは、それ横浜中華街でしょ?
最近、中華街の中華料理店もかなり現地に近い味の店が増えてきた感じはしますが、それでもやっぱり日本人観光客向けのアレンジや工夫が凝らされており、中国人向けの飾り気のないガチ中華とはやっぱり一線を画するとは思ってます。
しかし、妻が行っているのは同じ関内エリアでも逆側で、商店街のある伊勢佐木町方面。伊勢佐木モールと言えば、ゆずが路上ライブをしていた聖地としても有名ですが、実は近年このエリアから日出町あたりにかけて次々とガチ中華料理店が並び始め、横浜市内の中国人に大人気となっているそう。
ということで、ガチ中華をこよなく愛する私が強く推したい伊勢佐木町の行きつけを2つ紹介します。
大迫力!東北名物の鉄鍋「大東北」
ガチ中華というと四川料理が目立ちますが、日本で中々食べられない中国東北料理を出してくれるのがこのお店。東北料理と言えば餃子や串焼きも有名ですが、名物の铁锅炖という料理は絶対に外せません!大きな鉄鍋でお肉や野菜を煮込んで、鍋のふちでついでにとうもろこし餅を焼くという豪快な料理。
鉄鍋顿の調理風景は以前西川口で撮影したものがあるので参考まで。
※動画の9:00〜鉄鍋顿が出てきます。
この大東北でも看板メニューとなっており、ホクホクのジャガイモとほろほろのパイコー、サヤエンドウもアクセントになっていてとても美味しい!日本の肉じゃがを思い出すよう懐かしい味付けなので、ガチ中華と言いつつ日本人好みの味かと思います。
ぜひ訪れた際にはこのメニューを注文してみてください。
北京ダックもどきの豚クレープ巻きが絶品!「瑞祥飯店 関内店」
こちらのお店も東北料理がメインですが、毛血旺(鴨の血、牛ハチノス、豚の大動脈などを原材料とした激辛鍋)などの伝統的な四川料理もあり、辛いもの好き&ホルモン系好きの私にはたまらないお店でした。
そして、このお店で私が初めて食べてその美味しさにびっくりした料理がこちら!
北京ダックの中身がダックではなく、豚のもも肉の上半分(肘子)に変わったもの。ソースの味付けは北京ダックとほぼ同じで、豚肉の旨みも合わさって最近食べた中で一番美味しいと感じたガチ中華になりました。
最近できたお店なので店内も綺麗。円卓もたくさんあるので接待や宴会にもオススメです!ちなみに私たち家族は新年会で行きました。
他にも牛肉面や火鍋など多種多様なガチ中華が集まるこのエリア。
今後も潜入リポしていきます!