⑨「Core」(価値)
どうも!ジャパンダくんです!
本日も早速内容に入っていきたいと思います!
今回も引き続き、【初級編】コミュニティ創りの「4C」の内容に入っていきます。
前回、「仮想敵が何なのかを考える」「Configuring」(設定)では、
「仮想敵」はコミュニティにおける「共通の認識」といった役割を担うことを前提に、インサイトにおける「本音」として、
コミュニティの活動における「課題・ギャップ」を明確にし、「仮想敵」を特定してきました。
ここでの、「価値分析」から考える「Core」(価値)では、
コミュニティ創りにおける、コミュニティのメンバーに提供する、
もしくはコミュニティのメンバーと創り上げていく「価値」が何なのかを考えていきます。
今、皆さん「価値が何かを考えていくって難しそう」
そう思われたかと思います。
僕も初めてコミュニティを作るときに一番つまずいたのはこの「価値」に関する内容でした。
でも、安心してください。
「価値」を創るやり方をきちんと抑えておくことで、スムーズにあなたのコミュニティにおける価値を創り上げていくことができます。
コミュニティを構築していくことは、少なからず
「コミュニティのメンバーに対してどういったものをもたらすことができるのか」
このような視点が欠かせません。
これまでのコミュニティ創りの「4C」は、「満たされていない隠れた本音」として、前半部分「Before」としての時間軸の内容を見てきました。
ここでの、「価値分析」から考える「Core」(価値)では、「After」といった時間軸での「このような変化をもたらす」といった内容に入っていきます。
そのため、ここではあなたのコミュニティにおける「価値」とは何かを明確にしていくことをゴールに、
これまでの内容を踏まえた上で「価値分析」といった作業を行います。
ここで一つ質問です。
あなたは、オンライン、オフラインに関わらず、何かしらのコミュニティに所属しているかと思います。
地域や家族など、無意識に参加するといったコミュニティから、
意識的に参加することができる学校やサークル、会社、オンラインコミュニティ、LINEグループまでも、
様々なコミュニティが存在する中、何かしらの「価値」を感じているかと思います。
その時に、このコミュニティは自分にとってどういった「価値」があるのか?
この質問における回答につまずく人は実は多いです。
ジャパンダくん!
「普段からそんなこと考えていないよ」
正直、そう思いますよね!
実は、この質問に対する答えは日常で「感覚」で捉えているケースが多く、
なんとなくと言った部分が大きいかと思います。
本日の内容を見てから、
日常の中でコミュニティに入る前にどういった情報に触れて、興味を持ち参加したくなったのか、
あるいは、参加してみてどう思ったのか。
このような視点に日頃から考えてみることをおすすめしています。
これらの考えを持つことで、あなたのコミュニティにおける「価値分析」から考える「Core」(価値)における引き出しは必ず増えていきます。
コミュニティを創り上げていく上では、この「感覚」の領域である「なんとなく」といった部分を明確にし、
コミュニティのメンバーに提示していくことが大切です。
もし、あなたのコミュニティにおける「価値」をきちんと分析をせず、
コミュニティ創りを行うと、
コミュニティのメンバーがあなたのコミュニティに対しての魅力を感じることが難しくなってしまいます。
これはコミュニティの活動が停滞してしまう一番の原因となってしまいます。
つまり、コミュニティのメンバーにおける
「どういったものをもたらすことができるのか」といったことを明確にすることで、
「あなたのコミュニティに参加したい!」
「コミュニティに参加し続けたい!」
などといったコミュニティのメンバーのエンゲージメント(幸福度)が高まる要因となります。
そのため、すでにコミュニティを構築し運営している方においても、
改めて確認することで持続的なコミュニティ運営を行う上で、非常に有効な方法となります。
ジャパンダくん!
「コミュニティ創りにおいて価値を明確にする大切さはわかったけど、それができたら苦労しないよ!」
そう思いますよね
でも安心してください。
僕たちはこの「Core」(価値)を見出していく第一段階はすでに完了しています。
前回のチャプターにおける【初級編】Sympathy(共感)「情報を再整理し方向性を見出す」での内容では、
「仮説段階のベネフィット」を見出しました。
合わせて、ここで紹介していくコミュニティの「7つの価値」といったある程度決まった「価値」があります。
実は、コミュニティは活動を通して「価値」同士が高まっていくことがコミュニティの利点でもあります。
そのため、きちんと「Core」(価値)を最初に考えておくことによって、あとは自然に「価値」が高まっていきます。
ここでは、この「仮説段階のベネフィット」を起点に、最終的にあなたのコミュニティにおける「Core」(価値)を確定させていき、
あなたのコミュニティが持続的に活動していくことで「価値」同士が増幅していくことができることをゴールとしていきます。
さらに、今回の「価値分析」から考える「Core」(価値)のワークシートがありますので、
下記のLINE@友達追加して無料で受け取って実践形式で行って見てくださいね!
また、コミュニティ構築個別相談会も実施しているので気軽に相談お待ちしています!
コミュニティの活動から自然と生まれていく「7つの価値」
それでは本題です。
図では、コミュニティの活動を行うことで自然と生まれていく「7つの価値」を表現したものになります。
先ほども少し触れましたが、実はコミュニティを創ることは、
同じ関心軸でのメンバー・仲間が集まることによって、「Core」(価値)を起点に、「7つの価値」が生み出されていきます。
詳しい内容は、【中級編】Strengths(価値)にて見ていきますが、
きちんとコミュニティを創り、活動をしていくことで、
これらの「7つの価値」は自然とコミュニティから生み出されていきます。
そのためには、あなたのコミュニティにおける「Core」(価値)をきちんと確定させることが必要です。
つまり、中心となる「価値」(コア)をきちんとコミュニティ創りの段階で明確にしていくことで、
コミュニティの活動を通して、「7つの価値」と「Core」(価値)から互いにシナジーが生まれていく流れになります。
そのため、あなたのコミュニティにおけるセンターピンとなり得る「Core」(価値)を確定させます。
「価値分析」から考える「Core」(価値)
図では、「Core」(価値)を考えていく上で、
①「Benefit」(ベネフィット)
②「Merit」(メリット)
③「Fact」(ファクト)
を順序立てて見ていくことを表現しています。
まず最初に、「仮説段階のベネフィット」を「Core」(価値)へと引き上げていくために、「価値分析」を行います。
ここでの、①「Benefit」(ベネフィット)の場所に、前回の「仮説段階のベネフィット」を置いていきます。
「仮説段階のベネフィット」を「Fact」(ファクト)と「Merit」(メリット)といったものと合わせて考えていくことで、
あくまで「仮説の段階」であるベネフィット対して、
物事の「事実」(ファクト)と「みんなに伝わる利点」(メリット)といった情報が加わり、
「Core」(価値)の精度を高めていく作業になります。
「コミュニティ構築・運営CAMP」における「Core」(価値)の「価値分析」
それでは、少しイメージしやすいように、「コミュニティ構築・運営CAMP」における「価値分析」を見ていきます。
図では、それぞれの項目ごとに書き出しています。
代表的なものを抜き出すと、
①「仮説段階のベネフィット」:※一度ここに仮説段階のベネフィットを置きます。
「コミュニティを必要に応じて選択肢のレベルまで引き上げる」
②「Merit」(メリット):みんなに伝わる利点
「コミュニティ構築・運営のノウハウを学べる」
③「Fact」(ファクト):事実
「コミュニティの具体的な構築方法、運営方法がわからない」
「仮説段階のベネフィット」から考えてき「Fact」(ファクト)に落とし込むと、
「4C」におけるインサイトから文脈の骨格が見えてきます。
合わせて、前回、紹介したインサイトの「骨格」に当てはめると、
・「こんな所にこんな事に悩んでいる人がいます」
これからは、コミュニティを持つことが重要そうだな!
でも、自分ができるコミュニティって実際はどうやって作ればいいかな?
「AI」にはコミュニティを創ることはできないし、自分に合ったコミュニティには対応できないな、、
・「でも、この人はまだ気付いてもいません」
とりあえず、作っては見たけど、、、この後どうすればいいんだろう?
なんだか、思ったのとなんだか違うし、本来の「目的」とはだんだん離れていってるような気が、、
・「なので、それを当たり前として受け止めてしまっている」
この後コミュニティどうやって進めたらいいだろう?
コミュニティのメンバーの主体性が生まれなくて活動が進まないな、、
自分のやりたいことをコミュニティで実現していくことは難しいのかな、、
とりあえずこのままでいいか、、
・「そのため、このような変化をコミュニティでもたらしていく」
※ここでの内容が、「Core」(価値)の内容が入ります。
ざっくりですが、このようなインサイトの文脈における骨格に当てはめると、
「Fact」(ファクト)といった「事実」に対しての、インサイトとの整合性が取りやすくなり、
ここでの「Benefit」(ベネフィット)である「訴えることができる便益」自体の精度が高まることにつながります。
「コミュニティ構築・運営CAMP」では「Benefit」(ベネフィット)の検証を繰り返し、「Benefit」(ベネフィット)を、
「コミュニティを必要に応じて選択肢のレベルまで引き上げる」
といったものから、「コミュニティといった新しい選択肢」と設定し「Core」(価値)として見出しています。
何故、「コミュニティといった新しい選択」が僕たちに必要なのかに関しては、
【中級編】Story(ストーリー)で詳しく見ていきますが、
「共感」をベースに創り上げてきたあなたのコミュニティは紛れもなく、あなたを「表現」する「手段」です。
ただ、あくまでこの「コミュニティ構築・運営CAMP」での「Core」(価値)は、何度も検証をした結果になります。
まずは、「仮説段階のベネフィット」を「仮説」としておき、繰り返し見ていくことをおすすめしています。
そうすることで、「Core」(価値)はやればやるほど磨きがかかっていきます。
現状、あなたのコミュニティの価値は「仮説段階のベネフィット」の状態です。
ここでは、「仮説段階のベネフィット」を「Fact」(ファクト)と「Merit」(メリット)といったものと合わせて考えていき情報が加えていくことで、
「Core」(価値)の精度を高めていきます。
「Core」(価値)が明確に定まった状態で、コミュニティの活動を行うことで自然と生まれていく「7つの価値」とシナジーが生まれ、
あなたのコミュニティに価値を感じるコミュニティのメンバーが増えていくことに繋がります
実践形式で「仮説段階のBenefit」を検証していく
ここまでの内容からコミュニティ創りにおいて、
「価値分析」から考える「Core」(価値)を明確にしていくことの重要性は理解できたかと思います。
ここからは、実際にあなたのコミュニティにおける「価値分析」から
「Core」(価値)を明確にするために、実践形式で行なっていきます。
「価値分析」をしていく上で、「仮説段階のベネフィット」を一度①「Benefit」(ベネフィット)に書き込んでいきます。
繰り返しになりますが、ここではまだ「仮説の段階」で問題ありません。
次に、「仮説段階のベネフィット」に対して
「Merit」(メリット)は、特定の「ターゲット」に限らず、「みんなに伝わる利点」として書き込んでいきます。
最後に、「Fact」(ファクト)は「事実」なので、物事の「事実」と「特徴」といった内容を書き込んでいきます。
「なぜ、そうなのか」(現象)→事実
「その物事が起きている現象の理由は何か」(背景)→特徴
における内容を書いていきます。
この「価値分析」を行うことで、「仮説段階のベネフィット」の信憑性が確認できます。
信憑性が確認できた段階で、①「Benefit」(ベネフィット)に確定した
「Benefit」(ベネフィット)を書き込んでいきます。
この段階の「Benefit」(ベネフィット)は「特に強くアピール」「訴えることができる便益」として捉えていきます。
ここでの「便益」といった言葉の意味合いは、コミュニティ全体における配分されるべきものとして捉えてください。
ここでのポイントは、「Core」(価値)を構築していく時は考える順番を、
「Benefit」(ベネフィット)から考えてき、「Fact」(ファクト)に落とし込んでいくことです。
この順番で構築すると同時に前回のコミュニティ創りの「4C」のインサイトの特定の精度が高まり、
最後の「Concept」(新しい意味)を見出す再現性が高まります。
それではこれまでのコミュニティ創りの「4C」を少しまとめていきます。
意味合いで文章がまとまっていない場合は、この段階で整えていきます。
ここまでの内容から、一度見出してみた「Core」(価値)をインサイトの文脈における骨格に当てはめてみてください。
・「こんな所にこんな事に悩んでいる人がいます」
・「でも、この人はまだ気付いてもいません」
・「なので、それを当たり前として受け止めてしまっている」
・「そのため、このような変化をコミュニティでもたらしていく」
※ここに「Core」(価値)の内容が入ります。
いかがでしょうか?
コミュニティ創りの「4C」におけるインサイトの文脈における骨格を振り返ってみて、
「インサイト」から考える「Catch」(心を掴む)
「仮想敵が何なのかを考える」「Configuring」(設定)
「価値分析」から考える「Core」(価値)
全体の内容を再度確認しながら意味合いが取れている状態であれば、
①「Benefit」(ベネフィット)の内容をそのまま「Core」(価値)として書き込んでいきます。
これらの全ての内容がつながっていき自然に「一貫性」がある状態を作れていることが狙いです。
こうして3つの「C」の「一貫性」が見えてくると、
【中級編】Story(ストーリー)「5C」を創り上げていく土台が出来上がります。
また、次の内容の「新しい意味」を創る「Concept」(新しい意味)がスムーズに進みます。
これまでの「コミュニティ構築・運営CAMP」における、
インサイトの文脈における骨格を例に見てき他ので透けて見えてるかと思いますが、
「コミュニティ構築・運営CAMP」では、
あなたがコミュニティから「自己実現」が出来るレベルまで引き上げ、
これから先、あらゆる側面で「コミュニティといった新しい選択肢」を持つことが出来るように
設計・構築されていることが理解していただけるかと思います。
コミュニティ創りの「4C」は、あなたのコミュニティの基盤となり得る大切な内容です。
引き続き、「共感」を起点としたコミュニティを創り上げる事をゴールに動画を見ていただければ幸いです。
いかがだったでしょうか。
今回は【初級編】コミュニティ創りの「4C」における、「価値分析」から考える「Core」(価値)の内容を見てきました。
ワーク「Core」(価値)
さらに、今回の【初級編】コミュニティ創りの「4C」における、
「価値分析」から考える「Core」(価値)のワークシートがありますので、
下記のLINE@友達追加して無料で受け取って実践形式で行って見てくださいね!
このテンプレート通りにするだけで、コミュニティを構築していく上で、
これまでの「あなた自身の体験」から、
あなたのコミュニティ創りにおける、「Core」(価値)を導き出すことができます。
また、コミュニティ構築個別相談会も実施しているので気軽に相談お待ちしています!