⑰コアメンバー・チームメンバー
どうも!ジャパンダくんです!
本日も早速内容に入っていきたいと思います!
今回は、【中級編】Structure(構造)の内容に入っていきます。
いよいよ、【中級編】における最後のチャプターになります。
これまでのコミュニティ構築における内容は、
【初級編】Sympathy(共感)
【初級編】コミュニティ創りの「4C」
【中級編】Story(ストーリー)
【中級編】Strengths(価値)
といったチャプター構成から、あなたのコミュニティにおける「価値」から「意味」を見出し、
「物語」としての「一貫性」を持たせてきました。
ここまでの内容はまるで、「文脈」という「画像」が何枚も重なり、「意味」と「意味」が無数につながる形として、
1つの動画(映像)のようなコミュニティを創り上げた作業になります。
あなたのコミュニティは既に「共感」を起点とした活動的なコミュニティの水準まで引き上がっています。
ここでの【中級編】Structure(構造)では、
「コミュニティ構築・運営CAMP」の後半部分における、コミュニティ運営のベースとして押さえておくべき内容を見ていきます。
具体的には、コミュニティにおけるメンバーを「2つの参加者」として分けていき、
コミュニティを「価値がやりとりされる場所」としてメンバーそれぞれの「役割」を明確に把握していきます。
ここでの【中級編】Structure(構造)の内容をきちんと押さえておくことで、
あなたのコミュニティにおけるメンバーの「自分事化」が進みコミュニティが活動的になることに繋がります。
ジャパンダくん!
「メンバーにおける役割を明確していくことはわかるけど、価値がやりとりされる場所ってどういったこと?」
そう思いますよね。
実は、コミュニティを創り上げた後、実際にコミュニティを運営していく上で、
コミュニティのオーナーは、この「価値がやりとりされる場所」を運営しているといった認識を強く持つことが大切です。
結論、コミュニティのメンバーにおける「役割」をデザインすることが、
「価値がやりとりされる場所」を運営するといったことに繋がります。
ここを理解していくために、
少し、先駆けた内容ですが、コミュニティにおける「コンテンツ」といった内容を見ていきます。
コミュニティを構築し、運営していくことで、様々な「コンテンツ」がコミュニティの活動量に比例して生まれていきます。
コミュニティに関連する「コンテンツ」は、「オープン」「クローズド」といった、
コミュニティの「外」に向けたコンテンツか、「内」に向けたコンテンツに分けることができます。
ここでは普段、僕たちが触れているYoutubeやブログなどのコンテンツは、いわいる「外」に向けたコンテンツとして捉え、
チャットグループやメンバーが限定された空間で触れるコンテンツを「内」に向けたコンテンツとして捉えると理解を助けます。
ここでのポイントは、「外」(オープン)「内」(クローズド)に向けたコンテンツはそれぞれ「求められているものが違う」といったことです。
コミュニティの「外」(オープン)では、「品質」が求めれて、コミュニティ「内」(クローズド)には「余白」が求められます。
さらに言うと、
コミュニティ「外」(オープン)コンテンツのクオリティーというのは「品質」で、
コミュニティ「内」(クローズド)コンテンツのクオリティーというのは「余白」です。
ここで多くのコミュニティのオーナーがしてしまう間違いが、コミュニティ「内」のコンテンツなのに、「余白を削って、品質を追求する」ことです。
コミュニティにおける「コンテンツ」に関しての詳しい内容は、コミュニティ運営でのShare(共有)で見ていきますが、
コミュニティにおける「コンテンツ」では、参加できる「余白」つまり「役割」といったデザインが必要になります。
先ほど、コミュニティのオーナーは、この「価値がやりとりされる場所」を運営しているといった認識を強く持つことが大切でだと見てきましたが、
そこには「品質」よりも、「余白」の方が求められているといったことを、ここでは押さえてください。
つまり、「価値がやりとりされる場所」を運営することは、「参加できる余白が上手に設計できているか、いないか?」といった
あなたのコミュニティの活動における、コミュニティのメンバーの「役割」をデザインできるかといったことがベースにあります。
そのため、ここでの【中級編】Structure(構造)では、
コミュニティのメンバーの「役割」をデザインをしていくために、
コミュニティのそれぞれのメンバーを「2つの参加者」として分けていき、
コミュニティを「価値がやりとりされる場所」として、メンバーにおける「役割」を明確に把握していきます。
そうすることで、コミュニティの運営を実際に行っていく上で、状況やフェーズにおける動きの生産性が高まり、
あなたのコミュニティにおけるメンバーの「自分事化」が進みコミュニティが活動的になることに繋がります。
さらに、今回のコアメンバー・チームメンバーの「役割」を明確にするワークシートがありますので、
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コミュニティの「4つのメンバー構造」
それでは、コミュニティにおけるそれぞれのメンバーの「役割」を明確にしていく前に、
【中級編】Story(ストーリー)で触れてきた、コミュニティの「4つのメンバー構造」を振り返ります。
コミュニティと一言で表現しても、実は「4つのメンバー要素」から成り立っています。
多くの場合は、それら「4つのメンバー」を合算して通称「コミュニティ」と呼ぶことが多いのですが、
厳密にはコミュニティは「4つのメンバー要素」から成り立っています。
この「4つのメンバー要素」は、具体的に
「コアメンバー」
「チームメンバー」
「コミュニティメンバー」
「フォロワーメンバー」
といった構成要素になっています。
ここでのポイントは、中心から3階層目に「コミュニティメンバー」が位置している点です。
実は、その内側に「コアメンバー」「チームメンバー」といったメンバーが存在するということです。
コミュニティ内の「メンバー構造」では、「コアメンバー」が存在し、「チームメンバー」があり、
「コミュニティがやりたいこと」「実現したいこと」に向けた「活動」できるようになります。
その「活動」に「コミュニティメンバー」「フォロワーメンバー」が集まり、
全体としての「コミュニティ」というものが形成される構造をイメージできれば大丈夫です。
図ではそれぞれ、「時間軸」とともに「フォロワーメンバー」から「コミュニティメンバー」へ
「コミュニティメンバー」から「チームメンバー」へ、「コアメンバー」へとそれぞれ「転換」していくことを表現しています。
この「転換」していくといったことは、コミュニティにおけるメンバーの「役割」が変わっていくとも表現することができます。
ここまでの内容を踏まえた上で、
コミュニティにおけるメンバーの「役割」を明確にしていくために、コミュニティの「参加者」をさらに2つ分けていきます。
2つの参加者を把握する
コミュニティには「2つの参加者」がいます。
①生産者(価値を創る人)
②消費者(価値を感じる人)
前回、【中級編】Strengths(価値)で構築した「価値」を創り上げて、
供給する「価値の生産者」と、「価値」を受け取る側としての「価値の消費者」になります。
ここでいう「生産者」や「消費者」という表現はあくまでも、
「価値を創る側(生産者)」と「価値を感じる側(消費者)」という意味合いになります。
野菜や果物を作る人や、商品を買う人という意味合いよりも広い意味合いで、「生産者」や「消費者」という単語で表現していきます。
例えば、エネルギーをやり取りする自然界では、「生産者」とは光合成をする植物であり、
植物を摂取して生きている動物は「消費者」にあたります。
または、「SNS」で綺麗な画像を撮ったり、面白いこと、タメになる事を投稿したりするユーザーは、
「価値」ある情報を提供してくれる「生産者」です。
その人の投稿や書き込みを見たり聞いたり、コメントをしたりするユーザーは「情報」を消費する「消費者」にあたります。
ここでは、コミュニティの参加者を2つに分けることができ、「価値を供給する人」と「その価値を消費する人」という、
大きな2つの「役割」に分かれるとイメージできれば大丈夫です。
ポイントは前提として、コミュニティの参加者における、
「生産者」の人数はそれほど多くはなく、「消費者」の数の方が圧倒的に多いパターンが大半であることを想定しておくことです。
少し当たり前ですが、
コミュニティ内で何かしらの「価値」が存在しない限り、コミュニティの「活動」は成り立ちません。
つまり、コミュニティの起点は「生産者」側にあります。
もちろん例外はありますが、多くのコミュニティの起点は「生産者」の存在にあります。
コミュニティの本質は「活動」だとこれまでも見てきましたが、
この「活動」のベースを創り上げる「生産者」の存在は必要不可欠です。
つまり、「価値を供給する」といった「役割」を担う「生産者」をコミュニティの中からいかに生み出していくことが大切です。
その上で、大切なことは「生産者」と「消費者」といった「2つのタイプ」の参加者を分離しないことになります。
仮に、あなたのコミュニティにおける「生産者」と「消費者」を分離してしまうと、
価値を供給する「役割」がある生産者は、
常に「価値」を生み出していくことだけが求められる状況に陥りやすく活動が鈍化していく要因となります。
また、価値を消費するといった「役割」がある消費者は、
コミュニティ内でどのようにして振る舞えばいいのか迷い、主体性が生まれにくくなります。
先ほどの、「コミュニティメンバー」から「チームメンバー」へ、「コアメンバー」へとそれぞれ「転換」していくこと見てきましたが、
この「参加者」を分離しないといったことは、実は日常で頻繁に起きている現象です。
例えば、私たちは企業に勤めて働く「生産者」と同時に、仕事が終わって家に帰れば、商品を買ってサービスを受ける「消費者」の側でもあります。
または、「SNS」で情報を発信する人は「生産者」でありながら、他の人の発信を見たり聞いたりする「消費者」でもあります。
このように、コミュニティにおいても、「参加者」の「役割」を固定して分けずに、
「状況によって役割が変わる=参加者に2面性が生まれる」といったことをベースに、
「1人の参加者が複数の役割を演じられる」ことを理解してください。
そうすることで、「価値のやりとり」がますます活発になり、コミュニティがどんどん加速されていきます。
「価値がやりとりされる場所」を運営することは、「参加できる余白が上手に設計できているか、否か?」と見てきましたが、
ここまでの内容から「生産者」と「消費者」といった「2つのタイプ」の参加者を固定しない理由が理解できたかと思います。
それでは、ここからは「価値を供給する」といった「役割」を担う「生産者」をコミュニティの中から生み出していくために
コミュニティのメンバーの「役割」をデザインしていきます。
「コアメンバー」・「チームメンバー」とは
何らかの「価値」を生み出す「生産者」がコミュニティに参加してくれるかどうかは、コミュニティ創りでの最初のハードルであり、
コミュニティのメンバーが「生産者」としての「役割」を担うことには実は大きなハードルが存在します。
自然界では、光合成をしてエネルギーを作り出す植物(生産者)がまず誕生し、後になってエネルギーを消費する動物(消費者) が誕生しました。
この成り行きと同様にコミュニティ創りを考えていくことが重要です。
そのため、コミュニティが活動的になるための「4つの要素」とコミュニティの「4つのメンバー要素」における1階層目と2階層目にあたる、
「コアメンバー」「チームメンバー」の解像度を高めていき、
それぞれの、「意識点」「役割」を把握していきます。
図では、生産者としての、コミュニティが活動的になるための「4つの要素」である
「選択」「価値」「行動」「活動」と合わせて、「参加者」の「2面性」である「生産者」「消費者」を表現しています。
一連のサイクルとしては、コミュニティで「選択」という「意思決定」が自然に行われ、「価値」が自然と生み出されていく。
同時に「行動」を継続し、「活動」が加速するといったことをイメージしてください。
それでは、「生産者」となり得る「コアメンバー」から見ていきます。
「コアメンバー」とは
先程「コミュニティ」が活動的になるための「4つの要素」として、「選択」「価値」「行動」「活動」を見てきました。
「コアメンバー」はこの「4つの要素」を全て、バランスよくなるために意識的になる必要性があります。
その中でも、「選択」「価値」に関して特に重点的に取り組むといった「役割」があります。
この「価値」の意識点としては、
「自分たちが何に価値を置いていて」
「何に価値を感じていて」
「何をすべきなのか」
「何を目指すべきなのか」
といった内容を「1つ1つ決めていく」のがコアメンバーの「役割」です。
前提として、「コアメンバー」が決めたことが、コミュニティ全体の「活動」に繋がっていきます。
そのため、「再定義」や「再解釈」などの、改めて考えることを柔軟に行っていくイメージをして下さい。
その上で、「確からしい確信を持つこと」が必要になります。
そして「コアメンバー」は、コミュニティを率いて、「前に進まないといけない」ので「選択」といったことが必要になります。
2つ目の意識点である「選択」では、コミュニティで「共感する部分」「共鳴する部分」において、
「確からしいという確信」を持って「選択」をしていく「役割」があります。
「今、自分達はここに集中する」という意識が、コミュニティの活動を加速させます。
「コアメンバー」は、この「選択」というものをいかに、スムーズ且、ナチュラルに実施していくかが鍵になってきます。
しかし、実際は「1人で選択をするのは荷が重すぎる」ケースはたくさんあります。
この何かを「選択」するということは、何かに「確信」を得るということと同意です。
なので、2人、3人、といった複数人の「コアメンバー」によって「選択」をスムーズにしていくことが重要です。
僕のお勧めはこの「コアメンバー」は、「3人以内」にするのがベストだと思っています。
もちろん絶対に「3人以内」にするといった内容ではないですが、「3人以上」になると、意思疎通にコストがかかり始める懸念があります。
あくまで、僕のお勧めとして「コアメンバー」は「3人以内」が個人的には最適だと思っています。
少し、子供の頃を思いかえすと、例えば、友達と何かをして遊ぶ時は、
この「何か」自体は「2人いれば2人で決め」もちろん「3人集まれば3人で決めた」かと思います。
しかし、「4人5人」になると、結局「2人か3人で決める」と思います。
このように、主軸となる「2人」がいて、周りに追従する形をイメージすると、観察できることとしては、
まず、「2人だから遊ぶことが決まり」「2人から面白いことが決まっていく」ということです。
ここでの「コアメンバー」を考える際は、難しいことを考えずに、
このようなイメージを持っていただき、カジュアルなイメージで、「まずはこの状態を作って欲しい」です。
「チームメンバー」とは
それでは、2つ目の「生産者」となり得る、「チームメンバー」を見ていきます。
先程コミュニティが活動的になるための「4つの要素」として、
「チームメンバー」は「価値」「行動」に関して特に重点的に取り組む「役割」があります。
この「価値」は先ほどの「コアメンバー」で見てきた「価値」と同様ですが、もう一つの「行動」といった「役割」と合わさることで、
コミュニティにおける「価値」が表現できるレベルまで引き上がります。
この「価値」「行動」といった要素に対して、
「チームメンバー」が備えていなければならない、「4つの特性」とコミュニティの「目的」「理想」「価値」を合わせて見ていきます。
図では、「4つの特性」とコミュニティの「目的」「理想」「価値」に合わせて、
「共感」「実感」「納得感」「役割感」といったそれぞれの「感情」も合わせて表現しています。
「チームメンバーの根幹にある4つの特性」は、「共通性」「自己重要性」「自律性」「関係性」になります。
合わせて、コミュニティとしての「目的」「理想」「価値」の3つに分けて考えていくと、
1つ目の「共通性」は「チームメンバー」が同じ方向を向いて進むためのものです。
その上で、単純に同じ「目的」を持てばいいというわけではなく、強い意義を感じられる「目的」が必要になります。
そのためには「なぜチームメンバーが存在するのか?」といったことをベースに「目的」を合わせて、
「チームメンバーとしてどのような理想を実現したいか」を示した上で、
「チームメンバー」が強く「共感」することが大切になります。
「チームメンバー」がこれらを「自分事化」することでコミュニティへの「所属意識」が高まります。
ただ、それだけでは実際の「行動」には繋がらないこともあります。
なので、日常の行動基準となる「価値」に落とし込む必要性があります。
「理想」に向かってコミュニティが進んでいく中で、
自分自身がコミュニティに「役立っている」という「実感」から、「役割感」が得られやすくなります。
その上で、その「過程」で生まれる「自己重要性」が「チームメンバー」の熱量を高めます。
合わせて、コミュニティが「うまくいく時」「うまくいかない時」も、自分で考えて「行動」する「自律性」が必要になります。
そのために、「チームメンバー」がどう「行動」するかといった「役割」が「チームメンバー」にとって、「納得」できるものでなければいけません。
そして、「チームメンバー」の「自律性」のある「行動」と、コミュニティ全体の「活動」に必要な「行動」と接続させるには、
コミュニティなのか「チーム」なのかの違いをきちんと把握した上で、「チームメンバー」が、
どう「行動」するかといった「役割」を決める段階として「関係性」を高めていきます。
「チームメンバーの根幹にある4つの特性」である、「共通性」「自己重要性」「自律性」「関係性」をみんなで話し合って決めていくことも
「関係性」を高めることにも繋がります。
「コミュニティ」なのか「チーム」なのか
ここまでの内容を踏まえた上で、明確にしなければならない内容はチームなのかコミュニティなのかになります。
ここでのチームはプロジェクトとも状況に応じて言い換えても大丈夫です。
コミュニティでは「共感」をベースにした「理想」から「価値観」などを「共有」していることを前提に、
「チームメンバー」と「コミュニティメンバー」をコミュニティの「活動」を前提にそれぞれをまとめていきます。
「チームメンバー」
・目的から始まる
・目標・ゴールのために集まる
・終わりと解散がある
・活動(Doの価値)(※Beの価値をベースに)
・メンバーは役割を果たす
・貢献が価値
・提供の目線は外向き(社会やコミュニティ)
・意欲を重視した参加
・チームの段階を進めることが大事
・冒険に似ている
「コミュニティメンバー」
・理想から始まる
・価値・理想に共感して集まる
・続くことが前提である
・状態(Beの価値)(※Doの価値を見据える)
・メンバーはいるだけでOK
・安心と安全が価値
・提供の目線は内向き(中の人)
・より人間性を重視した参加
・定期的なイベントの開催が大事
・国や街の統治に似ている
コミュニティ創りをしていく上で、これらの違いを明確にしておくことは非常に重要です。
もう少し具体的に見ていくと、「目的」というものを起点でスタートする「チームメンバー」は、
「使命感」や「やるべきこと」といった「共通の言語」が必要になってきます。
「実現したいこと→そのためにすべき事」といったような流れをイメージしてください。
「チームメンバー」がどう「行動」するかといった「役割」を決める段階として「関係性」を高めながら、
チームがすべきこと、コミュニティがすべきことをきちんと分けて把握し、
どう「行動」するかといった「役割」を「納得」のいく形で決めていくことは、「チームメンバー」が熱狂的に「活動」することに繋がります。
「理想」を「自分事化」できるかが重要
ここまでのコミュニティの生産者となり得る、「コアメンバー」「チームメンバー」の内容を見てきた中で、
コミュニティ創りをしていく上では、「コアメンバー」「チームメンバー」が「理想」を「自分事化」できるかどうかが非常に重要になります。
例えば、「生産者」である「コアメンバー」がトップダウンで細かく何かの指示を出せば、
統制の取れたコミュニティを創り上げることもできるかもしれません。
ただし、それではコミュニティに主体性は生まれませんし、コミュニティのあるべき姿ではないです。
しかし、主体性が生まれなければコミュニティは活動的にはならず、「理想を実現」することはできません。
一方で、「チームメンバー」に思うままに「行動」してもらう方法もあります。
しかし、これもコミュニティの「活動」が止まってしまう懸念があります。
だんだんとコミュニティ全体の熱が冷めていき、
「活動」が鈍化していきます。
最も大きなポイントは、「コアメンバー」「チームメンバー」が「理想」を「自分事化」できるかどうかです。
つまり、「理解→共感→自分事化」といった形で、「自分事化」するといった意味合いになります。
もちろん、コミュニティの「理想」がメンバー全ての「理想」に急になるわけではない点と、
強制的なものはここでのコミュニティ創りではないです。
そのために、「コアメンバー」は「選択」「価値」「行動」「活動」の「4つの要素」を全てバランスよく意識的になる必要性があり、
「チームメンバー」は「共通目的」のために、自分はどんな「役割」をすればいいのかを考えることで初めて、
効果的な「行動」から主体性が生まれていきます。
ここでは、「理解→共感→自分事化」といった形で、「自分事化」できるといった流れをきちんと把握してください。
「過程」(プロセス)を全てコミュニティ内で「共有」する
ここまで、「価値を供給する」といった「役割」を担う「コアメンバー」「チームメンバー」「役割」を見てきました。
コミュニティの「生産者」となり得る
「コアメンバー」「チームメンバー」は、「価値がやりとりされる場所」を運営しているといった認識を強く持ち、
それぞれの「役割」を明確に認識した上で、「理想」に向けた「活動」における「過程」(プロセス)を全て、
コミュニティ内で「共有」することが非常に重要になります。
そして、この「共有」における対象が次の内容である「コミュニティメンバー」「フォロワーメンバー」になります。
「生産者」である「コアメンバー」「チームメンバー」はコミュニティの「理想」を「自分事化」し、
コミュニティの「活動」における「過程」(プロセス)を全てコミュニティ内で「共有」することが、
コミュニティ自体の「理想」がコミュニティ全体での「認識」として足並みが揃います。
いかがだったでしょうか。
今回は【中級編】Structure(構造)コアメンバー・チームメンバーの内容を見てきました。
ワーク 「コアメンバー」「チームメンバー」
さらに、今回の「コアメンバー」「チームメンバー」のワークシートがありますので、
下記のLINE@友達追加して無料で受け取って実践形式で行って見てくださいね!
このテンプレート通りにするだけで、コミュニティを構築していく上で、
「コアメンバー」「チームメンバー」における「役割」のデザインができるようになります。
また、コミュニティ構築個別相談会も実施しているので気軽に相談お待ちしています!