【備忘録】自治体窓口DX「書かないワンストップ窓口」へ「自治体窓口DXSaaS」を読み解く
住民はマイナンバーカードがあればマイナポータルから引っ越し手続きができたり、業者ポータルから自治体への引っ越し手続きと水道など民間業者への引っ越し手続き(ワンストップサービス)ができる。
人口減で職員は減るけど仕事は減らないので、回避すべくDXしなきゃ!ということで、自治体職員もターゲットに従来の窓口業務を進化させるのが「自治体窓口DX」のようです。まっ、フロントに人がいないホテルだけどチェックイン/チェックアウトなど出来るといえば分かりよい??ちょっと流し読みしてアウトプットしてみた。(フロントに人がいないホテルは行ったことがないので間違っていたらすみません)
<資料>
自治体窓口DX(書かないワンストップ窓口) に関する取組状況説明
自治体窓口DXSaaS
調達仕様書(第0.3版)(PDF/1,008KB)
要件定義書(第0.3版)(PDF/702KB)
自治体窓口DXSaaS概要説明資料(0.6版)(PDF/2,482KB)(2023年2月8日掲載)
調達仕様書(第0.5版)(PDF/1,081KB)(2023年2月8日掲載)
要件定義書(第0.5版)(PDF/577KB)(2023年2月8日掲載)
FAQ(Ver.1)(PDF/485KB)(2023年1月20日掲載)
<スケジュール感>
冒頭の通り、住民はマイナポータルや業者ポータルで入力したら自治体システムで取り込むので「書かない」ことになる。自治体の窓口に訪問しても書かないということでしょうかね?まあ読み進めます。
<資料備忘録>
〇窓口DXSaaSとは?
SaaSという名がついているのでMS365などと同じように、自治体さん!サーバなど用意しなくてよくて利用料だけですよ!気に入ったところを契約しましょうということですよね。
システム要求としては次の図の通りですね。
マルチテナントですね。今の自治体システム(基幹システム)はAベンダーシステムが自治体20団体と契約したら、似たようなシステム20個存在する。窓口DXSaaSはAベンダーは1個だけ用意して、契約した自治体はAベンダーの窓口DXSaaSを共有して使うイメージですね。
基幹システムとの連携は、標準仕様のデータ連携(WEBAPI?)と同じで、データレイアウトは、窓口DXSaaS専用?既存の標準レイアウトに窓口DXSaaS用に項目追加?など詳細はこれからでしょうか
→リリースしたときは、受け手の基幹システムが標準仕様対応中の期間のような・・あれっ・・ベンダーロック入る??(窓口DXSaaS=基幹システム=Aベンダーになる)は後述します。
下図よりユースケースは対面、郵送、電話、オンラインで自治体職員が対応して、基幹システムに入力するところを窓口DXSaaSに置き換えてるようです。ここは正解だと思います。
「他サービスやシステムと連携できること」や「SaaS間の移行が容易」がイメージ沸かないです。自治体が異なる窓口DXSaaSに切り替えがすぐできるようにというのが本質とすると、窓口DXSaaSのデータベースの仕様もデジタル庁が出して準拠するとか、移行データレイアウト出したら?と思うのですが・・。まあ~ここも後述します。
〇目指すもの
私が設計するならも含めてどうぞ!
話したら文字起こしして、ベース・レジストリに溜めておくイメージで設計(自粛)
翻訳系サービスで、日本語が話せない住民と日本語しか話せない職員の窓口対応改善する
ガイダンス機能(=ナビゲーション機能だと思います)は、AI、BOTの組み合わせで、窓口に人を置かないとこまで考える。事務により入力項目って決まっているのでしょうし、標準化で自治体間の差はなくなるかと。BOTがやるべき申請手続きをガイダンスし、来庁者は言われるがままに従う。来庁者に読ませるとかさせない。自治体で申請すると寄ってくるあのおばちゃんは不要です。
窓口に端末を置いて、マイナンバーカードかざしたらマイナポータルに入るだけで良いのでは?
→調達仕様書や要件定義書の目次からこれは要件にしそう。マイナンバーカードがない人は、自分でOCRとかで読み取りしたら手書きは軽減できるかもね。最近、コンビニやスーパーでセルフレジ風味で、4情報などはスキャン!後はなりすまし防止がネックでしょうね(本人確認)
自治体職員は異動が多いのでそこがポイントでしょうね(自粛)
〇デジタル庁の要件
↓なんで「できるようにする事。。」と「。。」が二つ_??
No.2,3,4からマイナポータルやコンビニ交付の機能流用はできそうですね。デジタル庁が用意すればよいでしょう。ベンダーに作らせて後追いで良いとこ取りをデジタル庁がする気なのかな。
デジタル庁データ班がビシッと設計して、窓口DXベースレジストリ作ればよいかと。
下図の「アジャイルで改善していく」と開発方法はどうでもよい気がする。改善が遅いSaaSは契約数が減るので撤退するだけかと思います。まっデジタル庁だから技術用語を入れたがるのかな。。
〇解決したい事例
〇SLA
サービス稼働時間はCSPが99.9%が多いかと。窓口DXSaaSはCSPのサービス稼働時間も込みで99.9%なのですかね??CSPの障害による起因は99.9%に入らない?とか数式を出さないと駄目ですよ!
<気になること>
検討中ですが、図はあるので図に対して突っ込みます。そのあとに全体の気になること。
〇構成イメージからベンダーロック
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