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中国人が10年毎の誕生日を忘れない理由

本日は、赤ちゃんの初お目見えという事で、私の両親と弟が家に来て赤ちゃんと触れ合いつつの食事会でした。

今朝、妻が「お義母さん明日70歳だよ!ケーキ買おう!」と言い出し、そういえば11月4日だし、計算したら70歳、つまり古希祝いなんだ!と勘付きました。慌てて安定のキルフェボンさんで古希祝いのケーキを調達。

母に花束と一緒にサプライズ的に出してみると、「え!?そうだったんだ」と自分でも忘れてた模様・・まあ還暦ぐらいは意識するにしても古希ってなかなか意識しづらい節目ですよね。

もともと「古希」という言葉は、中国唐代の詩人・杜甫の「曲江詩」の一節「人生七十古來稀」に由来しており、中国から来た言葉ですが、中国だと10歳、20歳、30歳・・と10年ごとの誕生日を親戚一同集まって盛大に祝うという風習が、特に地方では色濃く残っています。昨年中国で妻の地元を訪ねた際にも、大姨娘(妻の母の一番上の姉)の還暦祝いには百人前後の人が集まっての結婚式並みの祝いでした。

てな感じで、家族全員揃ってお互いの誕生日を忘れてる我々がなんだか恥ずかしくなった1日でした。

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