NPO法人になることにしました!
こんにちは。昨年のコロナ禍をきっかけに有志で始めた「パブリックマインド」という名前で行っている「副業で社会貢献を!」の活動ですが、もう少し本格的に続けていこうということで、NPO法人になることにしました。
NPO法人になるための申請書類を提出し、東京都の担当者の方と面談してきました(まだ認証は行われていません)。
現在進行中ですが、NPO法人になるに当たって、僕たちなりに感じたハードルやポイントを書いていきたいと思いますので、もし宜しければ、下記の記事をご覧ください(↓)。
https://note.com/publicmind/n/n372395c48c13
なぜ、NPO法人?
法人を設立する際に、色々な法人形態があります。合同会社や一般社団法人なども選択されることが多いようです。色々と議論や検討をしましたが、最終的には、僕たちパブリックマインドは「NPO法人を応援・支援する団体」なので、「自分たちも同じ立場であるNPO法人になって、同じ目線にたって支援させて頂こう」という比較的、単純なモチベーション(動機)でNPO法人になることを決めました。
仲間を10名以上集める「情熱」
僕たちパブリックマインドの活動は、学生時代から続く友人関係がベースとなってできた「仲間」で成り立ってします。もちろん、社会人になってから加わってくれた「仲間」や、新しくジョインしてくれた「仲間」もいます。
NPO法人を設立するためには、最低でも10名以上の「仲間」に集まってもらう必要がありますが、これは、なかなか大変なことです。簡単に諦めてしまうリーダーや思い付きのプランでは、10名に集まってもらうことはできません。そこには「燃え続ける情熱」が必要だと感じました。
僕の場合には、「NPO法人を作りたい!」と声を掛けたら、幸いにも昔から続く、大切な友人ベースの「仲間」が10名集まってくれたので、このメンバーで設立をして歩みを継続することができました。本当にありがたいことです!
素晴らしいロゴや名刺を作ってくれたデザイナー、オフィスの場所を間借りさせてくれた友人、法律や会計・税務面でのアドバイスをくれる頼もしい後輩など、本当にひとりひとりが本業での「チカラ」を貸してくれて、多くの手助けをしてくれました。最高の「仲間」に恵まれて、感謝と感激の気持ちでいっぱいです。
応援セクターは3つ
NPO法人化するにあたって、僕たちが応援させていただきたい対象セクターを、改めてみんなで議論をしました。元々はコロナ禍で始まった活動ですので、社会課題に取り組むNPO団体さんの応援・支援がコアな活動であることは変わりません。
一方で、「持続可能な社会」の実現や「伝統文化の継承・発展」にも関わりたいという気持ちがあることが分かりました(石徹白洋品店さんや、氷川神社さんのプロジェクトを通して感じました)。
そこで、以下の3つのセクターをパブリックマインドとして応援させて頂くことになりました。
1. Social:社会課題の解決に向けた活動されているNPO団体さん
2. Sustainable:持続可能な社会のライフスタイルを提案されている企業さん
3. Traditional / IP:伝統文化・工芸品やキャラクター・コンテンツを継承・発展されている職人さん、工房さん、製作会社さん
具体的な活動内容
僕たちの応援セクターは上記ですが、活動内容としては大きく3つです。一つ目は社会課題の実態やサステイナブルな活動をされている団体さんを知ってもらうために広報・PR支援をします。具体的には、記事を書いて発信してみたり、イベントを企画したりします。
二つ目はクラウドファンディングなどの手法で資金調達の支援をすることです。別途、社会的投資ファンドのような常設の基金を作ろうと準備をしています。
最後は、人材マッチング事業です。僕たちパブリックマインドのメンバーは全員ビジネスセクターにいて、副業で社会貢献をしています。同じような「新しい働き方」をしたいひとと、NPO団体さんや企業さんとのマッチングを行う構想を持っています。
必要なことは「アクションを起こしてみる」精神
僕たちパブリックマインドは、まだまだ実績も経験もノウハウもありません。そこにあるのは、社会課題や困窮する人々、破壊される環境、廃れる伝統に対して、「何かやりたい」「誰かのためになりたい!」という気持ちだけです。
決して明るいテーマばかりではないですが、そこに必要なのは「とにかくアクションを起こしてみる」という精神だと思っています。批評家にならない、コメントだけする立場にいたくない。僕たちは、少しずつでも「形にする」ことにこだわって、これからの活動を展開していきます。