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yossytech123
シウマイ弁当と冷めても美味しい日本の駅弁の底力
「駅弁」って結構日本独特の文化ですよね。おそらく海外でも似たような概念はあるし、中国でも電車内で食べる盒饭というものはあります。最近だとマクドナルドやケンタッキーフライドチキンから、肉まんや牛肉面、宮保鶏丁弁当なんかも高速鉄道の車内で注文できるみたいですね。
ただし、中国の駅弁は基本温めて食べるものだったり、温かいものを買って食べるのが普通。一方日本だと冷めた状態で売られてる上にレンチンしなくてもオッケー・・日本育ちだと違和感がないですが、妻に「中国って冷めたお弁当ないよ」って言われて初めてその特異性に気づいたのでした。
ちなみにみなさん「駅弁」といえば何を思い浮かべますか?牛タン弁当に峠の釜めし、あじの押し寿司・・どれも美味しいですけど、私にとってのナンバーワンは何といっても崎陽軒の「シウマイ弁当」でした。
たっぷり詰められたシウマイと筍のにもの、お魚にかまぼこ、唐揚げまでつけてくれて、あんずも口直しにピッタリ!まさに究極のバランスであり、冷めても美味しい、むしろ冷めてる方が美味しいお弁当の最高峰ではないでしょうか。開発の裏にあるサイドストーリーも含めて最高です。
ちなみに、中国で「焼売(烧卖)」というと、特に上海周辺では中にもち米が入ってるものが一般的かなと思います。私が中国(主に南方)で食べた焼売はすべてこの形でしたし、江蘇省出身の妻もこのタイプだったと言ってます。
ちなみに崎陽軒の駅弁では他にも「チャーハン弁当」や「中華弁当」も美味しいんですけど「横濱ピラフ」というのを最近食べたんですが・・ちょっとこれは遊びすぎだろう・・とは思いました。やっぱり俺はシウマイ弁当がいいや。