中国ビザ免除再開も・・たぶん気軽に観光するのは難しい
日本人が中国を訪れる際に短期滞在のビザを免除する措置が11月30日に再開し、観光やビジネスで中国に行きやすくなるというニュースがありました。中国に親族もいて今後も行き来する可能性の高い僕としてはだいぶ助かる知らせではありましたが、今後気楽に中国旅行したりする人は増えるのでしょうか?
実際問題、かなり難しいかもしれませんね。
昨今のネガティブなニュースのこともあって、不安も大きいと思いますし、現状日本人が初めて旅行に行く国としては、かなりハードルが高くなってしまいました。
そして何より、私も去年苦労して観光ビザを取って行った中国では、なかなか外国人が行きづらい国になったなぁ・・というのが正直な感想でした。
というにも、都会はもちろん、農村部ですら完全キャッシュレス社会になっていて、ほぼ現地の人々の決済手段はWeChatペイかアリペイ。クレジットカードも結構使えないところが多いです。
現金は使えないわけではないのですが、基本的に店員さんに嫌な顔&ため息みたいなリアクションされます。時には「お釣りがないから・・」と、門前払いされることも・・この決済の壁って、実は言語の壁以上に高く立ちはだかるのでは?と。英語しゃべろうが、ジェスチャーしようが、できないものはできない!っていうのが、海外で一番辛い状況だと思うんですよね。
現状、クレジットカードにWeChatペイやアリペイを紐づけることは日本人でも可能ですが(以前は中国の銀行口座と紐づけてないとダメだった)、そもそもアプリをダウンロードして使い方を覚えたりしなきゃいけないので、かなり面倒です。まさにデジタル・ガラパゴスなんて言われてたりも・・
ちょっと12月以降の観光動態は注目ですね。