【Gapyear体験記#18】 三好花奈さん
名前 三好花奈 年齢 18歳
期間 高校を卒業後
滞在国 日本、ルワンダ
ギャップイヤーを選択した理由は何ですか?
高校3年生の7月くらいにギャップイヤーを取ろうと決めました。理由としては、大学に行く理由がまだ見つからなかったのと、外に出て海外など色んなところへ行って、自分の目で見て学ぶ方が得意だと思ったからです。自分の学びたいことがはっきりしていなかったし、あったとしても日本にはないとわかっていたので、大学進学は今ではなくタイミングをずらして、学びたいことがしっかりあるときに行ったほうが4年間損しないと思いました。親や先生には、大学に行ったほうがいいと何度も言われましたが、自分の思いを貫き通しました。元々のプランとしては世界の幼稚園を回りながら幼児教育を学んで、ルワンダに一番良い幼児教育を持っていこうと思ていましたが、コロナの影響もあり変更をしました。
ギャップイヤー中には具体的にどんな活動をしていますか?
世界の幼児教育を学ぶタイミングが今じゃないのかなと思い、今何が必要なのか考えて現地の人や現地の日本人の意見を聞いたら、「今は雇用が必要。雇用が足りてない」ということがわかりました。でも私は雇用っていう言葉は好きじゃないので、現地の人と一緒に何かあたらしいものを作りたいと思いました。それなら今はまず日本人に、自分のことやルワンダ、アフリカ大陸に興味を持ってもらって、これから作る幼稚園のファンになってもらおうと思い始めてスタートしたのがアートクレイシルバーでリングを作るワークショップです。ファッションに興味がある人にも好きになってもらえる、かつアップサイクルなので、日本にいる間に日本人にアフリカを知ってもらうツールとして始めました。
↑アートクレイシルバーリングのワークショップ
あたらしい出会いもたくさんあってとても楽しめています。ルワンダに10月中旬から11月末まで行くので、向こうでは現地にある捨てられた端切れとかコーヒー豆を使ってアップサイクルで何か新しいものを一緒に作っていきたいと思っています。
↑現在のルワンダでの写真。ほかにもリアルタイムで発信されているので是非チェックしてみてください!INSTAGRAM @kana29344
ギャップイヤーを経験してよかったと思うことやメリットがあれば教えて下さい。
縛りがないから自分で好きなようにオーガナイズできることや、新しい出会いなど、良いと思うことが数えきれないほどあります。その代わり責任感を持たなければいけないけど、それも含め良い学びです。学校での学びも大切だと思うけど、ギャップイヤーだったら自分でやろうと思えば何でもできるし、いい大人に出会って色んな道を示してもらえます。自分で生きていく力を持っている人に多く出会ってロールモデルが新しく見つかりました。高校卒業後のこのタイミングでよかったとも思いますし、若いうちにこう言う生き方をしていて羨ましいとも言われます。社会に出る前にこの時間を作れてよかったと心から思います。
これからギャップイヤー中に学びたいことや目標はありますか?
目標はないです。やりたいことを貫き通してどんどん新しい色んな人に会って、挑戦し続けたいです。アフリカで幼稚園を作りたいという夢があるから、この将来の夢につながることは全力であきらめずにコミットしていきたいです。
ギャップイヤーについて気になっている方々へのメッセージをお願いします。
迷っているんだったら周りの目を気にせずにやってほしいです。大学ならではの出会いがない点について、自分が悩んでいた部分でもあったけど、このギャップイヤーでたくさん素敵な面白い人とつながりました。自分で動けば友達もできるし学びたいこともできる。心配していることの対処法を考えてみたら意外とギャップイヤーで自分でできることばかりです。学校以外で、自分で決断した一歩のおかげで知らない素敵な世界がある。大学に行かないという選択は恥ずかしいという意見もあるけど、まったく恥ずかしいことじゃないし、私は大学に行かなかったことで更に自分に自信を持つことができました。自分の道がぐねぐねだったとしても、やりたいことに向かっていく人ってかっこいいし、できないと思ってても、やってみれば絶対できると実感しました。目標が決まってない人こそチャレンジしてみてほしいです。
⭐️三好花奈さんのインスタグラム
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日本ギャップイヤー協会とは
”日本でギャップイヤーを広める、支える”ことを目標に活動しています。毎月7日、日本時間19:00からオンライン交流会を行っています!現在ギャップイヤー中の方、ギャップイヤー経験者の方、そしてギャップイヤーに興味のある方は是非是非参加してみてください!
質問等ありましたら、InstagramのDMまでよろしくお願いします!