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【2025年版】ワーホリ初期費用50万あれば足りる?【オーストラリア】
はじめに
こんにちは!
note部門担当のMioです。
今回は、ワーホリ準備中の方に向けて、初期費用についてリアルに解説していきます。
結論から言うと、だいたい 70万~100万円 は用意しておくのがベストです。
大学生で休学してワーホリに来る方の中には、親からお金を借りている人も多いですが、目安として 70万円程度 は借りる覚悟で来るといいでしょう。
「稼げるから何とかなる」と思っている方も多いかもしれませんが、仕事探しはタイミングが重要です。初期費用を全く準備せずに「仕事さえ見つかればなんとかなる」と考えていると、意外と早く帰国する羽目になったりします。
これは脅しでも過剰に見積もっているわけでもなく、実際にかかる初期費用を元にお話ししています。
なので、しっかり参考にして、準備を整えてくださいね。
もしこの記事が役に立ったら、ワーホリを準備している友達にもシェアしてみてくださいね!
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オーストラリアにワーホリで渡航する際、初期費用として具体的に想像しづらいけど、実際にかかってくるお金は次の3つです。
語学学校の費用
ホームステイや滞在費
海外旅行傷害保険費用
これらは、ワーキングホリデーを決めた際にまず考えるべき基本的な費用です。
特に、この3つは人によって金額が異なるため、一概にいくらとは言えません。ですが、今回はよくあるケースを基に紹介するので、一つの目安にしていただければと思います。
もちろん、他にも必ずかかる費用があります。 例えば:
ビザ申請費用
渡航費
パスポートの取得費用
お小遣い
これらについては、皆さん自身で調べればすぐに分かることなので、今回は割愛しますね。
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語学学校の費用
まず最初に、ワーホリで渡航する方がほぼ通うことになる語学学校の費用について触れていきます。
ワーホリビザを取得すると、最大17週間まで語学学校に通うことができます。
では、なぜ多くのワーホリの方が語学学校に通うのでしょうか?
主な理由は以下の3つです:
英語力の向上
情報収集
友達作り
語学学校で出会う友達は、学校卒業後も長い付き合いになることが多く、現地生活を楽しむうえで大事な存在になったりします。
また、語学学校で一定期間、英語で話したり聞いたりすることに慣れておくことは、後々仕事を探したり現地の人々とスムーズにコミュニケーションを取るためにとても重要です。
語学学校のレベル分けでは、最低でも中級レベル(Intermediate)まであったほうが良いです。仕事を見つける際や海外の人とコミュニケーションを取るうえで中級レベルが必要だからです。
語学学校のレベルは一般的に以下の6段階に分かれています:
Beginner
Elementary
Pre-Intermediate
Intermediate
Upper-Intermediate
Advanced
一つのレベルを上げるには、約12週間が目安とされています。一般的には、12週間のコースを選ぶ人が多いため、今回は12週間通学した場合の費用を参考に計算してみたいと思います。
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ホームステイなどの滞在費
次に、滞在先としてよく選ばれるのが「ホームステイ」です。滞在先には、ホテル、バックパッカーズ、Airbnbなどさまざまな選択肢がありますが、オーストラリアに初めて到着したばかりの方にはホームステイをおすすめします。
その理由は以下の通りです:
現地の生活習慣や文化を学べる
オーストラリア人の家庭で生活することで、現地の文化や習慣を自然に学ぶことができます。生活を共にすることで、日常的な英語を使う機会も増え、語学力が向上します。英語環境が整っている
ホームステイでは、家の中で英語を話すことが求められます。英語力を高めるには最適な環境です。毎日の会話を通じて、リスニング力や会話力が自然に鍛えられます。食事が提供される
特に渡航したばかりの頃は、料理をする気力も体力もないことが多いです。ホームステイでは食事も提供されるため、生活の初期段階ではとても助かります。
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もちろん、シェアハウスやアパートを選ぶことも可能ですが、その場合は自分で部屋を探して決めなければならず、渡航前にすべてを決めるのは難しいことが多いです。
特にFacebookなどでの部屋探しには詐欺も存在しており、実際には部屋がなかったり、住んでみると想像と違うこともあります。
オンライン内見できることもありますが、においや住人の人間性など、住む前に確認したい点は多いです。
ですので、現地に到着してから自分の目で確認し、決めることをお勧めします。
一般的には、最初の4週間をホームステイで過ごし、その後は延長するかシェアハウスに移行するかを決める方が多いです。
この流れはオーストラリアでの生活に慣れるためにも良い方法です。
そこで、今回はホームステイ4週間を基準に、滞在費を計算してみたいと思います。
海外旅行保険
最後に、海外旅行保険についてですが、こちらもワーキングホリデーを準備する際には重要な費用項目の一つです。
海外での生活には、怪我や病気、盗難やトラブルなど、予期しない出来事がつきものです。そのため、保険に加入しておくことは非常に大切です。保険にはいくつか種類がありますが、日本の保険会社を利用するよりも現地の保険を選ぶ方が安く済むことが多いです。
しかし、安さだけに注目して契約するのは危険です。保険には保証内容に違いがあるため、料金が安いからといって安心できるわけではありません。特に、病院の治療費や緊急時の対応については、保証内容をしっかり確認しておくことが重要です。
今回は、ジャパセンで取り扱っている保険を基に計算を進めていきます。ワーキングホリデーの場合、1年間の滞在が多いため、1年の契約期間を前提に保険料を計算していきたいと思います。
保険内容や料金は保険会社によって異なるため、契約前にしっかりと比較し、自分に合った保険を選びましょう。
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実際の具体的な費用例
① 語学学校費用
ここでは、語学学校「Greenwich college」の費用を基に計算してみましょう。Greenwich collegeでは、質が高い割には授業料がリーズナブルに提供できる学校として有名です。
学校名:Greenwich college
コース名:一般英語モーニングコース
授業時間:週20時間(月曜日~木曜日 9:00am~3:00pm)
入学金:240ドル
教材費:15ドル/週 × 12週 = 180ドル
授業料:300ドル/週 × 12週間 = 3600ドル
※300$はキャンペーン価格適用,プラスで1週間無料で通うこともできます
合計:4020ドル ・・・ ①
② ホームステイ費用
次に、ホームステイの費用を見ていきましょう。今回は、渡航後に4週間のホームステイを利用するケースを想定して、費用を算出してみます。
ジャパセンのホームステイ
ホームステイ手配費用:330ドル
ホームステイ費用:380ドル/週(平日2食、週末3食)× 4週間 = 1520ドル
初日空港お出迎え費用:200ドル
合計:2050ドル ・・・ ②
③ 海外旅行保険費用
前述の通り、こちらの保険はジャパセンが代理店として提供しているもので計算を進めます。
今回取り上げる保険は、ワーホリ期間1年間をカバーするものです。なお、保険費用は為替レートによって異なるため、実際のお申し込み時に変更がある場合があります。
合計:1101ドル・・・ ③
詳細については、こちらのリンクからご確認いただけます。
ジャパセンのユニケア医療旅行総合保険
初期費用合計:①+②+③ = 7171ドル 717,100円
1豪ドル=100円として計算
まとめ
いかがでしたか?ここでご紹介した費用はあくまで一例です。
選ぶ語学学校やコース、通学週数、ホームステイの有無などによって、実際の費用は異なります。
それでも、この目安はかなり現実的なラインだと言えます。
語学学校の費用として一般的な目安は週340ドルで、紹介したGreenwich Collegeは非常に妥当な費用です。
また、ホームステイを4週間に設定する人が多いため、これを基にした費用はとても参考になるでしょう。
さらに、今回紹介した保険は日本で加入する保険と比較しても非常にリーズナブルな価格設定です。
このため、オーストラリアでワーキングホリデーを考えている方にとって、この費用は参考になるでしょう。
特別篇:私の場合
実は、私は過去に3回ホームステイ経験があり、今回は違うことを試したいと思い、バックパッカーズホテルに泊まることにしました。語学学校にも通ったことがあったので、今回は英語だけでなく、もっと専門的な知識を学びたいと考え、専門学校を選びました。費用の使い方が少し異なりますので、その例を紹介します。
語学学校費用:なし
ホームステイ費用:なし
海外旅行保険費用:クレジットカードの付帯保険を利用したため、追加費用なし
その代わりに:
バックパッカーズホステル:週300ドル × 2週間 = 600ドル
専門学校:6000ドル
合計で6600ドル(約66万円)かかりました。
意外だったのは、バックパッカーズホステルに泊まった場合、ホームステイと大差ない費用だったことです。
バッパーでは食事は提供されませんが、その分、世界中から来る同世代の友達を作ることができました。
もちろん、バックパッカーは狭くて不便な部分もありますが、刺激的な生活ができて、結果的にはバッパーを選んで良かったと思っています。
最後に
このように、初期費用やビザ申請費用、航空券、パスポート発行費用なども含めると、少なくとも70万円、現実的には100万円ほどの準備が必要です。
仕事がすぐに見つかるかどうかはタイミング次第なので、お金はあればあるだけいいです。お金の準備をしっかりして、情報収集をしっかり行いましょう。
次回はオーストラリアで永住権を目指している方向けの情報を発信しますので、興味がある方は次の記事もお楽しみに!
◇ 語学学校・専門学校情報トップ
◇ オーストラリアの地域(エリア)から選ぶ
◇ 語学学校から選ぶ(目的別英語コースの紹介)
◇ 専門学校から選ぶ(ビジネスコース、クッカリー、ビューティーコースなど)