米農家での修行4ヶ月、憧れた黄金の稲穂の風景~2013年9月編~
稲刈り始まる
2013年9月、ちょうど一年前に私はこの地を訪れて黄金の稲穂の風景と出会いました。そして、憧れたこの風景を自分の手を加えさせて頂き、作ることができたことが本当にうれしかった。
バインダーで稲を刈ります
バインダーで刈ると自動的に紐で巻かれて、一束ずつ横に飛びます
束を集めます
はざかけをする師匠ご夫妻
この時期は刈っては、集めて、はざ架けをひたすら行う時期でした。この作業は結構好きでした。稲刈りは、一つ一つの作業がとても絵になって、風景と一体化していて、作業が完了するとオリジナルの風景を作ったような感じがしました。それぞれの農家の個性的アートといった感じです。
はざかけして水分が適した数値になるまで天日干しします
師匠が稲をかっているときに畝で寝る(師匠の娘さん撮)
このときは、怒られたりしていませんが、半年間修行する間で師匠におこられたことは何度もありました。でも、一日の作業が終わったら師匠との間には何の隔たりもありません。
美味しいご飯食べさせていただいて、師匠からご苦労様とお酒をつがれて、お腹いっぱい満足、やっと寝れる、明日も頑張ろうってなってました。
株間を広くとっての無農薬栽培。一株がすごいぶんけつをしてびっくりでした
もちろん32枚も田んぼがあるのでまだ青い田んぼもあり、黄金待ち状態
師匠の家のネコ。まあまあネコに好かれます
クロネコさんと戦ってます
自然栽培のとうもろこしを手に入れたので干して種にしました
まこももかなり大きくなりました
まこも茶も飲んで健康的
くりも自家製
あとがき
暑い時期で肉体的にもかなり疲弊する期間でしたが、黄金の稲穂の風景や米を育てている、その時々の風景が自分にはどれも初体験です。なので、辛さよりもここまでやってきたという達成感が大きかった。また、70歳を超えている師匠に負けてられない、そんな気持ちもありました。
そして、これからやっと出来上がっていくお米を完成させることが、このときの小さな夢。やっとここまで来た。この小さな夢の先に、もっと大きな夢を思い描いている。それが自分を奮い立たせる希望。
思い描く未来
農家の希望となっているあの日を目指して一歩一歩前進するぞ!
自分には未来のその日が見えている。
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