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日中夫婦が結婚を決めた瞬間

中国江蘇省出身の妻と入籍したのは2022年7月7日の七夕。お付き合いした期間はおよそ1年半くらいでしたが、後々わかった事として、私も妻もこの人と結婚してみたい!と思った瞬間はそれぞれ別に存在しました。

私が妻と初対面の時からビビっとは来ていましたが、結婚を決めたきっかけの一つ目は素直に「プロポーズしてほしい」と言われた時です。私はもし結婚を申し込んで断られたらどうしようとか、結婚して一生うまくやっていけるだろうか…と打算的にウジウジ悩んでいた時期にさらっとこの言葉をかけられたので、この人とならずっと一緒にいても気持ちのすれ違いが起きないだろうと感じたからです。

妻はよく言えば素直で決断力があるタイプ。悪く言えば短気でせっかち。(自分でもそう言ってますが) だからこそ嫌なことは嫌とはっきり言う。してほしいこともその場ですぐ言葉にする。愛情表現もストレート。雰囲気から察してみたいな日本人的なコミュニケーションのわびさびがないからこそ、何を考えてるかがすぐに伝わるので、恋愛下手の私には心地よかったのかもしれません。

もう一つの理由は両親と初めて会った時のこと。パパが自慢のガチ中華を自宅で振舞ってくれたのですが、私は彼女のパパにすっかり惚れてしまい、パパも僕のことを気に入ってくれたようで、ママも妹もおばさんも…家族全員が温かく迎えてくれたことが大きかったです。

一方、妻に聞いたところ、恋のキューピットはニトリだったそうです。どういうことかというと、お付き合いしていた時期に彼女が実家を出て一人暮らしするタイミングがあり、家具は新横浜のニトリで一通り買ったのですが付き添いで荷物持ちをしました。手がちぎれそうな大荷物をかかえて新横浜駅まで歩いて行く途中、あいにくの大雨に。びしょ濡れになりながら駅まで歩いている私を見て妻は「私と一生付き添ってくれるのはこの人しかいない」と直感的に思ったようです。

私はよく言えば寛容な性格、悪く言えば優柔不断なイエスマン。この凸凹具合がうまくマッチしたのかもしれません。妻は私の家計簿の管理もしてくれて、使用頻度が微妙なサブスクは全部切られました笑

面白いものでそんな夫婦生活を続けて行くと私は妻の影響からか嫌なものは嫌とハッキリ言えるようになったし、妻も私の影響かわかりませんが以前に比べてだいぶ言葉の角がとれてダメ出しが丸くなりました。

ということで、別れ際のカップルや夫婦が「私の好きなところを10個言ってみて」みたいなやりとりをよくしてますが、それだとハードル上がっちゃうので、結婚を決めたのなんでだっけ?好きになった瞬間は?みたいなトークテーマの方が明確に思い出しやすいし、建設的な会話ができるので、良好な関係を保ちたい方にはオススメの裏技です。
かくいう私も妻に私の好きなところ…パターンの質問をされてしどろもどろになったことがあります。



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